今日はレスリング全日本マスターズでした。
僕としては2連覇もかかっていたので
万全のを期して臨んでいました。
また今年は柔術の試合にも出るため
プロ修斗時代の70キロよりのさらに少ない69キロ級で出場を決め減量にもいそしんでいました。
そして
前日計量をクリアしたのですが、
その帰り道に倒れてしまいました。
過度の減量による脱水症状の酷い奴といった感じです。
軽い脱水くらいなら何度かやったこともあるのですが
今回は減量中にもそういう場面はなかったので油断もあったのかもしれません。
ただ
気付かなければいけない兆候はいくつかあったと思います。
最後の水抜きを始めるとき、
その数日前から水分の摂取量が少なくなっていたと思います。
そして
計量の時に最後の一絞りをしているときにも
実はそれほど苦しくなかったんですよ。
たぶんきついとかを通り過ぎていたんではないかと思います。
また
計量明けにも普通ならたくさん食べられるんですが
全く食欲がありません。
おにぎりも噛めないし呑み込めません。
すこし意識も朦朧としていました。
多少そういう状態になるのは織り込み済みだったので
計量明けに飲むのもスポーツドリンクなどではなく
経口補水液を常温にしてゆっくり飲んでいましたし、
おにぎりなどを食べる前にゼリー飲料などをゆっくり摂っていました。
しかしその時にはすでに最終局面で吸収も追いつかない状態だったようです。
結局帰り道の車の中で「なんかおかしい」と思いながらも
盛り返してくると思ってたんですが。
全身がつったような感覚になり
呼吸も浅くなり、頭痛と吐き気で運転もできない状態になり
なんとか車を道路端に停めたものの、ほとんど動けない状態になっていました。
結局救急車で病院に運ばれて
点滴とか・・・実はあんまりよく覚えてないのですが
点滴だったと思います。
その後はなんとか動けるようになったので帰宅することはできたんですが
試合ができる状態には戻りませんでした。
結果論ですが
計量後の体調の変化に気付いた時にすぐ適切な対処ができていたなら
その日のうちに回復して大事には至らなかったかもしれません。
なんとかなると思わないですぐにトレーナーの指示を仰いでいたら
たんなる脱水⇒対処で解決したかもしれません。
ただそれを今考えても意味のないことで
気付かなかった時点でそれは負けと言っていいと思います。
これがプロの興行だとしたら【試合に穴をあけた】ということになりますし
アマチュアだとしても【あそこのジムは選手の管理がなってないな】と言われてしまいます。
格闘技は個人競技ではあっても
同じ道場の仲間の思いであったり、今まで戦ってきた相手の気持ちも背負っていると思います。
そうなると
自己管理不足の果てに不戦敗というのは考え得る一番悪い結果だと思います。
文章で申し訳ありませんが、
応援してくださった方へのお詫びとさせていただきます。
運転免許取消処分の回避&軽減が専門の内村特殊法務事務所
代表:行政書士:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL03-5285-1840:090-9341-4384