ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

おいしいワインとは?65ページ目

2009-04-11 06:21:31 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
             おいしいワインとは?


和音    マスター、このワイン常連さんにサービスしてあげて!

マスター  シャトー・マルゴーの2000年ですね。

      今日のお奨めワインは、メドックのマルゴー村のワインですが、

      常連さんは、飲み比べできて喜びますよ!

和音    今日も、田辺さん来るかな?

マスター  もうすぐ?

田辺    マスター、こんばんわ!

マスター  田辺さん、後でいいワインサービスするから。

田辺    楽しみだわ。

      
マスターに、挨拶した田辺は、さりげなく和音の隣に座った。


和音    田辺さんに、今日のお奨めワインを!

田辺    昨日、お休みだったので、大阪の百貨店のワイン売り場を見て    
      回ったの。

和音    勉強熱心だね。

田辺    その時、若い女性二人の会話が耳に入ったの。

      「ワインでおいしいイメージがあるけど、酸っぱくて、渋いワインも      
       多いね」

      「私もそう思うわ!」

       と話していました。

       和さん、この話どう思います?


66ページに続きます。

  

ソムリエロボットの実力は?64ページ目

2009-04-11 05:43:16 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
【64ページ】


和音   博士は、将棋のプロとコンピューの対決では、どちらが強いと思います

     か?

博士   チェスは、かなり前に、世界チャンピョンを破っていますね?

     それから何年も経ち、コンピューターの性能も飛躍的に伸びているので

     コンピューターの方が強いのでは?

和音   コンピューターは、将棋のデータは、ワインのデータ以上に持って  

     います。

     しかし、人間はデータにない手を指すことがさきるのです。

博士   コンピュータは、変化に弱いというこですね?

     わかりましたよ!

     アジミーには、ワインのデータの積み重ねではなく、変化を予測できる

     能力の強化が必要なのですね?

和音   そう思います。

博士   シャトー・マルゴーの2000年だったら、1年後の成分、2年後の

     成分といった具合に推測させる訳ですね。

和音   そして成分分析する機会があれば、データの修正をすれないいのです。

博士   和さん、次回のワイン会までに、アジミーを改良します。

和音   期待していますよ!