さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

伊佐沼の古代蓮

2021年07月19日 | 
蓮の花が見ごろになってきた7月上旬。
行田の「古代蓮の里」に行こうか?「原市の古代蓮」に行こうか?迷ったが、天気がいまいち。
そこで、7月8日、近場の伊佐沼の古代蓮を見に行くことにしました。
朝から時折、霧雨が降る中でしたが、ピーカンよりは花の色が綺麗に出ると思い、あえて決行。傘をさしながらの蓮の花鑑賞です。


毎年、「伊佐沼の蓮を咲かそう会」のボランティアの人たちによってメンテナンスされていて、今年も綺麗な花を咲かせました。

 

「原市」の古代蓮のように、間近で撮れないのが残念ですが、古代蓮の雰囲気は最高!!



この日はヨシゴイが頻繁に姿を見せて、蓮の花の上を飛ぶことも多かったのですが、あいにくこの日のレンズでは撮ることもできず、断念。

 



少し、写真をアレンジしてみました


すぐそばの蓮の葉の上ではバンが・・・・


よいしょ!


バンが登場したので、ここでちょっと面白い比較をしてみましょうか。
先日、ヨシゴイがハスの葉の上を移動する様子を載せたのですが、このバンとヨシゴイ、体重の差は??
ヨシゴイの全長が約35cm前後、体重は約120g前後。(個体差あり)
一方のバンは、体長は約32cmほどで体重はかなり個体差があるようで、200~400g。
同じような大きさにもかかわらず、ヨシゴイの方がいかに軽くて葦や蓮の中を歩いて移動しやすいかがよく分かります。
(全長は、ヨシゴイの方が首を長く伸ばすことが多いので大きく見えますけどね。計測値は上記のようです。)


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ツミの巣立ち

2021年07月17日 | 野鳥
7月7日、梅雨空の合間に、ツミの雛たちの様子を見に行ってみました。
6月28日には、巣立ちも間もないの様子だったので、その後が気になっていたのですが・・・・・
梅雨の鬱陶しい日が続いて曇天の暗い日でしたが、9日ぶり5度目の観察です。

着いて早々に見つけたのは、すぐ真上の枝にいた1羽目のツミの幼鳥。


前に回り込んで正面から!


巣を覗いてみると、まだ産毛の混じった雛が1羽残ってます。この子は、末っ子で一番成長が遅れてる子か??


近くの枝には、お母さんツミが、雛たちを温かく見守ってる様子。


こんな所にも1羽いました。幼鳥の特徴、腹のハートマークの模様が目立ちます。


飛び出しも・・・・


辺りを見渡すと、4羽の雛のうち、3羽の雛がすでに巣立っていて、巣の周辺を飛び回ってます。(巣に残ってるのは1羽だけ)


上の兄弟(兄妹?)が気になるのか??


こちらも元気に・・・・



暗い所にじっと目立たないように潜んでることも・・・・多少大きさに個体差がありますが、あちこち飛び回ってるので、区別がつきません。


お母さんは、時々、巣に戻ってきて、餌を置いていくだけ!!雛たちはその都度、巣に戻ってきます。


ツミの1巣あたりの巣立ちビナ数は1~4羽だそうですから、この巣の雛は4羽なので多い方ですね。
また、巣立ち後 3週間前後は営巣地付近に留まるそうですから、まだしばらくは姿を見れるかもしれません。

たくさん、いろんな仕草の姿を撮ってきましたので、続きを載せる予定です。



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目の前にやってきたヨシゴイ

2021年07月15日 | 野鳥
梅雨空が続く毎日、鳥や花撮りもままならない日が続いてますが、今回もヨシゴイシリーズです。
この日も何度か葦の茂みと古代蓮の間を行き来していたヨシゴイですが、何を思ったか、突然目の前の葦に飛び込んできました。しかも2羽!
こちらが後ずさりするほど近い距離で、しかも葦の茎の上で、丸見え状態。


トリミングしたアップ写真


徐々に沈み込んで、体勢を変えたかと思うと・・・・・



「ミョウガ」に見えるかな??


近すぎてこの後は追い切れず! 脚の付け根が逞しい。



もう1羽の方はさらに近い! カメラを振ると、1羽目に続いて、あっという間に飛び立ちます。



完全にフレームアウト!



傍らの古代蓮の葉には、この沼の名物(?)、ウチワヤンマがいます。




鳥枯れの季節、他に行く当てもなく、沼は、毎日、鳥撮りさん達で賑わいます。古代蓮も今が見頃!こんな光景がしばらく続きそうです。



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ノカンゾウと半夏生

2021年07月13日 | 花と野鳥
6月24日、久しぶりにA公園の散策に出かけてみました。
一昨年の台風の影響で長らく閉鎖されていて、昨年7月にやっと全面解放されたのに、コロナ第3波の影響で、5月12日から駐車場が閉鎖。
しかも、ミドリシジミの羽化の時期に!! 今年こそは2年ぶりのミドリシジミが見れるだろうと期待していたのに!
やっと6月21日に駐車場も解放されたものの、あいにくの天気で行けず、この日になってしまいました。
もちろんミドリシジミは、時期的には遅いので(羽化は5月末~6月初め)、期待はしていなかったものの、それでも淡い期待をしながら・・・
早朝、やはり同じような思いの愛蝶家さん達が、訪れていましたが、結局、ミドリシジミは1頭も見つけることができず。

林の中では、ノカンゾウ(野萱草)の花が咲いてます。
ノカンゾウとヤブカンゾウはよく似ていて、植物に疎い自分には、その区別も定かではないが、ヤブカンゾウは八重咲らしい。


 

所々、ハンゲショウ(半夏生)も・・・・
暦日の「半夏生」は、かつては夏至(6月21日頃)から数えて11日目、すなわち、毎年7月2日頃~7月7日の七夕頃までをさすようですね。
植物の半夏生は、ドクダミの仲間で、6月の終わりから7月初旬にかけて、白い花穂をつけます。
花期に葉が白くなるのは、虫媒花のため、虫を誘う必要から、進化したのではないか、といわれています。

 

葉脈が綺麗

 

ムラサキツメクサ(アカツメクサ)の花にはベニシジミなどの蝶がやってきます。この日は雨上がりの朝だったせいか、蝶の種類も数も少なく、花も寂しそう!


林の中の高い所では、1羽のキビタキの声が響き渡ります。 しかし、さすがに姿は確認できず。
目の前に突然出てきたのは、今やここの住人として、顔を利かせるようになったガビチョウ。さすがに180ミリマクロではこれが精いっぱい。


この公園も、今は夏枯れで、賑やかに響き渡る声は、このガビチョウくらいでしょうか。鳥撮りさん達も姿もなく、閑散としてました。

2019年のミドリシジミの様子は・・・・・・・・こちら



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ツミの雛、間もなく巣立ち?

2021年07月11日 | 野鳥
6月28日、再びツミの様子を見に行ってきました。
可愛い産毛姿の雛を確認した6月22日から6日ぶり。 今回が4度目の観察です。

この日も、少し離れた定位置で雌が、巣の周辺を見張りながら、こんな姿も・・・・


少しカメラ位置を変えてみたところでエンゼルポーズ??


巣の中は?雛もだいぶ大きくなってきたようです。


兄弟(?)仲良く並んで!


雌が餌を運んできて、食事タイム!


中にはまだ産毛状態の子もいて、孵化時期によって大きさも差があります。


2羽並んで・・・・左の子は末っ子か?(合計4羽か?)


成長の一番早い子は、すでに羽ばたきの練習を開始。2~3日後には巣立ちか??巣の中で、大きな体を持て余してるようです。




大人の風格も出てきたようです


その後、巣立ちの瞬間を見たいと思っていたのですが、雨の日が続いたり所用のため見に行けず。
結局、見に行けたのは、七夕の7月7日になってしまいました。 果たしてその後の雛たちの様子は????






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