さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

指扇氷川神社のアジサイ・2019

2019年06月17日 | 
昨年、この神社を訪れたのは6月6日、今年はほぼ一週間遅れの12日午後です。
昨年は、茎が伸びすぎて見栄えの悪いアジサイが多かったのですが、今年は綺麗に枝が間引かれて全体に樹が小ぶりになった感じがします。
でも、花は綺麗に咲いてましたよ。たくさん撮ってきたので、2回に分けて載せていきたいと思います。



この神社では、いろんな種類のアジサイの花を見ることができます。今回は案内の花札も見当たらなくて、名前はわかりませんが綺麗でしたよ。


 






平日は人も少なくて、のんびり撮ることができますが、蚊にはご用心!! たくさんの種類のアジサイが楽しめますよ。


コメント (17)

タマシギは浮気性?新たなカップル?

2019年06月14日 | 野鳥
6月5日早朝からミドリシジミを見に行くも、惨敗!!
そのまま帰るのも惜しいので、タマシギの様子が気になるので、帰りに田んぼに寄ってみました。
車をゆっくり走らせてると、前回のタマシギポイントとは違う場所に、タマシギのカップルがいます。
車には鳥撮り用のカメラは積んでなかったのですが、幸いにも蝶を撮るために持ってきたミラーレス望遠が役に立ちました。




幸い鳥撮りさんは私を含めて3人だけ。 警戒心が薄れたのか、徐々に近づいてきてくれます。この距離ではミラーレス望遠でも十分に届きそうです。
タマシギといえば、多夫一妻で雌のほうが強そうに思いがちですが、このカップルを見る限り、雄が雌をリードしてるように見えます。
雄の後を雌がゆっくりついて歩くという感じですね。


餌を啄むときは、大きな目を細めて・・・・・・


こうして比較してみると、やっぱり雌のほうが綺麗ですね。


ここで巣を作るつもり??? 雌が盛んに周囲の泥や草を足元に集め始めます。(後日確認したところ、営巣は確認できず)


浮気性(?)のタマシギ。 今回は、山科鳥類研究所が発表した面白い記事を紹介したいと思います。
タマシギは、番いになって卵を産むと、また別の雄を求めて巣を離れることはよく知られてることですね。
それでは雄と雌が一緒に仲良く番いでいる時間は?? 山科鳥類研究所の観察によると・・・・・
産卵を始める3~4日前から産卵期の前半まではいつも雄と雌が一緒に行動し、巣から離れる時もいつも一緒!!
後半になって、雌が4個の卵を産み終えると、雄は巣に留まって抱卵を続けますが、雌はどこかに飛んでいくことが多くなるそうです。
結果、雄と雌が一緒にいる期間は約1週間だけで、その後はバラバラになって暮すことが分かったそうです。
その後、雌は別の雄を求めて飛び回り、1羽の雌は少なくとも4羽の雄と7回以上番いになったことが分かりました。
4羽の雄と7回??
抱卵と育児を担当する雄は、雛を育て上げた後や、卵やヒナが天敵に捕食された場合には、再び、雄を求めて飛び回っている雌と番いになります。
個体識別した3羽の雄の観察で、1羽の雄は少なくとも2羽の雌と4回の営巣が確認され、他の2羽はそれぞれ2羽の雌と2回ずつの営巣が確認されました。
同じ番いが2~4番子まで子育てするケースはカワセミやカイツブリなどでよく見ますが、タマシギは浮気のし放題??(笑)
でも、一緒にいるときは仲がいいですね。



このカップルも、どこかでいい営巣場所を探して、かわいい雛を見せてほしいものです。
コメント (22)

やっと見つけたミドリシジミ

2019年06月12日 | 昆虫
6月6日早朝、この日は3度目のミドリシジミ探しです。林は、相変わらず、ガビチョウ(画眉鳥)の声が響き渡ってます。
このガビチョウは、ほかの鳥の鳴き声をまねることでも有名ですが、今回面白い声を聴きましたよ。
それはキビタキの囀りを真似てたんです。少しぎこちないですが、紛れもなくあのキビタキのトーンでした。
スマホで録音したかったのですが、残念ながらこの日はスマホを携帯してませんでした。


林の中では、早朝にもかかわらず、愛蝶家の人たちがすでに、7~8人ほど!! 様子を聞くも、良い答えは返ってきません。
この日も、やっぱり見つからないのか?・・・・・そんな中、最初に姿を見せてくれたのは、ツバメシジミ(燕小灰蝶)の雌でした。


翅の表はオスが青紫色、メスが黒色なので、識別しやすいですが、後翅にある尾状突起にちなんで「ツバメ」の名がついたそうです。
シジミチョウの仲間はこの尾状突起があるものが多いのに、なぜツバメシジミだけにこの名前が付いたんでしょうね。


皆さん、目を皿のようにミドリシジミを探してる中、一人の愛蝶家の人がやっと1頭のミドリシジミを見つけられたようです。さっそく便乗させていただきます。


ミドリシジミ(緑小灰蝶)の多型現象については、過去何度か触れてますが、この雌はA型のようですね。



テングチョウもうまい具合に翅を広げて日向ぼっこの最中です。このところテングチョウ(天狗蝶)も一斉に羽化したのか? 越冬組が多いのか?
あちこちで飛び回ってました。 ちなみに、新聞によると、秩父地方でも、このテングチョウが大量に発生したそうで、話題になってるようです。



アオオサムシ(青歩行虫)でしょうか? 帰りがけの道で見つけたのですが、上翅の緑色の光沢が綺麗ので思わずパチリです。


木の枝の高いところに止まったイトトンボ。大ききトリミングしてみましたが、ぼんやりしててよくわかりません。アオイトトンボでしょうか??



結局この日は、ただ1頭のミドリシジミを見かけただけ!  後日再挑戦する予定だったのですが・・・・・
その後、梅雨入りで雨が降ったり、低温が続いたりで、今日(12日)まで、まだ見に行けてません。
今週中に行くつもりですが、果たしてまだ見れるのか心配です。

コメント (16)

ミドリシジミの羽化が遅い??ゴマダラチョウなど

2019年06月10日 | 昆虫
昨日から、急に気温が下がって肌寒い日が続きますね。体調を崩さないよう気を付けたいですね。
さて、今日は久しぶりの蝶を載せてみたいと思います。
埼玉県の県庁であるミドリシジミ、早い年は5月24~5日頃から羽化が始まります。
5月30日早朝、そろそろ姿が見れるだろうと思い、出かけてみるもその姿は確認できず。
愛好家の方も5~6人おられましたが、一様に「居ませんね~」 皆さんガッカリ!!
動きが盛んで飛び回ってるのはテングチョウヒメジャノメベニシジミイチモンジチョウ
(テングチョウは逆光の上、角度が悪くてテングの鼻が見えませんね)





林の大きな蜜の出る樹にはゴマダラチョウが集まってます。
ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)
日本を含む東アジアに分布するチョウで、漢字名のように、黒地に白いまだら模様が特徴のタテハチョウの仲間です。
食樹はエノキで、雑木林に生息しますが、エノキが多いところでは都市部でも成虫を見ることができます。
春先に現れる白いアカボシゴマダラに似てますが、最近はこの外来種のアカボシゴマダラとの競合で数が減ることが危惧されてます。


比較するために、以前撮ったアカボシゴマダラの白い春型の写真も張っておきますね。比較してみてください。
(アカボシゴマダラの特徴である赤い班がありません)



ゴマダラチョウの黄色い口吻(ストロー)がお洒落です




いつの間にかサトキマダラヒカゲも交じって、一緒に仲良く蜜を吸ってます。


そんな中に割り込んできたのがスズメバチ。 さすがに蝶のほうが分が悪く、メインの場所を譲ってしまいます。



その後、6月5日早朝にも出かけてみましたが、この日もミドリシジミの姿はありません。急に夏日になったり涼しくなったりした天候の影響でしょうか?
そして、やっと一頭だけ確認できたのは6月8日早朝!  3度目の正直です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続く!

コメント (13)

タマシギ(玉鷸)もやってきた

2019年06月07日 | 野鳥
いよいよ梅雨入り!! これからジメジメした日が続きそうですね。 鳥撮りもこれから夏にかけて暇になりそうです。

沼の様子も代り映えしない中、5月22日、近くの田んぼに出かけてみると・・・・何やら鳥撮りさん達が畦道に集まってます。
どうやら今年もタマシギがやってきたようです。いつもの場所とは少し違いますが、2つの巣が確認できます。
そのうちの一つは、先日の雨で水が浸入したのか?畦道に近すぎたのか?抱卵するはずの雄の姿が見えません。まさか、放棄??
しばらくすると、田んぼの茂みから雌が姿を見せてくれましたよ。     雄より雌のほうが人気者のタマシギです。


だるまさんが転んだ方式で、少し進んでは止まり、また進み・・・・土の上で座り込むと、周囲の色に溶け込んで見失いそうになります。
こんな茂みがいっぱいのところでの手持ち撮影は辛い!! ピントが定まらず、無理をしてると重さで手が震えてきます。


少しづつ右に移動しながら、畦の水があるところまで来て、しばし試案? 右にある少し高い畝に登れるかな!!



でも、案ずることなかれ! あっという間に畝を超えて・・・・今度は見易いところに出てきてくれました。ラッキー!!



さらに右へ右へと足早(?)に移動していきますが、その先には何がある????



ちなみに、以前にも書いたのですが、タマシギは一妻多夫で、抱卵・育雛するのは雄なんですよね。
雌はふらふら浮気が大好き!! いいなあ~!!(笑)  こんなタマシギについては、あとでもう少し詳しく触れてみたいと思います。
このまま順調にいけば、6月末ごろには雄と一緒に歩く雛の姿が見れるかもしれませんね。見れるといいのですが・・・・・



コメント (19)