ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

ミシン

2008年05月03日 | Myself
数日前、ミシンを購入した。
フラもなくて暇だし、いくら好きとは言え夜まで料理するのはどうかと思って。
じゃあ、裁縫ってことでミシン。

私の中でミシン縫いの基本といえばパウスカートである。
ひたすら直線縫いのパウ。
私のサイズはもういっぱい持っているので、ティア用の小さなパウを作ることにした。
(そのほうが縫う長さも短いし)

で、全く自慢にならないが、昔から私とミシンの相性は最悪である
おかげでリッパーとの共同作業は慣れっこである

まだシャーちゃんが1歳前後のころ、ミシンを持っていた。
何かかわいい服を作ってあげたいなぁ、という母心があったわけですよ。
でも私が縫うと85%の確立で下糸が緩むのだ。
何度やってもそうなるから、縫い物得意の義母にSOSを出すと、同じ状態で義母はきれいに縫える
引っ越すときにそのミシンを近所のおばあさんに売ることにしたんだが、彼女が
「このミシン、ちゃんと動くの??」
と聞きながら試し縫いをしたときもやっぱりきれいに縫えて、おばあさんは満足してミシンを買ってくれたけど、私は納得がいかなかった

そんな過去はあるものの、今回はミシンで縫いたくて買ったわけだから、ちょっと気合も入っていた(いや、前回も気合はあったはず)。
生地を準備し、ボビンに糸を巻き、上糸を準備し、さぁ下糸を出すぞ!!
ってところから作業は難航

下糸が出てこない… っていうか、針が動かなくなる…

私じゃどうしようもないので、ジョセフ君が直してくれることに。
少しでもお役に立とうと、ボビンケースにボビンを入れ直す作業をしようとしたら、手が滑ってボビンが落ち、手から糸がダーーーーッと伸び出た
ジョセフ君、思わず苦笑。
そして、そんな妻の横でテキパキと作業し下糸まで出してくれた。

次、試し縫い。
テンションが合っていないのか、上糸も下糸も緩んでいる。
しかもなぜか、下糸が3本になっている
これを見たジョセフ君、
「…糸が増殖してるね
って。
2回やって結果が同じだったので、
「じゃあ、ジョセフ君やってみて!」
とちょっとむきになって頼むと、同じく糸は上下とも緩んでいたが、決して下糸は増殖しなかった…。
なんでかなぁ??
話には聞いていたが、実際に妻の最悪なミシンとの相性を目にしたジョセフ君はこう言った。

「Shantiaちゃん…、裁縫の妖精に何したの?! ここまでの人はそういないと思うよ?!」

 妖精を持ち出すな、妖精を!!

ジョセフ君ががんばって糸を調整したりしたおかげでようやく縫うことが可能になったミシン。
ってかさ、なんで縫い始めるまでに40分かかるかな?

最初の2~3本の直線は決して一回では縫えなかった。なぜか途中で1回針が動かなくなってねぇ…。
直すのはもちろんジョセフ君。
でも最後の3本は無事止まることなく縫えてShantia、ちょっと感動
ジョセフ君は
「何?裁縫の妖精と仲直りでもしたの?!」
って。

こうして初作品が完成。
これから少しずつミシンが使いこなせるようになるといいんだけどなぁ。