以前から訪れたかった、ケアンズに旅行しました。7月13日~17日の5日間です。ケアンズは、オーストラリア・クイーンズランド州北部の熱帯地方への玄関口です。洗練された都市で、熱帯性気候の中でくつろいだ雰囲気のリゾートタウンです。
出発前からハプニングは起きました。「Jetstar☆」航空で出国でしたが、ビジネスクラスにダブルブッキングが発生して、エコノミークラスに変更してくれる方を探して大慌てでした。そして見つかったら今度は機体の整備不良が発生。結局3時間以上遅れてのフライトになりました。あまりのお粗末さに閉口しました。乗客全員待ちくたびれてグッタリでした。
最悪のスタートでしたが、旅行中は天候に恵まれて何事も無く楽しい旅ができました。
最初にケアンズ空港着後、カフェで一休みした後、ケアンズ・キュランダ鉄道駅からキュランダ村までレトロな高原列車を楽しみました。
キュランダはケアンズから訪れることが出来る人口700人程度の小さい村です。キュランダとは先住民アボリジニの言葉で「熱帯雨林のある町」の意味だそうです。
キュランダ村とケアンズを結ぶ、キュランダ高原鉄道は、もともと高山産業を支えていた歴史の深い鉄道で、なんと、つるはしとシャベルを使っての手作業で19世紀後半に作られたそうです。今ではキュランダへの観光の足として約34Kmの道のりを、1時間45分かけて運行しています。TV番組「世界の車窓から」のオープニングを10年勤めていた有名な列車です。
写真【左上】レトロな車内です。木の壁に鉄枠のガラス窓です。【右上・左下】車両は少し短かい車両が確か13両編成でした。カーブを通過する時に最前車両まで見渡せとても美しいです。【右下】車窓からのどかな風景が楽しめました。
キュランダ村のおしゃれなお店です。帽子屋さんに「ワニ」の置物があったり、民族品のお店でアボリジニ?の少年を見かけたり、レストランの柵に「コアラ」がぶら下がっていたりと楽しいです。【右下】は村の蝶「ユリシス」です。一匹見つけると、その日一日良いことがあり、2匹見つけると良い事が消えてしまい、3匹見つけるとずっとHappyになれるそうです。私は残念ながら見つかりませんでした。
その後、スカイレール・ケーブルウエイに乗り込み、空中散歩を楽しみました。
このケーブルは、世界で唯一本物の熱帯雨林を体験できるアトラクションです。7.5mの距離を通ります。一年の工事期間を経て1995年完成しました。広大な熱帯雨林の中に、バロン渓谷とバロン滝の絶景があります。写真左上には小さくキュランダ高原列車が写っていました。熱帯雨林と渓谷が望める壮大なパノラマは圧巻です。
ロープウエイのレッドピーク駅で途中下車して熱帯雨林を散策しました。よく成長した木々に驚きました。
夜はジャブカイ・ナイトのディナーショウを見学に。ジャブカイとは部族の名前で、彼らの言葉で「熱帯雨林の人々」の意味だそうです。
写真【左】会場入り口の展示です。美しい!と感じました。 【左】観客はフェイスペイントを頬にしてもらいます。少し現地の人と近付いた気分です。
火を用いた伝統的な儀式のダンスが、ブブカのリズムに合わせて披露されました。
外で輪になり簡単な民族曲を教わり大きな声で歌いました。 終了後の記念撮影です。
初日はスケジュールが盛り沢山で忙しい一日でした。ケアンズは小さい町ですが、見所一杯です!