いつものように深夜のはなまるうどんで
コロッケさんに悶絶していたところ、
後ろの席のホスト二人組話が耳に入ってきました。
ホストといえば
一昔前には売れっ子ホストが自分の派閥の若いホストを
叙々苑(高級な焼肉屋さん)に連れて行く姿が歌舞伎町の風物詩だったのですが
最近ではあまり見かけません。
それより目立つのは
売れてないホストが牛丼屋やマクドに大挙している様子です。
もちろん売れっ子でもそういうお店を好む人もいますが大半は・・・
でも
そういう境遇を噛み締めることで
上を目指そうとするのですよ
僕等も同じような時代はあったはずです。
僕がサラリーマンのころ
【高級車手当】と言うのがありました
高級車を購入してそれを通勤に使えば、営業車を駐車場から出すときに入れ替わりに自分の車を駐車できるのです
他の社員がその車を見てモチベーションを上げるためだったそうです。
フェラーリに乗る上司はよく「欲しいんだったら欲しがれ!欲しがり続けるから手に入るんだよ」って発破かけてました。
ちなみに
僕はバイクで通勤してましたが
ハーレーでは高級車手当ては出ませんでした
さてはなまるうどんinホストです。
若そうなほうが田舎に帰りたいのだそうだ
先輩風のほうは「もう少し頑張ってみようよ」と励ましている。
色々大変なんだろう
若い方は心が折れているっぽい、
向き不向きもあるだろうが
向いてないのに頑張ってるなら
折れた心はつながらない、
無理やりつなげても今度は他のところが折れるだけだ
向いているのなら
挫折の後はもっと強くつながるものだ、
向き不向きを判別する方法は
その仕事に取り組む中で【好きと言える瞬間】が、どのくらいの大きさかだと思う。
それがないなら
無理して背伸びする事は時間と才能の浪費に他ならない
辞めるという事を悪、続ける事を美徳とする風潮は僕は好きじゃない
昔いかがわしいお店に勤めているとき
女の子をクビにするとき「才能が無い」と言うことが多かった
傷ついているかもしれないが
無理して続けた先で付いた傷は致命傷にもなりかねない
それに、あるべきでない状況に居続けることで
ダメ人間になっていった人たちも数限りなく見てきている。
ヒステリシス現象というのがあります。
たとえばスプリングを許容量を超えた力で引き続けると
力を抜いても完全にもとの長さには戻らない現象の事です。
人間も同じで
心は少しづつ磨耗していく
形が変わるまで磨耗しきったときには
自分を保つために周りの状況に自分を合わせるようになってしまう
そうなったら
自分の人生なのに自分が主人公じゃなくなってしまうんですよ。
きつい事を言われた相手を嫌いになるのは活力になることだってあるだろう
でも
出来ない自分を嫌いになったらあとは落ちていくだけだから、
嫌いの矛先が僕を向くなら
その子の将来にとってきっとプラスになるんじゃないかなと思ってました。
仕事を通じて自分の事を好きになれるなら
その仕事に対する才能は『ある』のだと思います。
「で、今の仕事で自分のこと好きになってる?」
と聞かれましたら
「僕は爪先から毛先まで1立法ピコメートルも残さず自分大好き人間です」
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