ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

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我儘時代の生き方と知恵『六輔の生き方』

2022-04-24 16:10:29 | 人生を「生かす」には
経済環境が良かった時代の所為なのか、「自分らしく生きる生き方」我儘ができた時代の世代だと感じる。だが二人の娘の結婚式に「暇だった来てもいい」は父親として、恥ずかしく、悲しい限りだ。最低限、父親として娘の門出に花向けできない「有名」(我儘・孤独)にはなりたくはない。文中にある「君が代」の意見にはなるほど!だ、と思う
『六輔の生き方』永六輔
ー職業はと聞かれると「永六輔をやっています」と答える 
    肩書きが多く一言では言えない「有名人」タレント
    ラジオタレント、作家、歌手、司会者など多くの団体の顔を持っている
ー実家は寺、高卒(大学は学費を払わなかった理由で卒業証書がない)、学童疎開
    虚弱体質で病院暮らしが長く戦争で軍人になれず疎開、中学生からNHKのバイト
    相当にマセた子供で友人が少なかったが辛いと思った事がないほどに 耳学問に専念
ー人生を面白くする方法
    「風」を感じられるかどうかが人生の分かれ道・芸で物事社会を知る
        (知識の習得:寄席・歌舞伎・浪花節・公団・落語・寄席)
    面白いことは時間がなくなってもやってみる
    好奇心旺盛(見て聞いて)・思い立ったらやってしまう精神
        (テレビ開始と共に上方で芸を学ぶ・能・狂言・浄瑠璃・上方漫談等)
    強い人とは喧嘩をしない
ー教養が深まる「笑」を磨く
    「芸は批判に始まる」と劇場などに出かける見聞を広める(演劇・大道芸等)
    「聞く立場」が基本として人との関係を築く
    「笑う」ということへの興味が日常の人間関係、生活環境を変えた
ー人生の信念
    面白くないこと、自分に興味のないことはすぐやめる、しない
    自分が良いと思う意見を貫く(口喧嘩もする)
    活字以上に人の発する「言葉」が重要だ(選ぶだけの表現力を持つ事が大切)
    言葉の最初は相手の意見を「褒める」から始める
    3ヶ月以上の先は考えないこと
    イライラしないで相手の意見を聞くこと
    世の中50年経っても実験ばかり(いつも新たな経験がある)
    人を区別するが差別はしない
ー世の心配事
    「言葉が一方的になっていくこと」(感情とか人間性が薄っぺらになること)
    便利さの中で失われること・ものを知ること(IT化・情報化社会)
    家族は「他人行儀」であれば円満(奥様は口とか文句を一切言わないできた人物)
    二人娘の結婚式に言われた言葉「暇だったら来てもいい」は悲しすぎる
ー「君が代」はメロディーに合わせた歌詞が短く、母音が不自然で、意味がよく理解できないように家元制度を守るように都合よくできている


「年齢別」自分の貰える年金額一覧は参考になる

2022-04-24 08:40:28 | 人生を「生かす」には
「自分の貰える年金額」を知る人はほとんどいないが、これを見ると老後設計も立てやすいのか(悲しいかな年金は毎年減り続け、介護保険なる金額が増え続けているから手取りはもっと少ない)
これを見るとやはり将来不安から「消費」より「貯蓄」に回るのは理解できる。政府の老後対策政策をもっと真剣に考えてほしい。


愛の言葉は恋人を虜にできる『シラノ』⭐️5

2022-04-24 07:29:13 | 映画から見える世の中の動き
複雑な3角関係、愛を手紙で虜にさせた男性、女性がある晩に見初めた男性と思い続ける。だがその手紙の本人とその男性は全くの別人だと知る、それは命のある最後の一時となった。とても感動的なシーンだ。愛を綴り続けた手紙で人の心を奪えるのか、魂さえも虜にできるのだろうか。 「愛に生きる」とはこんな映画で愛する人、愛されることの愁のことを言うのだ。
『シラノ』Cyrano
17世紀フランス。シラノの音楽、ロマンス、美しさで感情のシンフォニーに映画ファンを包み込み、悲痛な三角関係の物語を描く映画。実力も能力もあるシラノ・ド・ベルジェラック(ピーター・ディンクレイジ)は、馬上槍試合でも猛烈な言葉遊びでも、決闘で華麗な剣術でも、目がくらむほどの有能者。しかし、シラノは明るいロクサーヌ(ヘイリー・ベネット)の愛に値するものをシラノの卑しい醜い外見から献身的な友人クリスチャン(ケルビンハリソンジュニア)に譲る。愛を手紙で綴る本人との違いがロクサーヌが悟り始めるが、シラノはまだ彼女に対する彼の気持ちを宣言しない。 ロクサーヌが結婚相手として選んだのはクリスチャン、だが、クリスチャンは戦場で戦死する。それでもシラノは毎日愛の手紙を送り続け、気持ちを最後に死ぬまで素直に打ち明けなかった。


想像したイメージを創ってくれるアプリ『DALL·E 2』

2022-04-23 16:46:33 | 最新技術(IT)で変わる事
絵が下手な人には最適なアプリが開発された。文字から映像を創造すると言うまさにAI技術を組み込んだ面白いアプリだ。(英語のみ)
文字で入力するとそれが予測されたイメージ映像を作りだと言う仕組みだが、発想力が必要かもしれない。新たな製品開発、サービス等にも十分利用可能だろう。 アプリ名はDALL·E 2


皮膚細胞を蘇らせ若返るのは可能『細胞の再生生物学』って何?

2022-04-23 11:55:34 | 最新技術(IT)で変わる事
@2007年にノーベル賞を受賞した山中伸弥の画期的な手法に基づいた研究結果の一つが、「再生生物学」古い細胞を含む細胞を修復または交換すること。
「細胞は機能を失うことなく若返らせることができ、若返りは古い細胞にいくつかの機能を回復させるように見えることを証明した。」と言われその結果、実験では未処理の細胞と比較して皮膚細胞が30年若くなった、という。これは有望な兆候であり、アルツハイマー病などの加齢性疾患を治療する細胞を作成することもできると考えている、と言う。
サイトの詳細情報は


「心の傷」を克服できるのは自分だけ『まほろ駅前狂奏曲』

2022-04-23 07:43:38 | 人生を「生かす」には
人はそれぞれ心に刻まれた傷が少なからずある。その傷を癒して立ち直るか、死ぬまで心に持ち続けるか、だろうか。だが決してその傷は消滅することなく心の中で生き続け、他人が助けてくれるものではないと悟るべきだ。人にも自分にも人生がある、だが選ぶのは本人、自分だけだ。
ほのぼのとした生活を捉えた小説だが、人の心の「傷」というのは厄介で、治療薬となるものは稀だと言うことを知っておくべきだ。
『まほろ駅前狂騒曲』三浦しをん
「概要」まほろ市は東京都南西部最大の町。駅前で便利屋「多田便利軒」を営む多田啓介と、居候になって丸二年がたつ行天春彦。二人のもとに、かつてない依頼が……それは、夏の間、四歳の女の子「はる」を預かること。慣れないことに悪戦苦闘する二人に、忍び寄る「魔の手」!まほろ市内で無農薬野菜を生産販売する「家庭と健康食品協会」の幹部・沢村。まほろの裏社会を仕切る、若きボス・星。地元のバス会社・横浜中央交通(横中)に目を光らす岡老人。彼らのおかげで、二人は前代未聞の大騒動に巻き込まれる!
ー居候の行天は既に3年目の同居、「空から降りてきた厄介者」過去の心に刻まれた傷が未だ治っていない、それは「子供嫌い」。親の躾から「神」的存在として扱われた事で反抗期となり結婚した後、自分の娘を世話することになる
ー4歳の娘は母親の出張中、便利屋であづかる事になるが、それは娘を本当の父親行天に認めてもらいたいという母心だった。

文中の気になる言葉「喜びや哀しみや幸福や苦しみは、死で全て無に記するものではない。死んだ者のことを今も生きているように心に息づいている。死はあらゆる生き物が抱えている、生まれたらできる限り生きようとし、繋がり合おうとする。死という残酷さに対抗するために、命は虚しく生きて死んでいくだけのものはないと証明するために」


退職後の「金儲け」罠『The Contractor』⭐️3.5

2022-04-22 06:40:00 | 映画から見える世の中の動き
引退、退職後の人生は誰でも大きく変わる。ましてや年金等が無い老後生活は一変するだろう。それは生活の為に多少胡散臭いビジネスでもつい手を出してしまうのは頷ける。最近は特に口コミの金儲けの話が多いが要注意だ。巧みに仕組まれた話に足を踏み込むと抜けれないこともあるが、辛いのは信頼した人を裏切る場合もあることだ。(悪の知恵はレベルが高い)
『The Contractor』
アクション満載のスリラー映画で、特殊部隊のジェームズ・ハーパー(クリス・パイン)軍曹は、陸軍から除隊され、年金からも切り離された。借金で、選択肢がなく、家族を養うため、ドイツへのスパイ活動に同意する。最初の任務に失敗、仲間の一部は警察と遭遇し射殺され、残された仲間とジェームズは逃亡するが古傷が悪化し、別行動をとる。だが、またしても狙われて逃亡する。結局、仲間に騙されたことを知り激怒、復讐に向かう。


タイタニックは事故を事前に避けれたという実証

2022-04-21 17:10:01 | 世界の動きから見えるもの
「タイタニック号沈没」1912年4月、氷山と衝突、1500人が犠牲となった。事故は「人災事故」であると実証された。それは船長等の「過信」とある。5回以上もの他の船からの警告を無視した結果だという事。何故「過信」したのか、それは最新式の豪華客船であり氷山くらい避けられると思ったという。人の「過信」ほど怖いものはない、ということだ。



日本も上陸するか「オンライン賭博」市場

2022-04-21 09:45:17 | 世界の動きから見えるもの
「スポーツ賭博含むオンライン賭博市場の拡大」2018年に米最高裁が解禁し、21年に5州で合法化、現在は約33州に上る(22年4月時点)「iGaming(アイゲーミング)」と総称されるオンラインギャンブルの売上高も急増しており、iGamingが許可されている6州の合計で、昨年の売上高は前年比139%増となる37億1000万ドル(約4260億円)となった。 現在、長崎と大阪がIR推進都市となっているが・・・
米国の賭博市場は2021年の530億ドル(約6兆800億円)に達した。新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)前の2019年に記録していた数字を21%上回り、過去最高を更新した。
日本は既に電話等での賭博券購入があるが公式・公的にはまだない、としている。(パチンコの金品交換は公的には認めていないと言う事実と似る)


都市の変化「限界」が見えてきた『限界都市あなたのまちが蝕まれる』

2022-04-21 07:48:48 | 世界の動きから見えるもの
『限界都市』昔東京は「首都移転」構想などあったが、問題は「東京での中央集権国家体制」だと言う。やはり東京直下大地震等がない限り国政は動かない、やらない、やりたくない姿勢だ。政治家もそうだが日本は今「考えることもめんどくさい」国民となっていることに寂しさを感じる。だから経済も、新規技術力も急激な後進国になりつつある姿を認めたくない現象が起きているのだ。「車依存の脱却」は都市再開発で重要なポイントになるだろう。 それには自転車、キックボード、路面電車など大幅な道路規制緩和が必要だろう。
『限界都市あなたの街が蝕まれる』日本経済新聞
「概要」日本のこれから直面する課題「人口減、地方・郊外の高齢化が進むなか、都市を現状の規模」2020年に向けて首都圏で各所で進められる行き過ぎた再開発、間に合わないインフラ整備。その一方で高齢化が進み駅前商店街が歯抜け状態になる郊外、空き屋増加で見込みが立たなくなったマンション修繕など、人口減が進むなかで高度経済成長型の都市開発が続けられる歪みの実態を明らかにする。再開発案件やコンパクトシティ化事業にどれぐらいの補助金が入っているのかや、マンション修繕費用の状況などを明らかに。(2019年出版物)
ー2015年の人口1億2709万人が2065年には8808万人まで減少
    総世帯数5344万世帯が2013年に既に6063万戸で供給過剰状態
    住宅価格は堅調に伸びている現実、だが、過疎化で「限界都市」化になりつつある
ー市街地開発の発展した理由
    1969年の補助金制度(3分の2を国と自治体で補助)
    30年間で累計1兆3千億円の公費を投入
ー人口減少社会に向けて
    2000年代からの課題、過疎化による「空き家・空き地」でスポンジ現象
        東京の空き家約15万戸、高齢者住宅67万戸
        空き家予備軍は大都市圏でも2割を超す勢い
        2045年には7割の市町村でも2割以上の人口減
    マンショなどの大規模修繕の工事費負担(全国文献の4分の3に財源不安)
    老朽化したマンションの住人は老齢者=年金生活者は立て直す財源がない
    築40年以上(老朽化)の地区の地価下落と地区増
    築45年超の老朽化団地は20年で10倍以上に膨れ上がる
ーソリューション
    行政の建蔽率規制を制御する必要性(個人、企業の権利濫用を防ぐ)
    行政は住宅拡大ではなく「住みやすい環境」の総力を注ぐこと
    「壊す力」から「直す力」への建築規制の強化が必要
    若者が入居しやすい環境で地域人口を増やす工夫(私有財産への改革)
    市街化調整区域の規制緩和で街を集約(地域再生)
ー急成長している地域
    ユーカリが丘(千葉県佐倉市)人口1万8千人(目標3万)老齢者と若者の融合誘致
        世帯動向を把握、老人・若者の共生(一気に同世代を入居させない)
    「福祉のまちづくり」(病院・診療所・老人ホーム・障害者施設の整備)
    利用価値のない建物を撤去し空き家を「無料」で貸し出し有効活の場を提供
    諸外国ドイツライプッツ等キーワードは「車依存から脱却」社会の構築


世界初のコンピュータプログラマーは女性で若干20歳だった『エイダ・ラブレス』

2022-04-20 17:07:49 | 歴史から学ぶ
@世界初の英国プログラマー、19世紀の伯爵夫人エイダ・ラブレスをご存知だろうか。父親は詩人のバイロン卿、エイダは厳密さと想像力を併せ持った英国の「詩的な科学者」。母は父と離婚、エイダ(生後5ヶ月)だがエイダは人生との出会いに直面しこの偉業を残したとある。その人物はチャールズ・バベッジ数学者であり後に結婚するが、36歳子宮がんで最後まで「コンピュータ言語」完成できなかった。 人生生きる中で、人は自分を支える出逢いというのが必ずあると信じ、それをしっかり自分の行動で掴み取れば偉業だって残せるということだ。
詳細の記事
「エイダが最初のコンピュータープログラムを書いてから100年以上たった1979年に、世界中の交通機関や軍事システムで使われているプログラミング言語が、彼女にちなんで「エイダ」と名づけられている。



一枚の写真『もうそろそろ出てきても良い頃だよ』

2022-04-20 09:55:30 | 一枚の写真
「もう世間に、海外に出しても良い時期だよ」
この意外な円安、日本から輸出できる「良質の農産物、品質の高い食品(和菓子・日本酒、お菓子類など)、匠の工芸品など」の拡大時期に差し掛かったと思う。もうIT/車も後進国となり世界ブランドで打ち勝てるものが失くなった日本・・・政治家はいつも「検討中・結果見送り」ばかりだし、もうこれしかない。
JTB総研の入出国者数
(写真提供:Bbmail)


裏切りは仕返しとなって返って来る『 Xの悲劇』

2022-04-20 08:00:38 | ミステリー小説から見えるもの
警察・検察捜査が陥りやすい仕掛けは、犯罪となる証拠が関係者が犯人となり、犯人と思われる関係者も殺害されることで「手詰まり」状態を仕組んだ巧みな犯罪だ。謎を解く鍵、警察(読者)の目を最後まで欺き続けさせるこの小説は素晴らしいの一言に尽きる。(最後まで犯人が特定できない謎) 人は遠く昔の事でも裏切られることへの恨みがいつか仕返しとなって起こってもおかしくないと思うばかりだ。
『Xの悲劇』エラリー・クイーン
「概要」満員電車の中で発生した殺人事件。被害者のポケットからは、ニコチンの塗られた針が無数に刺さったコルク球が発見された。群衆ひしめく巨大なニューヨークで続く第2、第3の大胆な殺人にも、目撃者はいない。
3つの死体との関連を解く謎。
    1、満員電車内でコルク球にニコチンが塗られ急性中毒症で発見された死体。 
    2、電車の車掌が船の埠頭で死体となって発見。
    3、裁判で無罪放免になった矢先の電車内での拳銃による死体。
ー死体には偽装するための証拠が残った    
    1、コルク球を持っていた「手袋」
    2、車掌の身体特徴「赤毛と足の傷」
    3、切符を入れた上着ポケットの場所と死体の指の形
一人の同一犯が犯せる仕組み、それは変装と偽名
    昼間勤務の車掌・セールスマン・深夜の電車の車掌(巧みに時間を使い分ける)
ー昔の仲間と鉱山を発見、だが妻が殺害され罪を被され投獄、長年の恨みを計画する
ードルリー・レーン(劇作家兼推理作家)が刑事と判事への忠告(判断ミスが起こる原因)
    「罪と罰に対峙する心構えにおいて、多くの演劇作者が戯曲との解釈について犯すのと同一の誤りに陥っておられるようです」
    「人間が自分の命を狙う相手に直面した時に、いかに漠たるものであれ、加害者の正体を示す手がかりを残すことができたら、犯罪と刑罰の問題はずいぶん簡単になるだろう、と」
    「私は奇跡など信じませんし、無論自分で起こしたこともありません。この度の興味深い捜査で私が成功を収めることができたのは、いわば、観察に基づいてそのまま考え出した直接の結果に過ぎないのです
ー「永劫の刹那」
    絞首刑に処せられる直前の脳裏に浮かぶ人生の出来事・最後の瞬間に見える


恵まれた上司による人生の選択『人生を変えるクローゼットの作り方』

2022-04-19 11:35:03 | 経営・リーダーシップに必要な事
@一人のファッションデザイナーが顧客の「何でも相談」人生相談役的な存在になり、顧客の心を鷲掴み、顧客との強い絆を作り上げ40年間もの間仕事を続けることができた。それは特にファッションではつい迷った挙句の果てには同じような色合い、スタイルを買ってしまう顧客に「ファッションで自信を持たせ、輝かせる事」を一心に自分の意見をズバリと切り込んでアドバイスしていることだ。やはり一流プロの目、感覚は、人付き合いが長ければ長い程信頼、信用されることにつながると言うことだ。
仕事に重要なのはやはり「尊敬する上司」でなければ仕事が上手くいかないし、昇進、昇格にも影響する。だから上司次第で転職する時代が既に有ると思う方が良く、精神不安定になる前に素早い転職はいい人生になると思うことだ。
『人生を変えるクローゼットの作り方』ベティー・ホールブライシュ
「概要」服を替えれば人生が変わる! ニューヨーク・マンハッタン五番街の高級老舗デパート、バーグドルフ・グッドマンに世界中のセレブを顧客に持つパーソナル・ショッパーがいる。恵まれた幼少期、華やかな結婚生活と破綻、自殺未遂、乳がん…。その波乱万丈な人生が、彼女に唯一無二の人間力をもたらした。傷心の彼女が40代にして初めて仕事を得たのがファッション業界。そして、90歳でもなお、ショッピングを通して顧客をセラピーし続ける。伝説のパーソナル・ショッパー、ベティ・ホールブライシュが語る半生。
ー1930年代、シカゴで裕福な家庭のひとり娘として、何不自由ない暮らしを送る。
ーマイアミでホテル・オーナー大富豪の息子サニーと出会い、1945年結婚。ニューヨークでのゴージャスな新婚生活を送り2児の母となる。だが子供たちに精神的異常が発症、保護施設などへと別居する羽目になる。夫の気を引こうと、浮気と自殺未遂を起こし、精神病患者となる。
ー精神科を退院したベティは、バーグドルフ・グッドマンで働き始め、「ソルーションズ部門」のディレクターに就任、超多忙な日々と新たなパートナー、ジムとの出会い。その後ジムとは何でも話し合える恋人として29年間付き合う。
ー映画やドラマ用の衣装リースサービスを開始。母の遺伝子を継いだのか衣装デザイナー、有名女優らが次々にクライアントになる。だが、乳がんが発症したことで、逆に生きがいと慰めを与えてくれる仕事の力で精神科通いを卒業する。
ー身内や親しい人たちを亡くすベティ。ファッションの世界も様変わり、86歳、クオリティもスタイルも姿を消しつつあると嘆くが、メディアにひっぱりだこで有名人に。ベティーの一番の生きがいは女性に自信をもたせ、輝かせることだと悟る。
ー「顧客が求めるのは買い物だけではなく、多くには母親役を求め、様々な形でそれに応える」
ー顧客の要望を叶えるために顧客と店内を歩き回り顧客のソーシャルライフを知り、セラピストのように振る舞う
ー「これはなかなかね」「面白みにかけるわ」「ほんと、とても綺麗ね」「似合っているわ」「絶対に買うべきよ」究極の褒め言葉は「ほんと凄くいい、気に入ったわ」(I love it)
ー3択「3つの選択肢を提示し顧客に決めさせる」
ー話を聞いてくれる人の存在・仕事を任せてくれる上司・何事も信頼し合える仕事仲間・必要とされる存在になる事
ー晩年「手と頭の動きが鈍くなるのは悲しい。だから、わざわざ思いワゴンを引っ張たり体を動かすようにしている、チャレンジが大事」