内村特殊法務事務所、ただいま営業中

免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

コリジョンコース現象での死亡事故

2018年05月13日 | 交通違反
今回の御依頼は死亡事故。

信号の無い交差点で御依頼者様は車、被害者はバイクでの
出会い頭の衝突事故です。

さて、交差点での衝突事故というと
基本的な原因は『見落とし』です。
特に今回の事故は現場の見通しは非常に良く。

普通の人がこの現場を見ると「これで見落とすなんてありえない」と思うかもしれません。

しかし『コリジョンコース現象』といって
物凄くざっくり表現しますと『直角に交わっている道路で、同じ速度で中心に向かって走行している車同士はお互いを認識できなくなる現象』の事です。

これは視界から『消える』現象ですので
【見通しが良いからこそ見つけられると思い込んでしまっているが故に見つけられない】という恐ろしいことが起きます。

また完全な等速でなくても認識し辛くなるので
見通しの良い交差点での事故原因ではかなり多いと思います。

とはいえ、注意していれば見つけることは可能なのですから
交差点の優先順位や一時停止の標識に従っていれば基本的に事故は起きません。

そして今回の事故もこのコリジョンコース現象によって起きた事故で
御依頼者様は優先側、被害者は当然劣位側です。

御依頼者様としては道路事情も知っていますのでバイクが突っ込んでくるとは思いもよりません。
もちろん道路交通法には交差点安全進行義務というのがありますので、優先側だからといって相手をひき殺していいというものではありません。

ただ想定できない事故、想定する必要のない事故というものも存在します。

結果としては死亡事故という重大なものでしたが、
僕の事務所の方針としてはその事故原因を作ったのが被害者であるならば
加害者は絶対に軽減されなければならないと考えています。

そして今回は予算の都合で意見の聴取に同席は難しかったので、当日の行動と御本人様の主張を書面化したものを持参していただきました。
結果は180日の免許停止に軽減成功!!

さらに刑事処分でも罰金や懲役は無しで完了。

その日の聴聞会場での軽減された方は1人だったそうで、
ネットなどでは御依頼者様の住所地(都道府県)はやや厳しめという評価をされているようですが、
僕にとっては被害者の悪質性をきちんと評価してくれるところですので、むしろ安心感もありました。

ネットの嘘情報に踊らされずに御相談を頂き、そして良い結果をお届けできて良かったです。

運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表:行政書士:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL03-6356-7386:090-9341-4384

免許制度の暗部

2018年05月11日 | 交通違反
運転免許を更新するとき
病気の有無について確認する項目があります。

しかし
これって自己申告です。

そして運転に支障があるほどの病気がある人というのは
往々にして自覚症状がありません。

また認知症が進行して会話さえままならなくなっているような人でも
運動記憶は滅多なことでは無くならないので、意外と運転はできてしまいます。
更に家族も「運転を取り上げたら認知症が進行するかも」とか「運転が好きだったから生きる支えになっている」ととんでもないことを言い出して運転をさせてしまう人もいたりします。

ただその一方では「自損事故で死んでくれても保険金が出るから儲かる」などと考える不届き者もいたりします。
また加害者側の任意保険としては現状支払われるところがほとんどかと思われますが、
このあたりは保険会社の約款にもよりますので、今後厳しくなる可能性は高いです。
※もちろん現状の約款でも病気の状態などによっては保険金が出なかったりする可能性もあると思います。

更には睡眠時無呼吸症など、若くても運転に支障がある病気で免許取消になる人も最近増えています。

免許取消処分の前の意見の聴取や聴聞などでは
本人に弁明の機会が与えられますが、会話さえ成立していない人も珍しくありませんし、
睡眠時無呼吸症で事故を起こして免許取消になる際に「自分は寝てない!」と主張しているのに
警察官が資料を出そうとして会話が少し途切れた時に文字通り寝落ちしてしまう人もいました。

重度の認知症なのか、順番が来て「こちらへどうぞ」と言われたらいきなり帰ろうとした人もいました。
聴聞の途中に今自分が何をしているのか分からなくなる人もいました。
突然「俺はキ○ガイじゃないー!」と叫び出す人もいました。

書ける範囲ならこのくらいですが、
もっとひどいのも沢山います。

そんな人たちは現実に存在しますし、
一般の人がイメージするよりもはるかに大量に、
一撃必殺の殺傷力を持つ自動車を運転しているのです。

自分が事故を起こさないのはもちろんですが、
防ぎようのない事故から身を守るためにも、
やはり車は少しでも頑丈な車種を、バイクならできる限りプロテクターを、
そして体も鍛えておくに越したことは無いと思うのです。

運転免許取消の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表行政書士:内村世己
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25点が付く場合もあります。

2018年05月05日 | 交通違反
睡眠不足、運転前に確認…トラック・バス義務化

居眠りで事故というのもよくある事例ですが、
そもそも《居眠り》をしてしまう理由として最も多いのが『疲れ』です。

そして疲れによって居眠りをしてしまった場合【過労運転】になってしまう場合があります。
というか、最近は結構増えています。

居眠りの事故件数は昔も今もそれほど変わってないか、
単純に事故件数や運転人口の減少から考えれば絶対数は減っていると思いますが、
ここ数年、免許取消の原因の中で過労運転は増えているように感じます。

過労運転といっても
ただ疲れているだけでは成立しなくて、
それによって正常な運転ができなくなっている状態のことを指しますので、
たとえ残業や年中無休で働いていたとしても、それだけでは過労運転とまでは言えません。

ですので分かりやすい事象として
【居眠りによる事故=過労の結果によって正常な運転ができなかった状態】ということになるわけです。

更に過労運転には【下命、容認の違反】というものもあり、下命というのは【〇〇をさせる、命じる】ということ、
容認というのは文字通り【積極的には推進してないがその行動を認めている】という意味で、
ちなみに3年以下の懲役または50万円以下の罰金

これは仕事中の事故であれば会社の責任も問われる可能性があるということです。
そして、この過労運転の下命、容認について直接の違反点数というのは設定されていませんが、
これは違反者が本人ではないので【点数によらない処分】として、
重大な違反を〔させた〕場合は違反者と同じ処分となり、
25点相当=2年間の免許取消ということになってしまうということです。

実際に会社の社長や配車係などが罪に問われたり免許取消処分の対象になることはあまり無いとはいえ、
法令上は責任追及される可能性は十分にあるので御注意ください。

運転免許取消の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表行政書士:内村世己
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軽減実例では、ほぼ占拠している状態です(笑)

2018年04月27日 | 交通違反
先日御相談者様から
「先生のところは軽減実績日本一を謳ってますが、証拠はあるんですか?」
と聞かれました。

まぁ僕がこの仕事を始めた25年前から今まで他の業者に会う機会はほとんど無かった点や
ブログやHPで表示している軽減実績の量も質もぶっちぎりだと思いますし、
そもそも警察本部の免許課トップからもそう言われてますが、
やはり明確な証拠が欲しいところですね。

というやり取りを横で聞いていたスタッフが
「こちらではいかがでしょう?」とノートパソコンの画面を持ってきたのがこちら。

まずスピード違反で軽減された例の中で実物の処分書を画像として出しているページを検索しました。

軽減処分書の画像はほぼ全部に近いくらい僕の事務所です

次に死亡事故で免許取消が軽減された処分書の画像を検索してみました。

こちらに至っては全部僕の事務所です

ついでに中型、準中型自動車の無免許運転での免許取消が軽減された処分書を探してみると

これまた全部僕の事務所からです

なので改めて断言します。
僕の事務所に御依頼頂いて助からなかったとしたら
誰が何をどうやっても助からないという事です

運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表:行政書士:内村世己
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美女は得?

2018年04月23日 | 交通違反
なにかと『美人は得』などと言われますね。
実際得か損かで言えば間違いなく得な部分の方が多いと思います。

まぁジャンケンが強いとか喧嘩が強いとかスポーツの才能があるとか金持ちの家に生まれたとか
そんな持って生まれた才能だったり運だったりするので、人から好印象を持たれる才能なわけですから
それもまた個性の一つだと思います。

さて、免許取消の前には『意見の聴取』や『聴聞』という弁明の機会が与えられます。
一般的にはこの時に反省の気持ちを伝えたり、免許がなくなったらどんなに困るかを必死にアピールしたり
あるいは自分は悪くない、交通ルールの方がおかしいんだと御高説を謳う人もいます。

具体的にどうするのが効果的なのかは違反や事故の状況や運転歴、地域性によって大きく違いますので
ネットの都市伝説を参考にするのではなく正しい情報を得るための御相談を頂きたいところです。

そしてこの意見の聴取で話す相手のことを都道府県によって『聴聞官』『聴取官』『審理官』などいくつかの呼び方がありますが、正式名称は【聴聞主宰者(ちょうもんしゅさいしゃ)】といいます。

この聴聞主宰者も人間ですので色んな性格があります。
・ちゃんと話を聞いてくれる
・事務的に流れ作業
・「おまえなんか何言っても無駄だよ(笑)」のようにとてつもなく小馬鹿にしている、あるいは喧嘩腰
・「この上申書、ネットのパクリですね?こんなの出して恥ずかしくないんですか?」という言葉責め
そんななかで、あからさまに人によって態度を変える人もいます。

例えば
某警察本部にいる聴聞主宰者A氏は女性、特に少し濃い系の美女に対して異常なほどに甘々な対応になります・・・
男性に対してはすさまじいほどに事務的、一般的な女性に対しても多少口調が優しいだけでほぼ同様、
更には補佐人という制度自体が大っ嫌いで、法律職の人が一緒に来ていても本人の話が終わった(流した)時点で「じゃこれで」と補佐人に話す機会さえ与えず司会進行役の警察官から「あ、補佐人さんもいますので」と促されたりするくらいです。
また通常に補佐人と話すときには何か話す前から「ここはあなたの弁明聞く場所じゃないんでね」と『お前の話なんか聞かねーよ』と言わんばかりの態度を取ったりします。

そんな人間的に大問題がありそうな人なのに
好みに合致しそうな濃い系美女には全く違う口調で、事故を起こしていてもその原因だったり相手の負傷の内容に関して露骨なほどに弁護的な態度を取るというか、悪い意味で親身になり過ぎ、うまく話せない場合なども「なるほど、それは〇〇というようなことですね」と不自然なほどに相手に擦り寄っています、もちろん違反の内容や事故の状況などは外からはよく分かりませんが、少なくとも一回は「これで軽減?」というのも見ました。

さて、これだけを見れば「なんてひどい奴だ!」と憤るところですね。
もちろん結果の方にも差を付けているのかは分かりません。
分かりませんが御依頼者様で実験するわけにはいきません。

しかしどんな場面であっても最良の結果に近づけるようにするのが真のプロです。
こいつのいる警察本部である場合は、前もって担当が分かっている場合には、焼きもちを焼かせないように彼女とか奥さんとかではない、家族や親戚の濃い系美女を代理人として行かせたり、スタッフが補佐人としていく場合には女性スタッフにこいつの受けが良いメイクをして担当にします。

やり方として邪道と言われるかもしれませんが、僕に言わせればあからさまな依怙贔屓(えこひいき)こそ法令に基づかない不平等ですし、主張自体は同じなのにそれで結果が変わるというなら、それこそ邪道です。

僕はグレーゾーンなら防御権の一つとして最大限活用すべきだと思っています。


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交通違反でも多いですね。

2018年04月21日 | 交通違反
ツイッターで拡散「性暴力は親告罪」は誤り…議論が沸騰すると現れる「都合のいい法律情報」

こういうのって
法改正を認識してなくて以前の法律に沿って発言していたり、
もっと極端な例だと都市伝説をそのまま拡散させてしまっている場合もあります。

そして
身近だからなんでしょうけど
交通違反にも非常に多いですね。

よく聞くのが『オービスの出頭通知に対して「それは自分ではない、当時車は人に貸していたものだし、肖像権侵害や誤認検挙も多数あるオービスに対して捜査協力はできない」という内容証明を送付すれば、以降は呼出しは来なくなる』というもので文面は多少違いますが、だいたい趣旨は同じです。

ただし、
僕の事務所には数か月に一件くらいの割合でこの都市伝説を実行に移して逮捕された。
あるいは家まで警察官が来た、家族に話を聞かれて外堀を埋められた、などの相談が入ります。

そしてこういう人に多いのが『まともにやっていれば免許停止で済んだのに、こんな都市伝説を信じてしまったがためにより厳しい状況になってしまっている』ということです。

ネットの情報は便利ですが、
とりあえず鵜呑みにはしないで欲しいものです。

その情報発信者はおそらく
貴方の免許証を助けてはくれませんよ

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こういうのは『助からなければならない場合』だと思っています。

2018年04月15日 | 交通違反
今回の御依頼は死亡事故、
状況としては横断禁止の標識のある道路を横断してきた歩行者との接触事故です。

ただ、被害者側にも横断禁止の標識があるにも関わらず横断したという違反はありますが、御依頼者様にも制限速度を多少超過しているというのが
実況見分でも出てしまっているので、違反があるという観点だけなら双方にあるという事になります。

また、ライトが下向きだったというのも落ち度の一つとしてカウントされてしまいます。

そして今回の事故状況としては先行車が右側のコンビニに入ろうとして減速⇒右折待ちで停止のところに、その車の直前を被害者が横断してきたので、
ついでの話ですが車両の直前横断の違反もセットです。

世間一般では
歩行者対車の事故なら必ず車の方が悪くなるという都市伝説もありますが、
実際はそうではなく歩行者の方が悪い場合も少なくありません。
というか結構多いです。
ただどっちが怪我をするかという意味では歩行者の方が被害を受ける立場になってしまいますので
被害者という名称で呼ばれてしまうという意味に過ぎません。

そして今回の場合、
加害者側には確かにいくつかの違法行為があります。
しかし事故の原因の最たるものを作ったのはどちらかと考えれば
僕は被害者の違法行為さえなければこの事故は起きなかったと思います。

さらに言えば
御依頼者様の違法行為は即座に取締られるほどの悪質性の高いものではなく
常識の範囲内として許容されるものと、僕は考えます。

つまり
事故の態様としては被害者でも僕の依頼者様にとっては免許証にダメージを与えようとする加害者です。
ついでに、この事故で依頼者様は運送会社を休職処分となり、免許取消になればそのまま解雇の瀬戸際に立たされています。

あえて言います。
「こんなクズ横断者のせいで真っ当な運転者の人生が狂わされることはあってはなりません。」

こういう場合、本来なら罰金や懲役などの刑事処分で処分無しを先に取っておきたいところでしたが
一つ残念なことは御依頼者様は僕の事務所よりも先に弁護士事務所にも相談しており、
その弁護士からは「罰金刑にはならないでしょう」と言われていたにもかかわらず
50万円の罰金刑を受けてしまった後でした・・・

免許取消の前の意見の聴取の際には「刑事処分はどうなってますか?」という質問がありますので
そこで「罰金なしでした」と答えるのと『罰金50万円でした』と答えるのでは、やはり印象は大きく違います。

とはいえ
出ている結果はどうしようもありませんので
免許証への処分が軽くなることに専念します。

また御依頼者様は御自身の住所地を「厳しい県」と思っていましたし、
ネットなどでも非常に厳しい県として情報が出ています。

しかしこれは全くのデタラメで、
僕にとってはこういった死亡事故の場合むしろ全国的に見ても軽減率の非常に高い県です。

そして御依頼者様からの注文は免許取消なら本当に死活問題だから、できることは全てやりたいとのことでしたので
意見の聴取に補佐人として同行しました。

実際に聴聞会場に行くと
いい意味でいつも通りと言いますか、
「おぅ先生、今日は誰の補佐人?」という感じで身分証すら出す必要はありません。

聴取の際には御依頼者様は軽減されるべきであるという主張を正しい手続きにのっとって正しく主張し、
あとは警察官や聴聞官とも軽く雑談なんぞを挟みながら、予定通りに180日の免許停止に軽減成功!

御依頼者様も大変に喜んでくれました。

ちなみにこの日の会場で軽減された人は
僕の御依頼者様以外は1人だけ。
ただ違反内容を聞く限り何もしなくても軽減されるような人でしたので
正しい手法によって軽減措置になった人という視点なら御依頼者様一人だった可能性もあったわけです。

この数字だけで見ればネットの『厳しい』という情報も正しい面もあるかもしれませんが。
他の処分対象者や一緒に来ている弁護士、会社の上司、家族など、正しい主張ができている人は一人たりともいませんでした。
漏れ聞こえてくる話からはあと数人は軽減されるはずだと多少悲しくなりますが、そこは依頼を受けているわけではないので僕の方から動くことはできません。

一生懸命頑張ることは大切ですが、
正しい方向に頑張ることはもっと重要です。

ひとまず今回も最良の結果をお届けできて良かったです。

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証明できないのがちょっと悲しいですが、最良の結果

2018年04月08日 | 交通違反
今日は御依頼者様から嬉しい御連絡がありました。

3年前に御依頼頂いたひき逃げ事件が行政処分なしで終了(罰金もなし)。

2年半前に御依頼頂いた過労運転+ひき逃げ事件で、
あわや65点が付けられるかどうかの瀬戸際から5点で終了。

こういった処分内容の変更って『〇〇の処分が△△になりました』という処分変更ではなく
丸ごと新しい処分内容になりますので軽減されたかどうか見た目では分からず、
処分書の画像などを載せても軽減されたかがよく分からないのが多少残念ですが、
それでも御依頼者様にとっては最もいい結果なのです。

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煽られた時の対処法、の補足

2018年04月05日 | 交通違反
東名の煽り運転殺人事件以降
煽られた時の対処法というのはいろんなところ出てますね。

その中で【止められそうになった場合は路肩に寄せて停止して車内から110番通報する】というのは一般的になりつつありますが、
出来ればもう1つ追加でやってほしいのは、スピーカーで通報してほしいってことです。

音量最大にすれば車外の暴漢にも意外と聞こえてたりするので
110番窓口の「違反ですか?事故ですか?場所はどこですか?」という問いかけも大きなプレッシャーになります。
またドアやガラスを叩く音も向こうに聞こえるのでより緊急事態感も強まりますし、
大声で怒鳴っていた場合に警察が来てから「俺はそんなことは言ってない、ドアの傷も俺がつけたものじゃない」などととぼけた場合にも
かなりの証拠になる場合があります。

そしてナビにハンズフリー機能が付いていたり車自体にハンズフリーの機能が付いている場合には話し声がかなり外に漏れていますので、さらに効果的です。

更に余裕があるならその電話の内容も録音しておけば尚一層好ましいです。
もちろん110番にかけているという画面は録音中の表示も合わせて相手に見えるようにしておくなど、
小さいことなんですが相手の機先を制する&気勢を削ぐという意味では効果的かと思います。

※電話の種類によっては自分の声は入らなくて相手の声だけが録音されるのもありますが、それでも今の状況を記録されているというのは犯罪者にとって非常に強いプレッシャーになります。

とはいえやっぱりお勧め、というより必須装備にしてほしいのは前後+車内を撮影+録音機能付きのドラレコです。

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諦めたら試合終了

2018年03月27日 | 交通違反
とある県は
免許取消の軽減について『日本一厳しい県』と呼ばれています。

まぁ単なる都市伝説なんですが、世間一般の印象はやはり厳しい県というものです。

ただ僕にとっては厳しいのではなく
違反や事故の内容についてきちんと評価してくれる県という印象です。

先日の御依頼者様も最初の捜査では責任大の重傷ということで15点が付いてしまいました。
しかしドラレコの映像をよく解析してみると実際には被害者の方が悪いという主張が十分にできることが判明しました。

もちろん動画は警察でも証拠物として控えているはずですので
意見の聴取で新たな証拠を出すということは警察の捜査に対して真っ向から反論するということです。

ここで警察に反発している人たちは鬼の首を取ったように警察を攻め立てますが
それは『今この瞬間の自己満足』に浸っているだけに過ぎません。

僕の場合はそういう攻め方はしません。
事実を法令に則って処分してもらうように申し入れるだけです。

もちろん細かい手順や方法などは練りに練ったノウハウがありますが、
相手の落ち度をあげつらうものとは全くの異質であるということです。

警察官の落ち度を安全な立場から責め立てる人は「俺は警察から嫌われてるから」と言うことが多いです。

僕は警察からは嫌われていません。
今回もむしろ感謝されていたくらいです。

ちなみに日本でも中盤くらいの厳しさの県で警察官の捜査の落ち度を指摘して悦に入っていた自称専門家の御依頼者様は
聴聞官から「なるほど言いたいことはよく分かったから取消処分受けた後に裁判でも何でもやればいいよ(笑)」と切り返されていました。

欲しい結果を得るためには
【正しい知識で正しい行動をする】
たったこれだけなんですが、片方すらできていない人が自称専門家も含めて99%以上なのが現実なのです。

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警察は【敵】ではありません。

2018年03月26日 | 交通違反
車関係の雑誌だったり
ネットの車関連の情報だったり
テーマを絞ったムック本だったり
警察の交通取締りに反発する記事って多いですよね。
そういうのを専門にしているジャーナリストも沢山いますね。

僕もよく御依頼者様から『反警察の立場ですか?』と言われることがありますが、
実際はむしろ『反警察』ではなくむしろ警察側です。

だからこそどんな場面であっても警察に対して好きなことを言い続けることができますし、
違法な取り締まりを指摘するときでも喧嘩するのではなく、現場の末端レベルでは一悶着起きることもありますが終わってからはむしろ警察にも感謝されます。

最近目についたのは「スピードの罰金は払わない方が得」という記事を読んだのですが、
内容としては青切符の場合に違反に納得がいかないと争った場合にはほとんどが不起訴になり、赤切符の場合でさえほとんどの場合不起訴になるのだそうです。

※不起訴⇒刑事裁判にかけられない=罰金なしです

記事中のこの部分だけは実は正しいです。
ゴネてるだけでも不起訴になることは多いです。
というかかなりの割合で不起訴になります。

色んな記事ではこの不起訴に関して『勝った』あるいは【得をした】と表現しますが
まず刑事処分の結果が違反点数の抹消に直結しているわけではなく、また別途手続きを踏む必要があります。
※その際に証拠の一つとして「不起訴になった」というのは使えます。

また不起訴にもいくつかの種類があって当然強さにも差があります。
しかしこういった記事でそこまで踏み込んで書いているものはありません。
もちろんそういう主張をする上でのリスクに言及しているものは全くありません。

ここからが今回のメインなのですが、
不起訴になった場合、過去数年分の運転記録証明書には【未処分事案】というマークが付きます。
このとき違反について無かったことの証明などができていない場合には警察側の味方としては【踏み倒した人】という評価になってしまうこともあります。

更に言うと、違反について争った場合には取調べを受けますが、その時の調書は全部残っています。
免許取消前の弁明の機会(意見の聴取や聴聞)の時に土下座せんばかりの態度で「寛大な処分をお願いしますぅ」と言ったら聴聞官から「○月〇日の違反の時とはずいぶん態度が違いますね、この時には『この程度の違反で取り締まるのは厳しすぎる』という主張でしたが、今回は『この程度の違反で免許取消は重すぎる』とは言わないんですか?」と切り返された事例もあります。

もちろんそんな感じで争った経歴があっても適切なやり方はあるんですが、
それは御依頼者様にのみお伝えする秘策です。

納得できなくて争うのであれば適切な方法がありますし
そこで生まれるメリットやデメリット、そしてリスクまで含めて正しい知識を身に付けて行動するべきだと思うのです。

そのためにももしもの時の証拠として
ドライブレコーダーの装備は必須です。


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速度超過2連発その後携帯画面注視そして軽傷事故

2018年03月22日 | 交通違反
今回の御依頼は
高速道路で40キロ未満の速度超過で3点、
その6日後に速度超過50キロ以上の速度超過で12点、

後の方の速度超過は後続車に煽られたという理由があったとはいえ、しばらく加速を続けていたことで
取調べの際に担当警察官からも「別に危険じゃなかったよね」と言われる始末・・・

そして同じ違反を短期間で繰り返すというのは悪質運転者として評価されやすくなりますので
文字だけで見ればなかなか厳しい状況ですね。

しかしこの御依頼者様の場合は
最良の方法が使えることが判明しましたので
ここまでなら90%以上の確率で免許停止に軽減できる状態でした。

『でした』と過去形なのは
最後の速度超過から約2か月後、今回の出頭通知が来る少し前にスマホの画面を見ていたことで取締りを受け1点追加、
・・・一転状況はかなり厳しくなってしまいましたね

しかしまだ、この時点でも僕の事務所からの指示通りに動いていただければ80%以上の確率で軽減される・・・・・はずが、
この1点のなんと翌日に人身事故、しかもほぼ加害者が一方的に悪い事故です。

普通に考えれば絶望的ですよね

しかし、それでもまだ方法は残っています

これまた秘密のノウハウですのでなかなか明かせませんが、
胡散臭い情報などにある「事故のことを黙っておくというのは間違い」とだけはお伝えします。

そして結果は180日の免許停止に軽減成功!!
もちろん短縮講習を受ければ100日の免許停止に短縮されます


ちなみにこの軽減処分書には違反日の関係でスマホの画面注視1点とその後の人身事故の5点は計上されていません。

この点数はどうなるかというと、
今回の場合はなんとスマホの1点と事故の5点は加算されないけれど一緒に処分を受ける形になり、
実質的には『不問』となりました。

最良の結果を届けできて良かったです。


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疑惑の被害者(事故の点数修正成功事例

2018年03月21日 | 交通違反
軽減が成功した御依頼者様でも
ブログなどで公開してOKと言ってくださる方ばかりではなく
そういった情報は伏せたい方や、嫌な思い出がネット上に残ることさえ嫌な感じがするという方もおられますので、
後はそもそも守秘義務というのもありますので御本人様からのOKが無い限り公開することはありませんし、
公開する際にはどこのだれとは分からないように処分書も修正します。

しかし今回の御依頼者様はかなり豪放な方で
相当な範囲、お住まいの県まで是非公開してほしいとのことでした。

とはいえ警察本部との申し合わせで具体的な都道府県は伏せるようにしていますので、
ここでは『中国地方の某県』に留めます

○○県在住のA様ここはどうか御容赦ください

さて中国地方在住、トラックドライバーのAさん、
ある日不注意から事故を起こしてしまいます。

詳細な内容は伏せますが、非の打ちどころのないくらい加害者側が悪い事故です。

ただ被害者3人のうちの1人の怪我は治療期間1週間
もう1人の怪我は治療期間約1か月
※いずれも診断書の治療期間です。

さて治療期間1か月の人身事故の場合違反点数は8点か11点のどちらかです。
ちなみに1週間の人身事故は5点ですが被害者が2人以上いる人身事故の場合は最も重い1人の点数が付きますので、
この2人なら1か月の点数となり、この御依頼者様の場合免許停止の前歴や累積点数はありませんので
8点/30日か11点/60日の免許停止で免許取消になる心配はありません。

しかし被害車両に乗っていた3人のうちの1人が驚愕の『治療期間6カ月』という診断書を提出してきました

一旦整理しましょう、以下の数字はそれぞれ点数の根拠となる診断書の治療期間です
被害者X⇒1週間=5点
被害者Y⇒1か月=8点
被害者Z⇒6か月=15点

同じ車に乗っていたとはいえ、乗車位置によって衝撃が違うのは当然でしょうけどせいぜいむち打ちのXYに対してZの怪我は細かい怪我+首の骨折

更にいえばXYは子供でZは成人です。

普通に考えればありえない事故ですがちゃんと骨折の診断書は提出されていますし、
それによって違反点数は15点「取消基準に該当していますので意見の聴取に来てください」という出頭通知が来ています。

もう一度整理しましょう。
1:点数は最も重い怪我のZで決まる
2:怪我の主張は限りなく嘘っぽい
3:しかし診断書はある
4:意見の聴取まで1週間しかない
5:刑事処分は罰金刑が確定済み

場所が中国地方とはいえ僕の事務所は全国対応していますので、当日は補佐人として同席することになりました。
詳細な方法は独自ノウハウですので明かせませんが、結果はZの怪我の点数をカットして、Yの怪我の点数も1か月でしたが、ランクの低い側の8点で抑えてもらい、

当初15点だった付加点数全体が8点に修正された結果、30日の免許停止で完了しました。

奥様とお子様、そしてご高齢のお母様もおられる中での免許取消は
文字通りの死活問題になりかねませんでしたが、まさしく1年間の免許取消という地獄の縁から、30日の免許停止⇒短縮講習に行けば1日で終了に軽減されたのは、数字でいえば365分の1に軽減されたということです。

費用的には25万円ほどかかりましたが、最高の結果を届けできて良かったです。

運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表:行政書士:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL03-6356-7386:090-9341-4384








悪質性でいえば死亡事故よりも上な違反です。

2018年03月09日 | 交通違反
東大院教授を逮捕、千葉県警 無免許運転疑い

免許取消から軽減される確率という意味では
当たり前の話ですが悪質な違反ほど下がります。

ちなみに最も軽減率の高い違反は
被害者の落ち度が大きい人身事故です。

低い違反となると組み合わせ次第で何とでもなりますが
とりあえず行処分の前歴あり+酒気帯び+死亡事故+ひき逃げのフルセットをやって軽減された人はいません。

さて、
そんな格別に悪質な違反の中で比較的多いのが
リンク記事にあるような『免許停止中の無免許運転』です。
まぁ自分が免許停止中なのを知らないということはありえないので
確信犯中の確信犯ということで印象も最悪で、警察官の取扱いとしては死亡事故よりも悪質と評価されます。

ちなみに加害者の責任が大きい(信号無視など)死亡事故の場合点数は22点、
無免許運転は25点ですので、点数を悪質性とするなら無免許運転自体が死亡事故以上に悪いということになります。

ただ、無免許運転にはいろんな種類がありますので、
・有効期限切れ
・普通免許で中型トラックに乗ってしまったり、普通免許で原付2種に乗ってしまったなど『運転できない車を運転してしまった』
などで軽減されたからはたくさんいます。


ただし免許停止中の無免許運転の場合は
免許停止になった前歴や点数+無免許運転の25点となるので合計点はさらに途方もないものになってしまうので
通常の無免許運転の比ではないほどに厳しくなってしまいます。

もちろん『どうしても運転せざるを得なかった』場合もあるかもしれませんので
その場合は専門家に相談して正しい行動で主張していくべきだと思いますが、
非常に厳しいという事実だけは揺らぎません。

運転免許取消の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表行政書士:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL03-5285-1840:090-9341-4384


こういう場合は轢いた方が被害者だと、僕は思います。

2018年02月28日 | 交通違反
高速道で歩行「桁違いに危険」…昨年22人死亡

よくどんな場合であっても轢いた方が悪くなるという都市伝説がありますが、
こういった『ありえない状況で起きた事故』の場合、違反としてすら扱われない場合があります。

もちろん昼間の見通しのいい直線道路で進行方向上の歩行者を見落とした場合などで
運転者の過失が問われる場合もありますが、それでも高速道路上の歩行者をはねた事件では
障害事故、死亡事故含め僕の事務所でも多数の事例を扱っていますが、
ほとんどの事案で処分の軽減、あるいは付加点数無しという結果になっています。

正しい手法で正しい主張、
正しい知識に基づいた正しい行動、
文字にすればたったこれだけなのですが、
今だに都市伝説級のデマが飛び交っていたり、それを信じて墓穴を掘ってしまう人がいるのが悲しいです。

運転免許取消の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表行政書士:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
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