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免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

ち〇ぽ刑事

2014年02月28日 | いろいろレビュー
いや・・・なんかね
小さい頃はう〇ことかち〇ちんとか
そんな単語だけで笑えたし、
僕と同世代ならアホーガン読んで悶絶してた記憶ってあると思うんですよ。

そういう下品な笑いってある意味根源的なものだと思うんですよ。

何が言いたいかって

この漫画に定価の3倍のプレミアがついてるってことです
(((( ;゜Д゜)))

「うおっ!懐かしぃ!」と思っていただけた・・・・というか
この文章を好意的に受け取っていただければ僕と同じような感性ですので
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ブラッドハーレーの馬車

2014年02月27日 | いろいろレビュー
いわゆる
ウツ漫画というジャンルがありまして、

舞台が酷いものだったり
救いがなかったり・・・

ネットでもトラウマ漫画として名高い【ブラッドハーレーの馬車】を友達のプロ格闘家に勧められたので読んでみました。


実は僕はこの沙村広明という漫画家さんの事は
知ってはいたんですが、過去に読んだことのある短編集『シスタージェネレーター』では
抒情的というか、鬱屈した内面を描く構成力は力があるなと思ったり、
絵で心情を描くタイプのじっくり読める実力派という印象でした。

また、
数ページのおそらく雑誌の中では箸休め的なポジションになるような
掛け合いギャグもなかなかに面白かったり、もちろんシスジェネでもハードは作品はあったものの
人間の負の側面を徹底して描くようなことは無かったんですよね。

そんな予備知識ほとんど無しの状態での対決です(笑)

もう感想は短文です・・・

目先の権勢にすがるため、保身のための残虐な行為を
罪の意識から逃れるための偽善によって目を逸らす人間の醜悪さです。
そして犠牲になる側のどうしようもなさはページをめくる手も重くなります。

まぁ全くと言っていいほど救いは無いので
鬱耐性の高い人だけ読むべきだと思います。

「結局どういう話なの?」と聞かれましたら
このまま下の方まで進めば少しネタバレもあるあらすじ含んだ感想になりますので
見てもらえればいいと思いますが、あまり普通の感性ならここでストップしてもらった方が良いと思います」
と答えますので、↓に一票入れるまでで終了よろしくお願いします
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【あらすじ含んだ感想】
いわゆる
ウツ漫画というジャンルがありまして、

舞台が酷いものだったり
救いがなかったり・・・

ネットでもトラウマ漫画として名高い【ブラッドハーレーの馬車】を友達のプロ格闘家に勧められたので読んでみました。


実は僕はこの沙村広明という漫画家さんの事は
知ってはいたんですが、過去に読んだことのある短編集『シスタージェネレーター』では
抒情的というか、鬱屈した内面を描く構成力は力があるなと思ったり、
絵で心情を描くタイプのじっくり読める実力派という印象でした。

また、
数ページのおそらく雑誌の中では箸休め的なポジションになるような
掛け合いギャグもなかなかに面白かったり、もちろんシスジェネでもハードは作品はあったものの
人間の負の側面を徹底して描くようなことは無かったんですよね。

そんな予備知識ほとんど無しの状態での対決です(笑)

舞台は中世っぽい
貴族階級の存在するどこかの国、

孤児院から一人の女の子が貴族の家に養女として引き取られていきます。

引き取った貴族は国内第4位の富豪ブラッドハーレー卿
一般の公演以外にも孤児院への慰問のような形でも開催される『ブラッドハーレー聖公女歌劇団』を主催する貴族です。

孤児院の女の子はその煌びやかな舞台に憧れ
「頑張って勉強して、良い子にして、自分もあの舞台に立ちたい」と現状から飛び立つための一縷の希望として捉えます。

ただ世界自体は『まだ』それほど殺伐とした世情でもないので
選ばれなかった他の女の子たちも祝福で送り出します。
孤児院の先生以外は・・・

ブラッドハーレー家の迎えの馬車に乗った女の子はなんだか殺風景な高い壁の施設に到着します。

簡素な服に着替えさせられ
ある部屋に入れられたとき
初めから抱えていた違和感は現実になります。

女の子は聖公女歌劇団への階段に足をかけたのではなく
獣の群れの中に獲物として放り込まれただけでした。

・・

・・・・・

ある刑務所では
過去に起きた暴動を教訓として
受刑者の精神的なストレスを和らげるプログラムの実験が行われていました。

しかしスポーツなどのレクリエーションでは目立った効果も上げられず
やがて有力貴族であり貴族院議員でもあるブラッドハーレー卿の進言により
通称『パスカの祭り』と呼ばれるプログラムが発案され実行に移されます。

それは
孤児院から病気のない女の子を購入して
受刑者の不満解消のために『殺さなければ何をしても構わない』という狂った祭りでした。

毎回数人の女の子が供物となりますが
狂人たちが約束など守るはずもなく女の子は命を落とします。

指を折られ、眼球を抉られ、腕を折られ、
既に死んでしまった女の子が相手をするべき囚人はまだ生きている女の子の部屋に合算され終わらない責め苦は続いて行きます。

印象深いのは
そんな地獄の中で最期に言いたかった一言を言うためだけに生き抜いていた女の子がいました。
先に選ばれた女の子の事を妬んで、出発の日にドレスを切り裂いてしまった事、
本当のことを言って謝りたい気持ちだけが命をとどめていたはずが、
それもまた壊れた心に写った自分自身でした・・・

また
そんな女の子に情が移ってしまい脱走を試みる看守や
自分の娘が選ばれてしまい、一緒に脱走しようとする囚人、

もちろん誰一人上手くはいきません。

発案者であるブラッドハーレー卿の真意を探っていた元ジャーナリストの囚人もいつしか行方不明になってしまいます。

完全に詳細が作中で語られることはありませんが
事の発端が権勢や財産を維持しようとしたブラッドハーレー家の政治的な権謀術策によって実現したものであり
囚人たちも対象になっているのは無期囚、女の子も一定期間が過ぎれば毒殺の予定、
刑務所という閉鎖世界の中で完結してしまうように仕向けられた
地位への執着のようなものでした。

舞台は変わって
本当のブラッドハーレー聖公女歌劇団の公演、
そこで舞台に立つ女の子たちも義父の本当の姿を知りません。

出自の孤児院に出した手紙も
返っては来るものの、直接やり取りはできず人を介してになってしまいます。

やがて
1人の女の子が故郷の孤児院を尋ねると
そこには自分が出したものではない手紙の山が・・・

詰問されたブラッドハーレー卿は
「真実を教える」という名目で女の子を馬車に乗せます。
行先は明示されていませんが、おそらくは・・・

もうそんな感じで全編陰鬱です。

ちなみにラストも全く救いのない・・・
人によっては多少救いがあると感じるかもしれませんが
そこにあるのは、保身のための残虐な行為を
罪の意識から逃れるための偽善によって目を逸らす人間の醜悪さです。

ちなみに
後書きでは『最終的に何がしたいのか自分でも分からなくなった』と書かれていますが
だからこそ人間の負の側面というか後味の悪さを描いた部分もあるかと思います。


前歴1回で事故、ただし・・・

2014年02月26日 | 交通違反
今回の御依頼は人身事故、

前歴が1回ですので
9点までは取消処分になりません。

そして今回の事故は軽い追突事故。
被害者は軽傷ですので付く点数は5点です。

前歴が一回ですので60日の免停にはなってしまいますが
とりあえず取消の心配はないはずだったんですが、
今回の困った点は、その数日後にもまた追突事故を起こしてしまっているということです。

そちらも軽傷ですので5点、

ここで
点数の累積についていくつかの解釈があります。

1:最初の事故で免停なんだから二つの事故は分けて考えるべきだ

2:合計点で処分すれば手間もかからなくていいじゃないか

3:特殊な事例なんだからそれ用の処分方法をもう一つ作ろうじゃないか

基本的にはこの3通り、
実際の処分でもこれらの解釈というのはあるのですが
一応の基準はあるものの、地域だったり事故の状況だったり
様々な要因が絡み合って決定されます。

もちろん『御依頼者様のメリットの大きい解釈を通す』というのも僕の事務所の仕事の一つですが、
とりあえず今回の場合、5点の2回で扱うとしても
一回目の5点で60日免停、それが明けると前歴2回の5点ですので取消処分のリミット
そして合計の10点で扱うとしても前歴1回の10点であればやはり取消のリミットと、

ちなみに今回また別の解釈基準には対象外ですので
通常の流れならどう転んでも取消になってしまう状態でした。

しかし
まだ手段はあるというか、
僕としてはこっちを先に持ってくるのが本道だと思うので実際にやったのはこのプランだけ、
つまり『2件の事故のうちどちらか1つを4点未満にすることができれば初めから取消の対象外にできる』というものでした。

調べていくと
1件の方は点数を低くすることはできませんでしたが
もう1件の方は十分に可能であることが判明しましたので
早速実行に移ることに・・・

結果は片方の事故の点数が5点から2点に変更され合計は前歴1回の7点で90日の免許停止のみで完了しました。

やはり『初めから免許取消の対象外』にするのは
御依頼者様の安心感も違いました(笑)

ちなみに
もし点数が変わらなかったら、
今度は『取消処分の対象ではあるけど、停止処分に軽減』されるのを狙うように路線を変えるだけです。

「で、費用はいくら?」と聞かれましたら
「今回は非常に効果は大きいものの、総額で45,000円ほどで収まりました」と相変わらずの異常な値段をお伝えしますので↓に一票よろしくお願いします
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代表:行政書士:内村世己
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なるほど・・・落ちている

2014年02月25日 | いろいろレビュー
一時期
牛丼界の寵児のようにもてはやされた『東京チカラめし』
最近あまり芳しい話を聞きません。

僕も一回目に行ったときには正直いまいちと感じたものの
2度目の来訪で油淋鶏定食を食べた時には
かなりの優れものと思ったものです。

あとはカレーも美味しいです。

・・・牛丼に触れてませんが
まぁ細かいことはいいじゃないですか(笑)

最近では一時の出店ラッシュも影をひそめ
むしろ通勤経路の店などもどんどん減っていているように感じます。

実際へ移転も相次いでいるようで
好きなメニューもあるだけに現状どんなもんなんだろうかと行ってみることにしました。

さて
注文するのはもちろん油淋鶏定食にチョイ足しカレーです。
何でも定食の御飯はお代わり自由ということですのでとても楽しみです。

ちなみにこの日はお冷の中のスライスレモンも無くなっていました・・・

しばらく待つとやってきました・・・

・・・ん?

何かが違います・・・

初対決の時に感じた凄みのようなものがありません・・・

個数自体は変わってないと思うんですが
一つ一つの攻撃力が低下というか・・・・
嫌ここはあえて厳しく真実を表現しましょう、
以前よりも小さくなってるように見えます・・・

丼に目を移します。
縁にご飯粒が飛んでます・・・これもいけません。
ご飯の炊き方は特に変わらず、
しかしなんででしょうね?
御飯がアツアツじゃありません・・・

そしてチョイ足しカレーで愕然としました
ぬるいです・・・

そして表面に一部乾燥しているところがあります。

恐らくですが
小皿に置いた状態でしばらく置いていたか
注文が入ってから温めるかしたんじゃないでしょうか?

詳細は分かりません
もしかしたらその状態が正式になっているのかもしれません。

しかしお代わりのごはんはアツアツでした。

メインの油淋鶏自体の味には変わった様子はなかったので
一層残念感だけが増してしまいました。

なるほど
『事象のすべてに理由はある』ということなんだなと実感しました。

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伏兵の正体

2014年02月24日 | いろいろレビュー
僕は麺も好きなので
よくはなまるうどんに行きます。
いつもの定番メニューはきつねうどんの小&御飯
コロッケ、鳥天、かぼちゃ天か芋天、で中身を時々気分に応じて変更するような感じなのですが、先日出会ってしまいました・・・・肉ごはんという超人に・・

僕がはなまるうどんが好きな理由としてうどんの美味しさはもちろんなのですが
コロッケの美味しさもとても素晴らしいというのがあります。
ただ、ここまでなら他のうどんチェーンでも同じように楽釜や丸亀にも揚げ物には只者ではない強豪もひしめいています。

その中ではなまるが一歩抜きんでているのはうどんそのもの美味しさに加え
ごはんが常にやや硬めの炊きあがりで僕好みだからです。

そこに肉ごはんですよ
一般的な牛丼よりもさらに甘口に仕上がったお肉は
刻みネギとの相性も良く、こいくちの甘さと青いすっきり感と、そしてベしゃっとしない御飯・・・僕は御飯がべしゃっとする状態を『タレ負け』と呼んでいますが、
この状態になるとタレの味もボケて食感ももそもそになってしまい何もかもがダメになってしまうように感じるのです。

そして肉ごはんですよ
一般的には濃いと感じるかもしれませんが、
好き嫌いなど主観ですよ、僕は美味しいと思いました。
また小サイズで出てくるのでもたれるという事もありません。

あっさりのうどんと
こってりの肉ごはん
そして脇を固めるコロッケ軍団、

これは合わせ技一本勝ちを宣告せざるを得ないでしょう・・・

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牛丼戦争に終止符を打ったのは意外な伏兵でした。

2014年02月23日 | いろいろレビュー
格闘技で『見えない打撃』というのがあります。
まぁ消える魔球みたいなものというわけではなく、
見えない角度から飛んでくるという意味です。
ついでに言うと『見えない角度』なる角度が存在するわけではなく

相手との位置取りだったり、視線を別方向に固定させたり、
虚実フェイントを織り交ぜることで特定の攻撃を『見えなくする』技術やその状態を言います。

何が言いたいかというと
予想外の攻撃は非常にダメージが深いという事です。

さて牛丼戦争です。
僕はずいぶん前から『ノーガードの打ち合いのようなもの』と表現していました。
そこに焼き牛丼まで乱入してきたため最早収集が付かなくなっているように感じていました。

僕自身も牛丼は好きですのでよく食べていましたが、どこかの品質が落ちるというよりも、店ごとの店舗運営の差がますます大きくなってきているように感じていました。

つまり吉野家とかすき家といったハード面ではなくお店ごとの調理技術とかのソフト麺いやソフト面に流れが傾いているのではないかと思うのです。

粗製乱造の値段争いで一時期品質を落とし、
そこから企業努力でまた上がってる、今そんな状態だと思っていたんですが、

思わぬ伏兵が・・・つまりスポーツで言えば突然現れた天才がそれまでの常識を全て覆して新しい基準を作ってしまったような感じです。

すいません前振りが長くなってしまったので
続きは明日(笑)

ラーメンのレンゲは何故進化しないのか?

2014年02月22日 | いろいろレビュー
先日
ラーメンを食べに行ったんですよ。

具だくさんでとっても美味しかったんですが
いつも思うのは最後の方って細かい具が丼の底に沈んでしまうんですよね・・・

なので
ラーメンのレンゲって茶漉し状の形にするべきだと思うんですよ

スープ飲むのは丼持てばできるんですから
茶漉しレンゲでもみんな問題なくできると思うんですよ。

これで大もうけできるじゃないかと思ったんですが、
穴あきレンゲっていう商品、もうあったんですね・・・

っていうか
あるんなら使ってくれよ・・・

というわけで
タイトルの段階では
何故ないのかと思ってましたが
どうやら既に存在していて
一週回ってお店の皆さんは『使わない』事を選択したようでした。

失礼しました

でも
絶対レンゲは茶こしタイプの方が良いと思うんですよ・・・

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なかば伝統芸・・・でも

2014年02月21日 | 雑談
“失言レジェンド”の森元首相がまた… 真央に「大事なときには必ず転ぶ」(夕刊フジ) - goo ニュース

この人の失言ってなかばお約束みたいな感じもするんですけど
今回の記事については全文は僕も読んでないんですが
「けしからん」って怒る人もいれば
「全文を読んだらそんなひどいことも言ってない」という人もいます。

僕は興味ないので読んでませんが・・・

文章って全部読まないと本意って伝わりにくいものですし
嫌われてる人やネタになる人だったら
尚のこと面白おかしく報道するのは明白です。

ただ
僕がなにより凄いと思ったのは
こんだけネタにされてるのにちゃんと当選するってことです。

先日の都知事選も
ネットの論客はことごとく田母神支持を打ち出してたりしていましたが
ふたを開ければ舛添候補の圧勝、

つくづく
ネットの世界はまだまだ小さい枠の中なんだなという気がします。

もちろん
ネットが正しくて一般の報道が間違ってるというわけではありません。

ただ情報は伝わる時に必ず意思を持った方向性を伴います。

聞く側としても冷静な判断をしたいと
最近の報道を見てより感じました。

「お前は都知事選誰に投票した?」と聞かれましたら
「田母神候補です」と正直に答えますので。
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日本の現実

2014年02月20日 | お仕事全般
昨日の続きです。

東京地裁の免責審尋にやって来た僕ですが
あまりの人数に既に開いた口はふさがりません・・・

既に法廷(順番待ちの人は傍聴席)はラッシュ状態なんですが
驚くのはまだ早かった

法廷の進行表を見ていると、
スタートは10時、その後10時30分、11時、11時30分と
免責の申立をしている人を4グループに分け、1つがだいたい30~40人・・・

え?
なにこれ?

30分で?
裁判官が面接?
1人1分もできないじゃないか

案の定
本来なら原告席と被告席に債務者と弁護士を座らせて
一方がやっている間にもう一方に座る準備をして流れるように面接は終了していきます。

そして質問も
1:本人確認(名前や住所の確認)
2:面積の申立から引っ越したとか、事情が変わったとかはないか?
基本的には本人が「ありません」と答えればそこで終了
本人が名前を言うのもめんどくさそうにしていると弁護士が代わりに「ありません」と答えて終了

服装もほぼ全員が普段着で10時台の約30人中スーツを着ているのは一人でした。

見ていると
反省とか謝罪とかの雰囲気は全く無く・・・というより何も考えてないような感じでした。

例の激しく太った女性も
ぼけーっとした様子で終了。

また裁判官が債権者から提出された書類を債務者の弁護士に渡し忘れていて
あわてて走って追いかけて届けたり、なんかどっちも緊張感ないです。

債権者側から正式に反論を申立てていたのは僕だけ、
なので僕からの債務者は一番最後です。

一応裁判官から僕の方にも質問はありますが
この免責不許可の申立は『法律上免責不許可事由に当たっているので免責を不許可にするべきだ』という申立です。
ただこの免責不許可事由というのも、過去に免責を受けていたのにそれを隠してまた免責を受けようとしたとかのように
弁護士まで付いているならまぁ当てはまらないようなものとか、
ギャンブルで浪費したとかのように口裏合わせだけで誤魔化せるようなのとか・・・

ちなみに
『返す気が無いのに借りた、金を払うつもりなんて初めからないのに買った』っていうのは免責不許可事由には入っていません
もちろんこちらの申立は何とか解釈をこっち寄りにしようとしているものではありますが、
『意思の立証』というのはそれだけで膨大な証拠が必要ですし、単なる金のやり取りだけなら事実上不可能に近いです。

そして
法律上免責不許可事由に該当していない限り必ず免責決定は出ます。
更にこの法条文は但し書きがあって
【免責不許可事由に該当していても裁判所は免責の決定をすることができる】んですよ・・・

なんでしょうね、この『やったもん勝ち』っぷり

裁判所が審査するって言いますが
こんな流れ作業の中、また翌週には同じ数だけの債務者がやってくるんですよ?

それで細かい部分まで審査することなど絶対に不可能です。

一通り終わって書記官と少し話したんですが
「・・・これが日本の現実なんですよね・・・」と、疲れ切ったように話す書記官が印象的でした。

つくづく実感したのは
一回でも滞納したら速攻で勤務先の給料に仮差押かけて、自宅が賃貸なら敷金に仮差押かけて、
めぼしい財産は先に押さえてしまわないといけないなということです。

ほんと
こんな債務者のやりたい放題を許してたらそれこそ社会の害悪ですので
こういう人たちは一ヶ所に集めて単純作業で死ぬまで返済に充てる制度を作っていただきたいです。

「その収容所での通貨は?」
「やっぱりぺ〇カですかね?」と応じますので
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免責審尋レポート

2014年02月19日 | お仕事全般
今日は東京地方裁判所で行われる
『免責審尋』というイベントに行ってきました。

免責審尋が何かというと
自己破産を申立てた人は裁判所に対して「借金もナシにしてよ」と
とことんまで債権者をコケにした申立てもセットでするんですけど、
免責の許可が下りる際に一回裁判官と面接しなければならないのです。


その面接の事を免責審尋といいます。

通常は債務者(借金してる方)と
債権者(お金を貸してる方)しか参加できず、
普通の裁判のように傍聴にも入れないのに
何で僕が出席しているかというと
債権者側からの返済の請求を僕の事務所から出していたので
「債務者の破産しました」っていう連絡が請求代理人である僕のところに来ました。

免責審尋とはいかなるものか
僕自身も見ておきたかったので代理で参加したということです。

東京地裁の場合は
週一回、火曜日の10時からのようです。

少し早めに行くと
沢山います。
見るからにダメ人間というのがほとんどです・・・・

ほぼ全員が代理人弁護士と一緒に来ていますが
債権者に申し訳なさそうな顔をしているのは0人
それどころか
めんどくさそうな顔
へらへら笑う顔、
ふてくされた顔

破産の申立の際には一緒に免責の申立もするんですが
申立から実際に免責審尋の日までは2ヶ月くらい間が空くので
もう危機感も責任感もなくなってるんでしょうね・・・

僕は基本的に
自己破産という制度自体に反対です。

そもそも
自分から借りた金だったり
自分で契約した代金を払わなかったわけですから
これが加害者でなくて何というのでしょうか?

もちろん中には
無理矢理商品を買わされた人や
ブラック企業でいわれのない罰金を借用書の形式で書かされた人もいるかもしれません。

しかしそんなのは統計上数として扱うことは不可能なほどでしょう。

債権者は命の代わりであるお金を出して返ってきていません。
債務者はそのお金を使うことで必ず何らかの利益を得ているはずです。

言葉は悪いですが
債権者の立場なら「死んでも返せよ」って思うはずです。

太った債務者を見たら「食費削れよ」って思うはずです

そんななかでも続々と債務者と弁護士のコンビが集まってきます。
僕の予想をはるかに上回る人数は、あれよあれよという間に法廷を埋め尽くして
立ち見状態の人まで出ています。


そしていよいよ裁判官による債務者への面接が始まります。


続きは明日(笑)


票田でなければこんなもんですか(笑)

2014年02月18日 | 雑談
いやはや
新宿区議会議員の野頭健氏によれば
格闘家やサッカー選手には『現代若者特有の不快感や不遜な態度』が見られますかそうですか・・・

氏のブログ
http://ameblo.jp/nozuken/entry-11772675943.html

まぁオリンピックで金メダルを取ったフィギュアスケートの羽生選手に乗っかってるだけの提灯ブログですが
賞賛するのは良いことですし世界王者になったわけですからどんな高評価も良いことだと思います。

ただね
他の競技を貶めるっていうのはいかがなものかと思うんですよ。

サッカー選手とか格闘家が不遜な態度ですか?
不快感持ちますか?

身近な例でいえば
東北の地震の時、
どれだけのジムや道場が帰宅困難者の為に解放したか知ってる?
ほうぼうのジム会長は
「水もあるしエアコンも効いてます、味はともかく食べ物もあります。
近所で何かあればマッチョの一人や二人派遣しますよ(笑)」みたいな感じで
普段入りにくいと思われているかもしれなくても気軽に入れるようにブログで訴えたりもしてましたよ。

いちいち数え上げたらきりがないけど
公職にある人物が公式の場で特定の競技を貶めるって・・・

サッカー選手と格闘家のいったい何%が不遜で不快な態度取ってるか教えて頂きたいです。
どんな選手からどんな態度を取られてそういう考えに至ったのか後学のため後輩たちの指導の為
ぜひ教えて頂きたいです。

とりあえず
次の選挙ではこのおっさんには投票しないと思った皆様は
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二兎も三兎も手に入れた奴は、二兎も三兎も欲しがった奴

2014年02月17日 | 格闘技とかスポーツとか
先日一人のキックボクサーがプロデビューしました。
僕が所属するジムの選手ではないのですが
提携道場ということもあって
交流戦等で会う機会も多く話したりもしていました。

そんな
ユースケこと村松勇輔

格闘技を初めてまだ1年ちょいですが、
今26歳ですのでプロ格闘家としてはやや遅咲きです。

しかも
難関国家資格にもチャレンジすべく勉強も始めている

もちろん
ちゃんと会社勤めで自分の力で生計を立てている。

そして僕の事務所にチケットを届けてくれた時には
お土産でドーナツも持参してくれたんですが、
減量のピークの時に甘いもののお店に並ぶなど、
普通の生活からは想像を絶する苦行ですよ(笑)

なんかもう非の打ち所がないですね(笑)

本当は自分のジムの選手も同日に試合だったのですが
プロデビュー戦というのはキャリアの中で一回しかないのと、
単純に朝~昼は時間が取れなかったため、キックの試合のみ観戦したわけです。

僕自身はユースケの試合を直接見たことは無かったんですが
デビュー戦とはいえ動きも軽くて
強いミドル(キック)を何発も叩き込みます。
相手は当初の相手が欠場になり
少し格上の選手に変わったのですが、
急な変更も気にすることないような感じでガンガン攻めていきます。
1R中盤にはダメージは浅いものの軽いダウンも奪っていい感じです。
リーチ差があるのを活かして、距離をコントロールしていました。

相手は身長はかなり低いものの線が太く
いかにもパワーありそうな感じで、
何発蹴られても
殴られても、
ダウンさせられても
前進をやめません。

愚直ににじり寄ってきて
至近距離から強烈な打撃を振るってきます。

しかしユースケも痛打はもらわずに
1ラウンドはほぼ完全に取った感じでした。

しかし
2ラウンド以降も相手の前進は止まらず、
蹴られた腕ももちろん
背中まで真っ赤に血走っています。

それでも戦い方は変わりません。

プレッシャーもかかっているのか
ユースケの動きも落ちてきます。
大振りのフックの後に体が流れるのが目立つようになってしまいました。

後で聞くと蹴った時に脛を痛めてしまい
試合後はほとんど歩けないほどだったとか・・・・

それでも試合中に痛い顔を見せることはありませんでした。

最終ラウンドでも何発も被弾します
中には明らかに効いた打撃もありました。

しかしガードは落とさず、顎は上げず、
基本をしっかりと守り、隙あらば反撃します。

最終的にはジャッジ3人のうち一人がドロー、
もう二人が対戦相手の勝利として、判定負けになってしまいました。

仕事して、
試験勉強して
プロ格闘家として活動して、

確かに大変だと思います。

ですが
言いたい奴には言わせておけばいいだけの話で
『他人が俺の人生にできることなんて妬む事だけ』
『成功か失敗かなんていうのは結果に理由を後付けにしているだけ』の精神で頑張ってほしいものです。

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2014年02月16日 | 雑談
雪凄かったですね・・・

そんななかで
より一層びっくりしたのは
から揚げ君に『ピーチ味』なる恐るべき武人が出現していた事と
最近のビックリマンチョコにはピーナッツが入ってないことに気付いたことですよ。

そんな風に現実から目をそらしてしまう程に雪でしたね(*´ω`)

そして
出張で予約していた高速バスも運休だし・・・

首都圏の雪耐性の低さは如何ともし難いですね


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好きこそものの上手なれなどといいますが。

2014年02月15日 | 格闘技とかスポーツとか
何度かブログでも書いたことがありますが、

孔子は論語の中で『よく知っている人も、好きでやっている人には勝てない。
単に好きでやっている人も楽しんでやっている人には及ばない』と論じています。

先日の試合後
道場に戻って、
他の大会で優勝した選手も一緒に打ち上げ&祝勝会と洒落込みました。

何人かが材料の買い出しなどに行ってる間
2時間ほど前まで激闘を繰り広げていた二人が早速
あーでもないこーでもないとセルフ反省会、
横にいた僕にも「○○のときの対処ってどうするんですか?」とか
試合で気付いたこと、できた事や出来なかった事について質問&復習です。

もちろん観戦に来ていた他の選手も
ちょっと着替えて一汗かこうとグラップリングのライトなスパーを始めます。

やる理由は単純
面白いからやる、それ以上でも以下でもありません。

伸びる人間は
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試練の連戦

2014年02月14日 | 格闘技とかスポーツとか
さて、
昨日のブログで圧勝を報じたダルでしたが
勝利の余韻に浸る間もなく試練が訪れます。

こういうアマチュアの大会ですと
通常一人一試合なんですが
申し込人数が奇数になって一人余るといった場合に
1人で2試合する選手というのが出ることがあります。

または何らかの理由で双方のうちのどちらかが試合に出られないような状況になった場合
急きょ「もう一試合できる?」などと聞かれることもあります。

もちろん出る出ないかは本人の自由です。
体にダメージを与えあう競技なんですから出来るかどうかのセルフコントロールも大切です。
また本人はだいたい「出来るか?」と聞かれれば「できる」と答えます。
だからこそ周りのセコンドなどは本当にダメージは大丈夫か、今後の影響は?といった部分を
試合をすることで得られる経験と合わせて比較衡量しないといけないわけです。

選手の仕事は勝つ事だけですが
セコンドにとって大切なことは勝たせることはもちろん
選手を無事に家に帰らせることだと思います。

そして今回の大会では
アマチュア部門のセミファイナルに出場する選手の一人が欠場しました。
(どうやら前半で1試合やっていて、ダメージが残っているのか棄権したっぽいです)
ちょうど体重も70キロ級、
ほとんどダメージの残らない勝ち方をしたダルに声がかかりました。

しかし対戦相手はクラスA、ほとんどプロと遜色ないレベルです。
対するダルはクラスB、アマチュアの上の方という立ち位置です。

そして
僕はその対戦相手の事を知っています。

数年前ですが
僕は歌舞伎町の深夜営業のキックボクシングのジムで練習していました。
その時によく一緒にスパーリングしたりしていたので、どのくらい強いかはだいたい分かっていました。

当時の印象としては
強さや恐さを前面に出してくるタイプではなく
丁寧な、上手いキックボクシングで戦うテクニカルな選手という感じでした。

ただ当時は65キロくらいの階級だったはずですが
今は70キロ、デカくなってるとしたら力も強くなってるかもしれないなと思いました。

正直なところ
勝つのは厳しい相手かなと思いました。

しかも
圧勝とはいえ直前に1試合しているわけですから体力フルの相手とくらベればスタミナ面での不安も拭えません。

これが相手が壊し屋系の選手なら
おそらく僕は止めるように進言してたと思います。

しかし
そういうタイプではないですし、
分が悪いとはいえ、勝率10%くらいなら勝つチャンスはいくらでもあると思いました。

結果は格上相手に一歩も引くことなく立ち向かっていき
一度ダウンを奪われたものの、何度も攻撃を聞かせる場面もあり、
あわやという場面も一度や二度ではありませんでした。

結果は判定負けと残念でしたが
体力の限界で戦い続ける体験を通して
またレベルアップしてくれると思います。

ちなみに
その後相手選手のところにも挨拶に行きましたが
随分とダルの事を褒めていてくれました。

とりあえず
僕も負けてられないぞと、ますます奮起した新宿の夜でした。

「なげーよ」と言われましたら
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