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さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ハクガン第3弾

2015年11月27日 | 鳥見行
いよいよハクガンシリーズの第3弾です。

ハクガンが、のんびり水面を漂ってる間、ふっと後ろを見ると・・・・スカイツリーが霞んで見えます。



空を見上げると、飛行船がゆったりと浮かんでします。青空だったら綺麗のに・・・・

この飛行船、しばらくご無沙汰していたのですが、最近は関東のあちこちで、宣伝飛行してるようですね。



そんなのんびりしたひと時を楽しんでると・・・・今度は水面のハクガンが、突然、飛び立ちます。



ハクチョウのような、長い助走はせずに、3羽一斉に、一気に飛び立ちます。



取り敢えず、先頭の1羽だけ追いかけてみました。











やっぱり、3羽一緒には撮れなかったあ~!!(悲)

ハクガン3兄弟(?)は、もと居た草原に降り立って、またまた食事を開始。

すごい食欲ですね。

食べては、水を飲み・・・又食べては・・・居眠りして・・・・又食べて・・・・水を飲み…の繰り返し??

そろそろ、こちらもお腹が空いてきたので、結局2時間ほどいて引き上げる事にしました。

この間、グランドと荒川を往復してくれたのは、この1回限りでしたが、何とか飛翔シ-ンも撮れたし、満足な一日でした。

次回は、今シリーズ最終回、癒しのポーズです。
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ハクガンが飛んだ!!

2015年11月22日 | 鳥見行
さて、今回はハクガンの第2弾。

のんびりしたハクガン、いつか飛んでくれるだろうと、暫し待つことにします。

食事をした後、喉が渇くと、すぐそばの荒川まで水を飲みに行くようなので、期待していると見ていると・・・・

3羽の様子がいつもと違う素振りをしたので、慌ててカメラを向けます。

すると、間もなく、まず1羽が飛び立ちます。



すぐに2羽目3羽目と飛び上がります。



残念なことに、近すぎて、飛びたった途端、フレームアウト!!

もう少し離れて見てればよかったのですが、後の祭り!!



慌ててカメラを振って、補足したものの、すでに後姿、しかも2羽しか捉えることが出来ません。

折角の機会だったのに、残念なことをしました。





そして、美味しそうに水を飲むハクガンです。



鳥撮りさんたちは、慌てて岸辺に集まってきて、やはり、こちらが気になるようですね。



しかし、その後は陸にいる時と同じように、のんびりと水面を漂ってます。



水面に居ても、上空が気になるようですね。



今回はハクガンがのんびりくつろいでるシーンの動画も載せますネ。




まだまだ続きますよ!!飽きた方は、スルーしてくださいね。




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ハクガンがやって来た

2015年11月20日 | 鳥見行
ハクガンが東京にやって来ました。

話によると、東京都内では58年ぶりとか・・・・・

10月中旬ころから確認され、当初は成鳥も含めて5羽いたそうです。

そして11月に入ってからは、幼鳥が3羽に・・・・・(成鳥は旅立った???)

風の便りで、ハクガンが渡来したことを聞いていたのですが、野暮用が重なり、見に行けてませんでした。

そろそろ人も少なくなってきただろうと、11月13日(金)朝から、出かけてみる事にしました。

しかも初めて、電車でのプチ遠征。

まだ居てくれることを期待して荒川の河川敷に着くと・・・・・居ましたよ!



3兄弟(?)が仲良く勢揃い。

手前の子が末っ子かな??まだ少し幼い顔をしてるように見えますね。

それにしても、近い!!まるで自然動物園で放し飼いを見てるような感じです。人を気にしてる様子はありません。



それぞれ、何かが気になるようです。 周りに人がいても、悠然としています。



ハクガン(白雁)

マガンの仲間ですが、スノーグースとしても良く知られてますね。

日本では、1900年代初頭までは、東京湾にもたくさん渡来していたようですが、今では全く見られなくなった希少種。

もちろん、私も初めての出会いです。

関東の近くでは、上越地方の朝日池が有名な渡来地として知られてますが、毎年お世話になるペンションのオーナーから「一度見に行きませんか!」と誘われていたのですが実現できてませんでした。

ハクガンは、名前の通り、頭の部分は真っ白ですが、「白色型」(胴体や翼の羽衣が白く初列風切が黒い個体)と「青色型」(アオハクガンとも呼ばれ、胴体や翼の羽衣が淡青灰色や暗青灰色の個体)と「中間型」(上面の羽衣が青灰色で下面の羽衣が白い個体)があるようです。



クローバーが好きなのか?葉っぱを突っついたり、根を掘り起こしたりして、食欲旺盛です。

主な食べ物は、植物食系で、植物の葉や根、水生植物などを食べるようです。



お腹がいっぱいになると、順番にくつろぎタイム。



荒川をタグボートをバックに、柔らかい日差しを受けて、のんびり休憩中のところも・・・・



上空を飛ぶヘリコプターが気になる様子。



こんな姿も時々見せてくれます。幼鳥と云えども、初列風切の黒が良く目立ちます。



近くに人が居ようとも、お構いなし!!ノッシノッシと近づいてきます。慌てて、後ろに下がるのは人間様です。



このままここで越冬するつもりなのでしょううか?



何せ初めての出会いなので、今まで以上にたくさんの写真を撮ってきました。

これから、数回に分けて載せていきますので、飽きないで見て下さいね。


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ナベヅル(鍋鶴)

2015年02月16日 | 鳥見行
今回のプチ遠征、最終回です。

深谷の河原を散策して、ホオジロガモなどを撮った後、昨年末から渡来しているナベヅルのポイントに移動します。

新聞などで報道されて、一時は大変な人が押し掛けたようで、そろそろ下火になったのではないかと行く気になったのですが、今でも居てくれるかどうか??

ちょっと不安に駆られながらも、現地に着いたのはお昼過ぎ。 北風がかなり強くなってきました。

昼食の前に、撮影を済ませる為、そのまま土手に向かうと、土手の上には鳥撮りさんが二人だけ。

土手の上は、とんでもない強風で、風に向かって立ってるのが辛いほどです。

距離が近いと聞いていたので、手持ちの456とミラーレスのみの軽装が、結果的に大正解でした。

肝心のナベヅルは、河原のすぐそばにいたのですが、周辺には、流れ着いたペットボトルや空き缶などがあり、暫し待つことにします。

それにしても近いですね。土手の上に人が居ても悠然と餌を啄んでいます。



ナベヅル(鍋鶴)

シベリア南東部や中国東北部などで繁殖し、朝鮮半島太中国の一部で越冬しますが、大半は鹿児島県出水(いずみ)周辺や山口県周南市に冬鳥として渡来します。

ナベヅルは同じ仲間のマナヅル同様、環境省レッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

また、ナベヅルにおいては世界の生息数の約9割、マナヅルにおいては約5割が日本に飛来しており、鹿児島県出水周辺が世界最大の越冬地となっているから驚きです。

ちなみに、ナベヅルの世界にいる個体数は、推定10000羽程度と云われてますから、すごい数のナベヅルが、ここに集まることになりますね。

日本で越冬するナベヅルは、20世紀初めまでは日本全国で越冬していたようですが、生息地の湿地の開発や狩猟によりツル類は急激に減少したそうです。

幸い、出水と周南市八代では,地域の人々がツル類を保護し,給餌,ねぐらの整備などをしてきた結果、地理・地形的要因もあって、多くのツル類が出水に集まってくるようになったそうです。

ただ、この集中化により伝染病発生時に大量死が起きる危険や農業被害の大規模化といった新たな問題も生じてきているようで、もう少し日本各地に分散してくれるといいのですが・・・・(「日本野鳥の会」資料より)



ナベヅルの飛翔も撮りたくて、冷たい強風の中を待ってみましたが、風が強すぎる為か、一瞬、飛び上がる姿勢を見せたものの、すぐに着地。残念!!



傍らでは、ダイサギが、風に逆らいながら一生懸命!!



上空では、トビが、風に逆って、強引に前に進もうとしています。



もう少し、ナベヅルの事を書きますね。

このナベヅルの名前の由来は・・・・・・・灰色の羽色が鍋に付いた煤に似てるところからこの名前が付けられたそうです。

日本では、ナベヅルは「くろづる」という名前で鎌倉時代より知られており、江戸時代には全国各地に渡来し、『和漢三才図会』などの玄鶴(黒鶴)もナベヅルとされています。(ウィキペディアより)



ナベヅルの顔が良く見えるように、トリミングで拡大してみました。首部分の羽が強風で逆立ってます。

額の黒い部分と赤班が特徴ですが、雌雄同色なので、性別は分かりません。

幼鳥や若鳥はこの黒色と赤班はありません。



鹿児島県出水平野と山口県八代盆地のツルは、1921年(大正10年)3月3日に国の天然記念物に指定されました。

また、その越冬地は、「鹿児島県のツルおよびその渡来地」として1952年(昭和27年)3月29日、「八代のツルおよびその渡来地」として1955年(昭和30年)2月15日に国の特別天然記念物に指定されています。



のんびり移動しながら、やっと川の縁まで来てくれました。何度も飛び立ちそうなそぶりを見せてくれるのですが・・・・・・



飛び立つのを諦めたのか、またまた餌を探して、のんびりと移動し始めます。



もう少し我慢して待ちたかったのですが、あまりの強風に耐えきれず、ここで撤収。

帰る頃には、土手の上にはもう誰もいません。

遅い昼食の時には、鳥撮りさんのご夫妻にお会いし、しばし鳥談義。

ご夫婦で、栃木から来られたとのこと、いろいろ鳥情報もいただきました。
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エナガ(柄長)の不思議な目

2015年02月13日 | 鳥見行
ホオジロガモを楽しんだ後、こんどは、コハクチョウのいるポイントに移動の途中、河原ではいろんな野鳥に会うことが出来ます。

やっぱり一番多いのは、ホオジロやアオジ、枝の上では、シメが風に揺られて気持ち良さそうです。

でもやっぱりシメの目は怖い!!(笑)





あちこちで、ベニマシコの鳴き声がしますが、姿は見えず。

コゲラも賑やかに枝から枝へ・・・・・・

そんなのんびりした小路を川岸に向かってると、エナガ(柄長)の集団が目の前に姿を見せてくれました。



暫し、そのまま留まってエナガのお相手です。  それにしてもジュリリ!ジュリ!ジュリ!・・・・・と賑やかなこと。



何を見つめてるのか、真剣な顔つきも絵になります。



青空をバックにして、お澄まし顔です。



エナガが、何か口にくわえてますが????

どうも蔓の皮の繊維を咥えてるようなのですが、今頃から巣作りの準備かな???

ご承知のように、エナガの巣は蜘蛛の巣やコケを材料にして作られてるのですが、木の繊維も使うのでしょうか。



この写真を大きくトリミングしてみると・・・・・



ここでさらに疑問が・・・・・前から思っていたことなのですが、エナガの目をよく見て下さい。

目の上の部分に黄色いラインが入ってるのが分かりますね。

もっと分かりやすいように、上に掲載した写真もトリミングしてみると・・・・



当初は、瞼だと思っていたのですが、果たして????

瞼だとすると、鳥の場合は確か、人間とは逆に、瞼は、下から閉じたと思うのですが・・・・(フクロウは、人間と同じ上から閉じます)

調べて見ると・・・・ブンチョウなどで顕著に見られる目の周りにある囲眼輪「いがんりん」??

もし囲眼輪「いがんりん」だとすると、その一部だけが黄色い色をしてることになります。(他の鳥では、ほとんどが一色です)

幼鳥の頃は、黄色ではなく、赤い色してます。(在庫より掲載)  成鳥になるとその一部が黄色くなるのでしょうか。。

幼鳥を見る限りでは囲眼輪のような気もしますが、まだスッキリしません。



果たして、何でしょうね。

確かな情報があれば教えて頂きたいと思います。



エナガとたっぷり遊んだあと、コハクチョウポイントに行ってみましたが、肝心のコハクチョウの姿が見えません。

見渡してみると、少し離れた上流に、コハクチョウの群れが見えますが、歩くにはきつそうなので諦めて戻ることにします。

駐車場で会った地元の方の話によると、最近少し上流の河原で餌を与えてる人がいるとのこと。

ここでは餌付けが禁止されてる筈なのに!!

聞くと、すぐ近くまで車が入れるようですが、時間もあまりないので、今回のコハクチョウは諦めて、ナベヅルポイントに向かいます。

まだ居てくれればいいのですが・・・・・


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