手作りのリース

毎週、水曜日は教会の『Play Group』に行っている。私は『Play Group』と呼ぶが、正式名称は別にあり、その趣旨は
『子供がいるとなかなか進まないプロジェクトを持ち寄って、話をしながら進めよう。子供達は仲間がいれば勝手に遊んでくれる』
というものである。スクラップブックの道具を持ってくる人、教会の責任の書類を持ってくる人、赤ちゃん用のセーターを編む道具を持ってくる人、などなど様々なメンバーが集まる。
(大抵の場合、子供が小さい組しか集まらない)
私は別に持ち出し可能なプロジェクトなんてないので、あまりメインの趣旨を満たす事はできない。が、ティアとマイキーは『Play Group』が大好きなのでおやつだけ持って毎週出掛けている。

今日もいつものようにのんびり準備して教会へ出掛けた。ティア＆マイキーは先週の『Play Group』に行けなかったので(私の体調が悪かったから)、いつもより更に楽しみにしていた。中に入ると、既に来ていた人が
「今日はね、リース作りをするって知ってた？」
って。全然知りませんでしたよ。
私より少し遅れて、リース作り指導組が材料を持って到着。どこからどう持ってきたのか、もみの木の葉っぱ、ひいらぎの葉っぱ＆実、リボン…。

扶助協会の会長であるTriciaはクラフト関係が非常に上手である。そしてその母は花屋さんなので、生花(葉っぱも含む)を使ったクラフトはお手の物。更にもう一人花屋をやっているメンバーがいる。今日集まったメンバー7人中、4人が教えられる立場。

彼女達の指導を受けながら金のハンガーを土台にして植物をぐるぐる巻いていく。この作業、Wili Styleのレイ作りによく似てるなぁって思った。違うのは、
巻きつけるものが針金(レイではラフィアという植物の繊維)
柔らかい葉っぱや花ではなく、枝つきの葉っぱを巻く
とにかくボリューム重視でがんがん巻く
ってとこかな??
ギューっと巻くというのは共通なので慣れているけど、ひいらぎの痛い葉っぱを巻くのは初めてなので、結構刺された

途中、半日授業のシャーちゃんを迎えに行き(水曜はいつも半日)、再び教会に戻ってリース作りを進める。子供達は10～13人ほどがみんな一緒に遊んでいた。あの団結力はすごい！しかもシャーちゃんがいたので、アレックスも一緒に遊んでくれた。
おかげで、何とか形になった私の初★手作りリース
リボンなんて用意していなかったので、花屋さんに素敵なリボンをもらい、っていうか彼女が持ってきた数種類のリボンから好きなのを選んで、彼女に結んでもらった　そのリボンを自分でリースに取り付けて完成～


リース作りがあるなんて全く知らずに『Play Group』に行き、帰りには素敵な生のリースを持って帰っているShantia…。しかも費用ゼロ　今年はユタ行きもあるし、クリスマスツリーもないし、てっきりクリスマスの雰囲気が全くない家になるかと思いきや、手作りのリースでクリスマスらしくなった

リボンをつけた後のリースを見た花屋さんが
「そうね、私だったらツリーの飾りの小さなシルバーの玉もつけるわね。すっごく合うと思うわ」
とアドバイスしてくれたので、Wal-martで飾りを買ってアクセントをつけてみた。


今まで、ツリーは何度も飾ってきたけど、リースは初めてだと思う。しかも手作り！しかも生花!!　
学校から帰ってきたジョセフ君は、ドアの横に飾ってあるリースを見て、
「…リースがある…。ねぇ、リースがあるよ？…買ったの？」
って。そこにリースがあることが非常に不思議そうに聞いてきた　作った、と答えると
「えっ」
だって。
夫婦そろって思いがけないサプライズをもらった気がして嬉しいShantiaでした