ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

3本のコルトン・シャルルマーニュ70ページ目

2009-04-14 22:34:03 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
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【70ページ】


会長     ソムリエとして当然だよ!

       それらは、ブルゴーニュを代表する白ワインというより、世界最高

       峰の白ワインだからね。

       ソムリエは、それらすべてに精通する必要がある!
 
専属ソムリエ 会長、1本目のコルトン・シャルルマーニュを注ぎます。

       ヴィンテージを当ててください!

会長     コルトン・シャルルマーニュは、本当にうまい!

       このワインを口に含むと、テイスティングしてヴィンテージを

       当てようと思わなくても、自然と判ってしまう。

       これは、1998年のヴィンテージでしょう。

専属ソムリエ さすが会長!

       2本目を開けますよ。

       会長は、なぜコルトン・シャルルマーニュがお気に入りなのですか

       ?

会長     私がこのワインを愛する訳は、西ローマ帝国の皇帝が誕生させた

       ワインだからです。

       少年から青年にかけて、西洋史に非常に興味をもっていて、カール

       大帝は、私のヒーローだったのです。

専属ソムリエ カール大帝のフランス語読みが、シャルルマーニュですよね?

会長     そうだ!


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