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東京モーターサイクルショーに行ってきました。

2012年03月27日 | バイクとか車とか色々
第39回東京モーターサイクルショーに行ってきました。

午前中の業務を終えて電車で会場へ

見に行きたいのはもちろんですが
自分のマシンも展示車両として出ているので
回収作業もあったのです。

さて
国際展示場駅から会場までの道のりは
午後2時ごろということもあって帰路に着く人ともすれ違います
ですが、手に持っている紙袋を見ると
東京アニメフェアの方がなんとなく多いように感じるのは
悔しさからそう感じるだけであってほしいです・・・

いや
アニメも好きなんですけど
どっちも多い方が賑やかじゃないですか

そして到着東京ビッグサイト


中はかなりの混雑です
開催期間3日間のうち最初の二日があまり天気が良くなかったりしたために混んでるように思ったんですが
ショップの方に話を聞いてみるとそういうわけでもなく
悪天候の日でもかなりの盛況だったそうです。

しかし
モーターサイクルショーでいつも思うのは
はしゃぐお父さん(彼氏)/冷めたお母さん(彼女)
のコントラストですよ。
お気に入りのバイクに跨って写真をせがむお父さん(彼氏)
アングルが気に入らなかったのか撮り直しを要求されて
うんざり顔のお母さん(彼女)

だいたいバイクに興味ない女性は帰りたい感出しまくりですよ
でもね
彼女のお買い物に付き合う彼氏はおそらくそんな表情はしてないと思います。

でも
感情的には似たようなもんなんですよ・・・
女性陣の皆様、
微かな楽しみの最中に不機嫌オーラは控えめにしてはくれませんでしょうか・・・


そして僕のマシンは黒山の人だかり!・・・・というには程遠く
一部のマニアの方々に話のネタを提供していたようです。

そんな感じのモーターサイクルショー
ニューモデルの発表も最近ではネットで先行発表しておいて実車を展示するという手法が主ですので
特に目新しいものはなく、
気になったモデルといえば
BMWのスクーターや
トライアンフのタイガーです。

国産はヤマハの陵駆などなかなかいいのもありましたが
性能を押し出すのではなく
バイクのある生活というか
人生を豊かにするツールとしての楽しみ方の提案というような
ハーレーの手法をなぞっているような感じが否めませんでした。

ただ
家族での楽しみ方としてタンデム性能をアピールしたり
無線で会話できるシステムなど
元々ある性能を高めながらアピールする点や
新技術のアイテムなど、

見るべきところはたくさんあったと思います。

写真も取りたかったんですが
ひっきりなしに誰かが跨ってるので
撮影の隙がありません

全体的な感想としては
外車の方が性能を前面に押し出しているように感じました。
もちろん国産車もZXー14などはアピールしているのですが
展示場所も中央ではなかったり、あまり自己主張しているようではありませんでした
跨れるところは順番待ちがすごかったのでやはりバイク乗りとしては注目度は高いようです。

写真撮ったものの感想

ハスクバーナ、
このサイズによくぞこのエンジンを載せられたなと感心しました。
シートの高さが僕にはやや苦しいですが
シティコミューターとしての性能は予想に難くありません。


MVアグスタ
これは綺麗でした。
走る工芸品ですね
個人的にはこういうバイクが『走ることでしか付かないキズ』を身に纏うことで
本当の『走る工芸品』になっていくのだと思います。


ビモータって復活してたんですね、
トラスフレームの秀麗さは流石という他ありません。
エンジンも最新のドカならきっと性能もいいはず
ですが全体的に小ぢんまりとまとまってる感じで
一時期のテージ1Dとかマントラみたいな意欲作をたたき出してほしいものです。


トライク(3輪バイク)も数年前からかなり市民権を得てきてるのか
今回もかなりの台数が展示されてました。
そんな中の変わり種
所謂前輪が2本の逆トライク
安定感はこちらの構造の方が高いそうです。
ちなみにこのマシンは前から見ると

なんとなくウーパールーパーみたいで可愛いです。


電動アシスト自転車もたくさんいました。
もうパッと見ではどこにモーターがあるのやらって感じです。
車体も随分と軽くなっています。

んで今回一番唸らされたのはこれ

GLにサイドカーが付いています。
しかしこのボート側、只者ではありません


画像だけではよく分かりませんが
このサイドカー、霊柩車だそうです。
しかもきちんとナンバーも取ってますので
参考出品とかではなく現役車両のようです。

・・・注文の話の第一声は
「お買い上げでしょうか?それとも乗車のご予約でしょうか?」
なんて切り出すんでしょうか?

ビジネスとしての葬儀を考えた場合に
霊柩車よりも省スペースで良かったり
最期を飾ろうという気持ちに応えたり、
実に良い着眼点だと思います。
どうせならこの構造を応用して前方をキャノピータイプにすれば
ボート側は雨にも大丈夫な超高級サイドカーとしても使えるわけですし、
ボート側を前後2人乗りにもできそうです。

んでこれ

痛車というのはいますが
とうとう痛バイクですよ

これは『わんおふ』というアニメとのコラボだそうで、
ちなみにこのアニメもバイクは生活の一部というか
人生を楽しんだり友人関係を彩る一部分として登場するようです。
しかしホンダブースに置いているということは
いわばワークスマシンですよ。

池袋のトヨタ、アムラックスでは
アイドルマスターとのコラボで埋め尽くされていましたが
これも時代なんでしょうね

そして
僕のお目当て
アメリカンV8エンジン搭載の超絶マシン
『ボスホス』です。
存在自体がマニアックなせいか
登場からすでに20年を経過しているのにはなはだ知名度は低いです。

理由は簡単で
あんまり雑誌広告を打ってないからでしょうね

モーターサイクルショーにもよく展示していますが
大人の事情でメディアに登場することはほとんどない
知る人ぞ知る存在です。

ノーマルモデルでも700万円以上と
お値段もビッグなのでなかなか手が出ませんが
国内でも結構オーナーはいます。

近づいていくと見えてきました。

遠近感がおかしくなる感覚です。


先代モデルのトライクです
345馬力仕様ですね。
これはかなりお買い得車だったはず。

ニューモデルのバイク

リアタイヤは300が入ってました。
デザインも最近ではかなり洗練されてきて完成度も上がり
日常使いでも問題なく走れるようですね。

んでトライク

カラーリングもきれいです。

バイク&トライク共にニューモデルでは
4800cc/300馬力
6200cc/445馬力
の2種類が選べます。
ラジエターも大きくなっていてますます安定した性能を発揮できそうです。

ちなみに先代モデルまでの5700ccモデルだとかなりお買得の中古車もあるようです。

僕はこういう『好きだから作ったんだ』という香りにあふれたモデルは大好きです。
ですがどうも一般的になバイク乗りには受けが悪いところもあるようで
特にトライクに関しては
「バイクに乗りたいのか車に乗りたいのかはっきりしろ」
などと筋違いなコメントを受けることもあります。

でもまぁ実際に乗っている人は
「いやいやトライクに乗りたいんですよ」と返すだけでしょう。

なんだか
自分の価値観の外側にあるものを認めようとしないのは狭量にすぎると思うんですよ
楽しみ方は人それぞれですし
違う考え方を貶めて自分の優位性を確保しようとするのは感心しません。

ボスホスに関しても
車のエンジンを搭載した時点で「あんなのバイクじゃない」という人もいます
バイクっていうのは『2輪車』なんですから
バイクはバイクで良いじゃないですか

「あんなの車だ」という人もいますが
2輪車なんですからバイクですよ(笑)

挙句の果てには
よく知らないままに
「ボスホスは壊れるよ」とか
アクセルをあけると反動でひっくり返るとか
何のメリットがあるのかわからないデマを飛ばす人も僕が直接聞いた話でも一人や二人ではありません。

バイクという乗り物に軽さや運動性能を求めるのも本道かもしれませんが
操る楽しさを求めるのは共通だと思います。

違う価値観をけなすのは
楽しみの幅を狭めるだけですよ

というわけで東京モーターサイクルショー堪能しました。

そして終幕
僕は搬出作業もあるので
片付けの様子を見ながらしばし休憩です。

ところで
この順番にも厳然たる力関係があるようで
国産4大メーカーやハーレー、BMWなどの有力メーカーが優先的に作業にあたって
中堅以下のメーカーはそっちが一段落ついてからだそうです。

とはいえ
みんなプロですので
流れるようにバイクをトラックに積み込んでいきます。
絶対入らないだろうと思うような隙間にもはめ込んでいく様は
さながら実写版テトリスです

モーターサイクルショーの間に売約済みになった車両もたくさんあったようで
なんだか祭りの後のような、ちょっとセンチな気分に浸りました。

出展側の立場でないとみられない光景ですので
ある意味貴重な風景です。





「コンパニオンさんのエロ写真はないのか?この役立たずがっ!」
と憤っているようなら
「会場での人気№1と個人的に№1の写真をくれてやるよ」と答えます


ぽて唇がキュートなサンキューボーイ


人気度はぶっちぎり
キレネンコ&プーチン


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