中央大学学員会東京世田谷区支部(世田谷区白門会)

世田谷区在住在勤の中央大学卒業生が、親睦を目的として集っている会です。詳細は、日付をクリックしてください。

第20回定時総会・講演会・懇親会を開催。

2019年07月14日 | Weblog
 7月13日(土)、三軒茶屋キャロットタワー26階のレストラン・オークラキャロットにおいて、支部会員36名が出席して、令和元年度定時総会を開催した。総合司会の羽田圭二副支部長による開会宣言の後、水津正臣支部長が登壇し、第20回の記念総会の意義や歴代支部長などを紹介しながら、またチャリティコンサートにおける収益金から世田谷区に10万円を寄付した旨を紹介するなどの挨拶をした。
続いて水津支部長による指名で、議長に鈴木耕土副支部長が就任し議事に入った。平成30年度の事業報告を水津支部長、同年決算報告を堀之内誠治会計、監査報告を鈴木正貢監査が行い、また令和元年度の事業計画及び予算報告を水津支部長が行い全て承認された。さらに、今回は人事改選時の総会ではないが、大場忠太郎監事から退任の申し出あり、猪田光代氏が監事に推薦され承認され、全ての議案が終了した。


総会後、ロビーに待機していた一般区民の方が入場し、80名を越える受講者が集まり公開講演会がもたれました。元最高裁判事の甲斐中辰夫氏を講師に、テーマは「刑事裁判と最高裁の役割」です。具体の判例に基づき刑事裁判における最高裁の法的役割や最高裁判断が問われる場合について触れながら、また、裁判員制度の課題についても触れられました。
1968年10月25日最高裁で無罪判決となった「八海事件」から「まだ最高裁がある」という言葉の意味をわかりやすく解説。この事件は、当初逮捕されたXが「単独犯」を自供していたが、一転して「共犯」を自供したことから他に4名が逮捕された。地裁・高裁が有罪としたが、最高裁が差戻しとし、高裁と最高裁での審理が17年続いた。7審目となった最高裁では、「X単独犯、4名無罪」が確定したという内容です。検察の執拗な取り調べ、冤罪事件として問題となり映画化され、最高裁の判断が注目されたものです。


公開講演会を終え、来賓の方も含めての集合写真。同会場で行われた懇親会では、第20回の記念総会の懇親会でもあり、多数のご来賓も出席くださいました。
懇親会の司会は、宿谷勝巳副事務局長と田中優子副幹事長。黙祷、校歌斉唱(スイング・クリスタル・オーケストラ演奏)、支部長の挨拶。保坂展人世田谷区長の祝辞の挨拶に続いて、酒井正三郎中央大学学長、久野修慈学員会会長が来賓としてご挨拶を頂きました。そして、元学長・総長の永井和之顧問の乾杯と挨拶に続いて歓談に入りました。スイングの演奏、世田谷区役所白門会(世田谷区の幹部職員と議員)の紹介もあり、遠くに東京スカイツリーの夜景を眺めながらの楽しいひと時を過ごしたのです。
懇親会の途中で、同会場で展示され行われたフォトコンテストの表彰式も行われ、総会で議長を務めた鈴木耕土さんが第1位の金賞に選ばれました。最後はクリスタルオーケストラの演奏により、全員で惜別の歌を合唱してお開きになりました。
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