ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

日本行き ~羽田から熊本へ~

2006年06月30日 | Family
成田-羽田間のリムジンバスのチケット買うためにカウンターへ。カウンター上の表示を見ると会社が違うらしいがどの会社にも『エアポートリムジンバス』の言葉が(英語) なのでどこに行けばいいのかわからず、とりあえず一番端っこの会社に聞いてみた。すると
「それは隣ですね。リムジンバスですから」
って結構そっけない答が返ってきた。日本なのに!!接客サービスNo.1の日本なのに!! あたかも
「ここで売ってなくて当然。隣に"リムジンバス”って書いてあるでしょ?」
とでも言いたそうな口調。普段英語の表示で生活している地域から久々に帰ってきた私たちから言えば
「…おたくにも"リムジンバス”って書いてありますけどねぇ、英語で」
と言いたい

このリムジンバス、75分もかかるんだよねぇ、羽田に行くの。私たちが指定したのは3:45発。ハワイ時間で既に午後8:45。子供達のベッドタイムを過ぎている。バスの中って飛行機よりも静かだからうちのお子様達をいかに静かにさせるかが大きな課題だった。とりあえず最初の1時間弱はHachi-mamaにもらったおやつで乗り切った しかしだね、バスの窓からマイキーが見たこともない電車やら観覧車やらがどんどん見えてきて乗り物大好きのマイキーが興奮しないわけがない!!特にあの坊ちゃんは興奮すると大声で誰かに訴えるタイプ。その度にジョセフ君と私で
「シーッ!!小さい声で言おうね」
と言っていた。しかし!!羽田まであと10分くらいのところでマイキーが前列に座っているティアにちょっかいを出していたとき、ティア&シャーちゃんの更に前列に座っていたおばさんが突然スクッと立ち上がって振り向きマイキーに向かって
「シーッ!!Be Quiet!!」
と言い放ち、着席 我が家目が点…。ジョセフ君、横で
「…英語上手だね」
と皮肉っぽい すみませんねぇ、うるさい子達で。普段、自家用車でしか移動しない地域に住んでますので、公共の乗り物なんて乗らないんですよ。公共マナー、うちの子達ゼロですから、悔しいことに。そのおばさん、羽田第2ターミナルで降りたんだけど、そのときに荷物を降ろしている若い空港従業員3人に何かを必死で訴えていた。どうみても苦情を言っている。その若い3人衆はとりあえず頭を下げて謝っていたがおばさんがすたすたと去った後、顔がすっごく疑問で包まれた様子だった。…あの苦情は私たちのことか??

羽田空港についてチェックインをし、そしてゲートへ。

離着陸情報を見たり聞いたりしていると
○宮崎行き 悪天候のためキャンセル
○広島行き 現地の天候しだいでは羽田引き返し
と言っていた。天気悪いのねぇ、全国的に。そして私たちがゲートについて待っているとアナウンスが。
○熊本行き 現地がひどい雷雨のため、上空の状態によっては福岡空港着陸、もしくは羽田空港へ引き返し
… すごくやめていただきたい。時刻は午後7時。ハワイ時間で言えば午前0時である。子供達の疲れもピークで何してもぐずる。ティアはパパに抱っこされて寝ちゃったし、マイキーは意地で起きてるけど眠いのは当然。シャーちゃんはがんばってママの言うことをきいておとなしくしているけど足取りがもうフラフラでベッドがあればすぐに寝そうである。これで福岡や羽田にとどまることになったらどうしよう。とりあえず熊本のかかさまに電話。そして私たちに他にできることと言ったら『お祈り』しかない。どうにか無事に熊本に着けるように祈って飛行機に乗り込んだ。子供達、すぐ寝に落ちた。ジョセフ君も私も疲れはピーク。寝ようとしたが私は腰が痛くてあの姿勢じゃ眠れない。目を閉じてできるだけ休むだけ。岡山上空辺りで機長からのアナウンス。
「あと5分ほどで悪天候の中を飛行することになるため、シートベルトサインをつけさせていただきます。揺れが予想されますが機体は丈夫に出来ているため安全には影響ございません」
だと。安全のことをアナウンスしてくれるとはなんて優しい でも実際はそんなに揺れなかったような気がする。意識がもうろうとしてたから覚えてない。そして気付いたら機体の下で車輪が出る音がし、いつの間にか熊本空港にゴゴゴーッと着陸。おぉ、無事についた!!

シートベルトサインが消えると共に通路はひとだかり。…日本の皆さん、行動が早いですね 我が家は子供達がみんな寝てることだし、別に急ぐこともないのでみんなが降りてしまうまで席に座ってボーッ。ハワイで生活してる間にこういうところで急ぐという考えはなくなったわ。乗客が全員降りたところでやっと降りる準備。かわいそうだがシャーちゃんは起こして歩いてもらった。ごめんねぇ、長女であるばっかりに 私はマイキーを抱っこし、ジョセフ君が荷物&ティア担当。荷物のターンテーブルでは空港の従業員さんが手伝ってくれて、しかもかかさまの車まで荷物を運んでくださった。さすがサービスNo.1!!そして
「よかったですねぇ、今雨が降ってなくて。さっきまですごかったんですよぉ、風と雨と雷で嵐のようでした」
と言った。私たちが到着したときの空にはそんな様子が全く残っていなかった。祈りのパワーを改めて実感 おかげで無事に午後10時ごろ、我が家へ到着。ハワイ時間で午前3時。着替える気力もなくそのまま全員で 無事について何よりです。

日本行き ~成田までの旅~

2006年06月30日 | Family
待ちに待った日本行き!!朝6時に起きてまずシャワー。少し急ぎモードで髪の毛を乾かし、ブラッシングをしていると突然バキッ!!という音が。気付いたら私のブラシが見事に半分に折れていた…
「ジョ、ジョセフく~ん、ブラシ折れたぁ。今から飛行機に乗るのに、縁起悪い~
と訴えると
「悪いことなら今起こったほうがいいでしょ。はい、気にしないで続けて」
といわれた。そしてその後、シャーちゃんの髪を二つ結びにしていると、ペシッと言ってゴムが切れた な、なんで?? 更には、私が髪が半乾きの時にいつもつかうミニ髪留めも止まらなくなって、使用不可 …昨日は使えたんだけどねぇ。そんなこんなでこういう日の朝に限って3つもヘアグッズを壊した私。もう心臓バクバクである

7時すぎに義父の運転でホノルル空港へ。そして11時15分発の成田行きJALで飛行機の旅 私たちに与えられた席はスクリーンの前。そして全員が搭乗したところで空席がある、ということでジョセフ君とマイキーが少し後ろの席へ移動。4席分しか取っていなかったのに、家族5人で計6席もらえることに。飛行機は各席にテレビが付いた機種で、結構これが助かった。シャーちゃんとティアはディズニーチャンネルを3回程見たところで初めて飽きてきてお絵かきに変更。マイキーはそのころパパとお昼寝中だった。飛行機嫌いの私はまずコメディー映画を見て気を紛らわし、その後お絵かきをしている娘の横でナンバーロジックを解く。シャーちゃん達が寝なかったから、私も寝れなかった。Dr.Shimizuに言われていた"出来るだけ歩いたりして足を動かすように”という指示はなんなくクリア。だって妊婦である私&娘二人の付き添いとして、計20回近くトイレに行ったから ジョセフ君なんてたった1回行っただけ。あの人、飛行機の旅に対して得する体質よね、うん。

飛行中、シートベルト着用サインが2回点いた。私はドキドキだったのに、隣のシャーちゃん&ティアは涼しい顔でディズニーを見ていた。…余裕ですな。私だけか、家族で飛行機が怖いのは??

飛行機は予定より25分早く成田空港へ到着。素晴らしいJAL!! 飛行時間は短い方がいい!機内で見た成田空港での流れのビデオでは入国審査のカウンター11番は障害者、高齢者、子供づれ、妊婦優先カウンターになっている、と言っていたので
「あら、それは優しい
と思っていたが、実際入国審査カウンターへ行くと入り口にずら~っと長い列。その入り口を通ってからそれぞれのカウンターに分かれるらしい。結局私たちが並んだのはカウンター20番。…優先カウンター、役目なし もうちょっとさぁ、配慮が必要なんじゃないの??カウンターまでたどり着けないって頂けないよ?!

無事に入国手続きを終え、荷物を取ってゲートを出たところでHachi-mama&Hachi君と再会~!!6ヶ月ぶりだよ~!!Hachi君の言葉がほんとうに増えていてビックリ。大きくなったんだねぇ。

短い再会の時間を楽しみ、Hachi家は家へ。我が家はバスで羽田空港へ向かった。