さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

コアジサシの給餌行動2016

2016年06月22日 | 野鳥
I沼に毎年やって来るコアジサシ。今年もやってきました。

私が今年初めて見たのは4月23日、新しいレンズ(150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary)の試写をかねてI沼を訪れた時です。

曇り空でしたが、1羽のコアジサシが上空を通過します。

相変わらず、優雅な姿です。 今年も近くにコロニーを形成したのかもしれません。



初めに見かけたのは1対(?)のみ。

その後、この2羽のコアジサシが来るものの、他の仲間たちが来る気配がありません。

次の写真は、その後5月12日に撮ったものです。今回も、いつものデジスコを使わず新しいレンズの試写を兼ねてます。
この日は、近くの杭には止まらず、浮かんだ木材の上で、お馴染みの雄が雌に行う給餌行動です。



左が雄で、右が雌。 雄が雌に捕って来た魚を渡すと、すぐに飛び立ちます。





この動作を繰り返すのですが、面白いことが分かります。 上の写真と下の写真をよく見て下さい。



この日は北風が強く、水面も波立ってますが、雄はまず雌に餌を渡した後、すぐに飛び立って、今度は自分のための餌を捕りに行くようです。
その時の行動がいつも同じなんです。
下の写真のように、餌を渡すと、まず風の吹いてくる北の方向に頭を上げて・・・・・・



おもむろに翼を広げて、飛び立ちます。(風は写真の右から左へ強く吹いてます。)
こんな行動を毎回繰り返すんです。



風が穏やかな時はこのような行動は、あまり見ないので、風が強い時だけなのかもしれません。(飛び立った直後は強い風に流されてますね。)



この時はまだ1カップルしか見る事が無く、ちょっと寂しいですが、これから営巣してこの沼の古代ハスが咲く頃には巣立った雛を連れてやってくるでしょう。

この後は、何度かこの沼に通うことになりそうです。
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公園散歩・ニワゼキショウの群生

2016年06月22日 | 
スイレンを撮った後は、のんびり公園周辺を散策します。

広場の片隅に、5月初めには、少ししか咲いてい無かったニワゼキショウ(庭石菖)が、群生して咲いています。



こんなにたくさんのニワゼキショウが一か所に咲いてるところを見たのは初めて!



圧倒的に白い花が多いですが、所々、赤紫色の花も咲いています。



池の畔の花には、スジグロチョウが蜜を求めて、ヒラヒラ舞っています。





すぐ横の樹には、オオシオカラトンボの雌でしょうか???
この公園で見るのは初めてです。

シオカラトンボと比べて少し大きいからこの名前が付いたと思いますが、この個体を見る限り、雌同士を比べても、そんなに大きいとは感じません。
この雌は、図鑑などで比較して見ると、尾の付け根の黄色い部分が少ないようですが、これも個体差なのでしょうか?



まだ羽化したばかりなのか、飛び方もぎこちなく、翅も綺麗です。



隣の釣り池では、カルガモの赤ちゃんが3羽、気持ち良く泳いでいます。
兄妹(?)と云えども、やっぱりそれぞれ個性がある顔立ちをしていますね。



もちろんお母さん(?)も一緒ですよ。



久しぶりの、梅雨前のM公園散歩でした。
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