星新一の名作に
『鍵』というお話があります。
一人の男がある日
年代物っぽい鍵を手に入れます。
ところが、何の鍵なのかわかりません。
気になって仕方ない男は
鍵穴を見るとそのカギが入らないか試すようになっていきます。
ですが
当たり前ですがどれも開きません。
何度も何度も試しますが
やっぱり開きません。
そして・・・
文字だとよく分かりませんが
ショートショートなので
あまり書くのは控えます。
そしてもう一つ僕の好きなお話に
タイトルは失念しましたが
宇宙人が地球の探査を終え自分の星に帰り着き
地球で手に入れた面白いものをみんなに見せながら土産話に花を咲かせます。
そのなかで宇宙人は、
ある道具を取り出し得意げに話します。
「これは『カギ』という道具で、これを使うと持ち主以外は開けなくなるんだ」
それを聞いた宇宙人の反応は・・・
というお話。
こちらも全部は書きません。
僕は小学校のころから一人暮らしですが
当時は両親共働きで学校に家の鍵を持ってくる『カギっ子』というのがいて
なんとなく大人のように感じました。
たぶんそういう気持ちは
『自分にしか開けられないツール』を持っていることをそういう見方だったのかもしれません。
そして
僕も一人暮らしを始めて
『自分の家の鍵』を手に入れます。
実際は新聞販売店の寮なのですが
それでも自分の部屋が手に入ったように感じて嬉しかったです。
でもいつの間にか
それから20年以上の一人暮らしの時間を過ごしていく中で
僕にとってカギというのは自分の足で立っている象徴であるとともに
一人でいることの再確認のようなポジションに代わっていきました。
でもやっぱり
カギは好きなんですよ
ロックしてしまえば自分以外は開けない。
当たり前なんですけど
この世で自分だけがそれを開くことができるなんていうのは
人しかない道を征服しているような気分になります。
なので
バイクのロックもだいたいその時々の最強装備です
もちろん大事なバイクですから盗まれるようなことがあってはなりません。
ですが
強固なカギの開け閉めというのも僕にとってはプレイの一環なのです。
いまのバイクも盗難防止設備を作っているとき
作成を依頼した工務店の担当は「これで盗めたらルパンですよ」と呆れていました。
ですが
盗まれないようにすることは当たり前の話で
僕にとってはそれほどの設備を自分だけが開けられること、
そして毎回バイクに乗るたびにそのカギを開けるという行為ができることが重要なのです。
そんな
『自分にしか開けられないカギ』を預けられる人こそ、
きっと運命の人なんだと思います。
「カギ開閉フェチが何を綺麗にまとめてるんだよ」
と思っていただけましたら↓に一票よろしくお願いします
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内村特殊法務事務所
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内村特殊法務事務所・新HP
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一人の男がある日
年代物っぽい鍵を手に入れます。
ところが、何の鍵なのかわかりません。
気になって仕方ない男は
鍵穴を見るとそのカギが入らないか試すようになっていきます。
ですが
当たり前ですがどれも開きません。
何度も何度も試しますが
やっぱり開きません。
そして・・・
文字だとよく分かりませんが
ショートショートなので
あまり書くのは控えます。
そしてもう一つ僕の好きなお話に
タイトルは失念しましたが
宇宙人が地球の探査を終え自分の星に帰り着き
地球で手に入れた面白いものをみんなに見せながら土産話に花を咲かせます。
そのなかで宇宙人は、
ある道具を取り出し得意げに話します。
「これは『カギ』という道具で、これを使うと持ち主以外は開けなくなるんだ」
それを聞いた宇宙人の反応は・・・
というお話。
こちらも全部は書きません。
僕は小学校のころから一人暮らしですが
当時は両親共働きで学校に家の鍵を持ってくる『カギっ子』というのがいて
なんとなく大人のように感じました。
たぶんそういう気持ちは
『自分にしか開けられないツール』を持っていることをそういう見方だったのかもしれません。
そして
僕も一人暮らしを始めて
『自分の家の鍵』を手に入れます。
実際は新聞販売店の寮なのですが
それでも自分の部屋が手に入ったように感じて嬉しかったです。
でもいつの間にか
それから20年以上の一人暮らしの時間を過ごしていく中で
僕にとってカギというのは自分の足で立っている象徴であるとともに
一人でいることの再確認のようなポジションに代わっていきました。
でもやっぱり
カギは好きなんですよ
ロックしてしまえば自分以外は開けない。
当たり前なんですけど
この世で自分だけがそれを開くことができるなんていうのは
人しかない道を征服しているような気分になります。
なので
バイクのロックもだいたいその時々の最強装備です
もちろん大事なバイクですから盗まれるようなことがあってはなりません。
ですが
強固なカギの開け閉めというのも僕にとってはプレイの一環なのです。
いまのバイクも盗難防止設備を作っているとき
作成を依頼した工務店の担当は「これで盗めたらルパンですよ」と呆れていました。
ですが
盗まれないようにすることは当たり前の話で
僕にとってはそれほどの設備を自分だけが開けられること、
そして毎回バイクに乗るたびにそのカギを開けるという行為ができることが重要なのです。
そんな
『自分にしか開けられないカギ』を預けられる人こそ、
きっと運命の人なんだと思います。
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