@一人のファッションデザイナーが顧客の「何でも相談」人生相談役的な存在になり、顧客の心を鷲掴み、顧客との強い絆を作り上げ40年間もの間仕事を続けることができた。それは特にファッションではつい迷った挙句の果てには同じような色合い、スタイルを買ってしまう顧客に「ファッションで自信を持たせ、輝かせる事」を一心に自分の意見をズバリと切り込んでアドバイスしていることだ。やはり一流プロの目、感覚は、人付き合いが長ければ長い程信頼、信用されることにつながると言うことだ。
仕事に重要なのはやはり「尊敬する上司」でなければ仕事が上手くいかないし、昇進、昇格にも影響する。だから上司次第で転職する時代が既に有ると思う方が良く、精神不安定になる前に素早い転職はいい人生になると思うことだ。
『人生を変えるクローゼットの作り方』ベティー・ホールブライシュ
「概要」服を替えれば人生が変わる! ニューヨーク・マンハッタン五番街の高級老舗デパート、バーグドルフ・グッドマンに世界中のセレブを顧客に持つパーソナル・ショッパーがいる。恵まれた幼少期、華やかな結婚生活と破綻、自殺未遂、乳がん…。その波乱万丈な人生が、彼女に唯一無二の人間力をもたらした。傷心の彼女が40代にして初めて仕事を得たのがファッション業界。そして、90歳でもなお、ショッピングを通して顧客をセラピーし続ける。伝説のパーソナル・ショッパー、ベティ・ホールブライシュが語る半生。
ー1930年代、シカゴで裕福な家庭のひとり娘として、何不自由ない暮らしを送る。
ーマイアミでホテル・オーナー大富豪の息子サニーと出会い、1945年結婚。ニューヨークでのゴージャスな新婚生活を送り2児の母となる。だが子供たちに精神的異常が発症、保護施設などへと別居する羽目になる。夫の気を引こうと、浮気と自殺未遂を起こし、精神病患者となる。
ー精神科を退院したベティは、バーグドルフ・グッドマンで働き始め、「ソルーションズ部門」のディレクターに就任、超多忙な日々と新たなパートナー、ジムとの出会い。その後ジムとは何でも話し合える恋人として29年間付き合う。
ー映画やドラマ用の衣装リースサービスを開始。母の遺伝子を継いだのか衣装デザイナー、有名女優らが次々にクライアントになる。だが、乳がんが発症したことで、逆に生きがいと慰めを与えてくれる仕事の力で精神科通いを卒業する。
ー身内や親しい人たちを亡くすベティ。ファッションの世界も様変わり、86歳、クオリティもスタイルも姿を消しつつあると嘆くが、メディアにひっぱりだこで有名人に。ベティーの一番の生きがいは女性に自信をもたせ、輝かせることだと悟る。
ー「顧客が求めるのは買い物だけではなく、多くには母親役を求め、様々な形でそれに応える」
ー顧客の要望を叶えるために顧客と店内を歩き回り顧客のソーシャルライフを知り、セラピストのように振る舞う
ー「これはなかなかね」「面白みにかけるわ」「ほんと、とても綺麗ね」「似合っているわ」「絶対に買うべきよ」究極の褒め言葉は「ほんと凄くいい、気に入ったわ」(I love it)
ー3択「3つの選択肢を提示し顧客に決めさせる」
ー話を聞いてくれる人の存在・仕事を任せてくれる上司・何事も信頼し合える仕事仲間・必要とされる存在になる事
ー晩年「手と頭の動きが鈍くなるのは悲しい。だから、わざわざ思いワゴンを引っ張たり体を動かすようにしている、チャレンジが大事」

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