祇園祭の前祭(さきまつり)宵山が今日から行われます。山鉾町では山や鉾を飾り夜には駒形提灯を灯してお囃子が演奏されるなど祭りムード一色になるそうです。夜は出にくいのと混雑は苦手なので、昼間の山と鉾の写真を仲間で撮りに行きました。
阪急・烏丸駅で下車すると、コンチキチンのお囃子が聞こえてきて、お祭りムードを盛り上げています。通りに出ると山や鉾が目に入ってきます。初めて見る山や鉾は想像より大きくて立派でした。
前祭に毎回先頭で巡行する「長刀鉾」です。 「菊水鉾」です。
「函谷鉾」です。 「占出山」です。
鉾の内部は豪華な装飾が施されています。長刀鉾(左)と放下鉾(右)の上部です。残念ですが女性は上がれません。
鉾の横のテントでは、ちまきやてぬぐいのれんなどを販売していました。通りのお店の前では祇園祭グッズが並んでいました。
「鉾」(左)と「山」(右)の違いは、屋根の上です。「鉾」は「真木(しんぎ)」という屋根の上に約20mの長い鉾が立っていて、そのてっぺんに「鉾頭」があり、それぞれの鉾の象徴が飾られています。「山」は「真木」ではなく松の木が飾られ「真松(しんまつ)」と呼ばれています。