
(写真:ちょっとおしゃれな浅漬け。「焼とりの八兵衛・麻布龍土町店」)






今日から世田谷区議会第3回定例会が始まりました。
初日は、熊本哲之区長から「召集挨拶」があるのですが、その中に「自殺対策」
が盛り込まれていました。
↓ ↓ ↓
自殺対策につきましては、全国で自殺者が毎年3万人を超え、世田谷区内でも
150名前後の尊い命を自ら絶たれていることから、本年3月には、自殺予防の
手引きを作成すうとともに「きづく、つなぐ、ささえる」を合言葉に、相談窓口に
おいて、自殺のリスクを抱える区民の方のサインに気づき、専門機関等につなぎ、
必要な支援を行う取り組みを進めてまいりました。
自殺を減らしていくためには、街や地域をあげて自殺予防を呼びかけることが
大切であることから、私は、区内の関係機関等の協議会の場を立ち上げるよう
指示してまいりました。
医療機関はじめ、警察、消防等の関係機関、事業者、区民の関係団体からなる
「世田谷区自殺対策協議会」を発足いたします。今後、協議気での取り組みを
踏まえながら、自殺者を一人でも多く減らすため、自殺予防対策を進めてまいり
ます。
↓ ↓ ↓
議会でずっと「自殺対策」を訴えてきた私としては感無量です。
もちろん、まだまだ出来ること、やるべきこと、はありますが、でも、世田谷区
は、他の自治体に比べたら「自殺対策」は進んでいる方だと思います。
わかっているだけで年間150人前後の方々が自死という状況は、実際にはもっと
多いと思われますし、未遂者はその10倍以上とも言われています。
数字で言ってしまうのは簡単ですが、一人ひとりの方々にそれぞれ家族や友人が
あり、人生があったわけです。それを考えると、非常に重い問題だと思います。
対策をとれば減らせる死、それが自死(自殺)なのです。
政治の(行政の)役割は大きいと思います。


↓
