ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

結婚記念日

2006年06月25日 | Family
昨日(23日)は私たちの6回目の結婚記念日 しかも金曜日 私たちが結婚したのも金曜日だった。せっかくの記念日だし、何か特別なことをしたいとは思ったが、平日なのでジョセフ君は仕事。つまり日中は普段と変わらない生活である。食事を作ったり、片づけしたり、子供達を外に連れて行ったり…。この日中の生活、どっちかというと最悪だった。あのコピーセンター事件があったためどっと精神的に疲れたし、おとといから脱走を覚えたマイキーを何度も追いかけて捕まえ、更には裏にあるGビルの2階に脱走したマイキーを捕まえて無理矢理連れて帰るときに、マイキーの持っていたフリスビーを踏んで滑って転んだし 妊娠中に転んだのは初めてよ。私は左足のくるぶし、左手を強く打ったし、マイキーは頭をぶつけたし…。ストレスはピークに達したね

転んでおなかと足が痛くなったのと、日中のストレスでどっと疲れていたのがあり、ディナーの後ジョセフ君の勧めで少し休むことに。ボーッとしていたら突然チーズケーキとアップルパイが食べたくなった妊婦。うわごとのように
「チーズケーキ、たべたぁい。温かいアップルパイと冷たいバニラアイスたべたぁい」
と繰り返していた 特に最近、全然お菓子作りをしていないから余計食べたいのかも。

8時半になり、9時からのブライダルシャワーに行く準備を始めた。今日の主役は将来の義妹=義弟のフィアンセ 来週の水曜日がウェディング 私たちの結婚記念日にブライダルシャワー…。ある意味新鮮だわ。9時になって義母が迎えに来てくれたとき、なんと!ジョセフ君に義母がチーズケーキを手渡した どうやら、私がうわごとを言いながら寝に落ちたときにジョセフ君が電話でジョセフママに買ってきてるように頼んだらしい。優しいなぁ、ジョセフ君 なので11時にブライダルシャワーから帰ってきてから、時間は相当遅いけど、うすーく切ったホワイトチョコレートラズベリーチーズケーキを二人で楽しんだ なんせアメリカのチーズケーキなので非常に甘いが、うれしかったなぁ。
今年の記念日は二人でデートには行けなかったし、転んだりなんだりであまりパッとしなかったけど、一日最後のジョセフ君の優しさで日中の悪いことは帳消しかな??

ティアのおやつ

2006年06月25日 | Family
昨日の午前中、外で遊んでいたティアが突然戻ってきて
「まま、ドアあけて~」
と言ってきた。なのでドアを開けてティアを中に入れてあげると、ティアはまずカーペットに座り、そして母を見ながら
「ままぁ、ティア、パイたべたぁい」
と言い出した。
「は?!パイ?!」
母は突然の娘の発言にビックリ。
「ティア、パイ今ないよ」
と言うと、
「でもティア、おなかすいてるぅ!ままがつくってぇ
だと。パイ作るのに2時間ほどはかかるんですけどねぇ。今、おなか空いてるんでしょ??しかも突然"パイ作って"と言われても材料がそろってませんが?! 

簡単にできるおやつといえば…と考え
「あ、ティアじゃあ"ぽんちゃん"(ポンデケージョ)作ってあげるよ!!」
と宣言したものの、タピオカスターチがないことに気付いた母 マ、マルカイで買っておけばよかった。2パック(約1キロ)で1ドル弱なのに
「ごめん、ティア…ぽんちゃん作れないわ…」
と母が誤ると、
「ティア、パイたべた~い
と騒ぐ。結局その場はリッツクラッカー&チョコレートホイップクリームで乗り切った。

夜になってジョセフ君にこのことを話すと、
「ティア妊婦??誰かさんとそっくりな発言してるね」
だと。…妻をからかってる??
「Shantiaちゃんとティア、親子だねぇ
と妙に嬉しそうなジョセフ君。…どういう意味だろうなぁ。

26週目検診

2006年06月25日 | Myself
水曜日の午後、妊婦検診があった。娘達をおかるちゃんに預けマイキーを連れて学校のヘルスセンターへ。尿検査して体重&血圧を測って…。もう体重見るのいや ほんと、なんで家の体重計よりも4~8パウンドも多くでるわけ?!だから体重管理をしたくなくなるのよね(言い訳?!) そして診察室でDr.Shimizuの診察。カルテを見て第一声がこれ
「お!!今回はちゃんと体重が増えたのね~ 4週間で5パウンド(2.5kg)」
5パウンドって… 異常でしょう?! しかも"今回は"って??毎回しっかり増えてると思いますけどねぇ。
「5パウンドっていいの??悪いの??」
と聞くと、
「いいわよ!順調、順調!」
だって。日本じゃ思いっきりレッドカードを食らってそう アメリカじゃ順調らしい。

子宮底の高さを測って赤ちゃんの心音を聞いて、そしてDr.Shimizuが、
「これは別に診察とは関係のない質問なんだけど」
と言い始めた。なになに、アンケートでもあるわけ?と思っていたら、
「Shantia、以前出産後にカテーテルをつけて退院しなきゃいけないときがあったじゃない?あの時、どれくらいで膀胱が治ったんだっけ??」
だって。突然何を聞くかと思えば、5年以上前の私の出産時最大の失敗&屈辱の話ね 

シャーちゃんを産むときにトイレに行きたくなったんだけど、麻酔が入ってるからという理由で自分で歩いていくのを断られた。そしてカテーテルを入れてあげようか?と聞かれた。そのとき、痛そうだという理由で断った私(麻酔効いてるのに痛いわけない)。これが原因で膀胱が伸びすぎで機能しなくなり、カテーテルを入れたままの生活が新生児ちゃんのお世話と共にやってきた、という非常に嫌な過去である。Dr.Shimizuのオフィスで大泣きして慰められ、彼女と取引までしたあの時代(医者と取引したのはあれが初めてだったわぁ)。

「う~ん、2,3週間くらいだったかなぁ?」
と答えると、
「それぐらいだった?実はね、同じことになっちゃった患者さんがいてね。一人目を産んだところなんだけど。この障害でアドバイスが出来る人を必死で考えたんだけど、思い浮かぶのがShantiaしかいないのよ。5年以上前よね、もう。2~3週間くらいならそんなに長くはないわね」
「でも一人目だと大変よ。育児も慣れてないし」
「そうよねぇ、赤ちゃんの世話とバッグの世話とあるんだもんねぇ」
と妙にしみじみと過去を語る二人。
しかし、この会話、どうしても私にひとつの考えを浮かばせる。
もしかして、Dr.Shimizuの医者生活で私が最初の膀胱障害患者だった??
少なくとも今この辺に住んでる中では私が唯一なのよね、うん。なんか、複雑…。

それをジョセフ君に話したら
「そうかもねぇ、Shantiaちゃんが初めての患者だったかもねぇ。だとしたら、Shantiaちゃん、スペシャルだよ!!」
だって。それはいいのか、悪いのか??医者から病状の全治期間を聞かれるっていうのもそうない経験だとは思うけど。私、Dr.Shimizuに赤ちゃんを取り上げてもらうたびに何らかのハプニングを起こしてるからなぁ。今回はどうなるでしょう?