世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

世田谷区長ら平謝り 課長が「頭真っ白」虚偽説明(東京新聞)

2011年10月05日 | 議会報告

今朝の東京新聞の記事。

昨日の決算委員会での出来事。うちの会派「みんなの党・行革110番」の

質疑(おおば正明議員)で明らかになったことです。

これが世田谷区政の現状とは?!



そもそもの発端は、二子玉川デジタルコンテンツ産業の誘致の失敗に関して、

現場主義の保坂区長は、このことを自ら調べようとは思わなかったのか?

 

もし私が区長の立場だったら、相手事業者の責任者と会って、いったい

どういうことだったのか、話を聞くよなー!と思い、会派でもそういう話に

なっていました。

 

この件を最初から担当して調査していた桃野よしふみ議員も、担当課長に

何度も、「区長は会っていないんですか?」と聞いていたのですが、

「会っていません。部長だけです」との答え。

「じゃあ、決算委員会で、区長に直接聞いてみよう。普通、このような不祥事

があったら、区長の立場として会って話を聞くべきじゃないんですか?と

私が聞く」と、一昨日の段階で決めたのでした。

そうしたら…、

それまで散々、「区長は会っていない」と言っていた課長から、昨日の朝、

会派控室に電話があり、「区長は会っています」と。

 

つまり、何度も確認していたのに、うちの会派は嘘をつかれていたのです。

しかも、課長は同席していた、と。

だったら、忘れるはずはない。「確信犯」です。

 

この件、最初に報告を聞いたときから、何かおかしい、と私たちは感じて

いたのですが、

区長も副区長も、「なぜ、課長が嘘をついたのかわからない。隠す必要など

ない」と言っていますが、

未だ疑問は解消されていません。

 

しかも、うちの会派は、この件に関して、すべての関係書類一切(メモも含む)

情報公開請求をしています。

今回の質問で、存在が明らかになった「区長と事業者が会った時のメモ」、

これも資料請求に含まれるはずなのに、出されていませんでした。

 

いったい、どうしてこのような「隠ぺい」が行なわれるのでしょうか?

何か、隠さなければならないことがあるのでしょうか?

疑問は残っています。

 

引き続き、この件、うちの会派の桃野よしふみ議員が、明後日の決算

委員会「区民生活」の質疑で、疑問を解消すべく質疑する予定です。

 

桃野議員のブログより

役人は平気で嘘をつき、公文書を隠すのか。
この補助金事業を巡って何が起きているのか。
徹底的に追及します。

 

保坂のぶと区長となり、「情報公開」と「区民参加」が大々的に謳われて

いますが、実態はこれ。

思うに、区長の「決断」とか「強い意思」というものが、区職員、役所全体に

伝わっていないのではないか…?

あまりにも、いつまでも、「皆さんの声を聞いて、聴いて、きいて…」では、

幹部職員を含め、区役所職員たちは、「どうしたらいいのぉ~?」

「決断してくださいよぉ~」と言いたくもなるのでは?!

なにか、そういう不具合が、今回のような「ゆるみ」「たるみ」「緊張感のなさ」

に繋がっているような気がします。

 

いずれにしても、とんでもない出来事です!!

 


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