伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

まちづくりって 2

2009-01-19 00:50:13 | 町づくりって楽しいかも!
ある都市計画家さんが、とてつもなくびっくりしたらしい。
とある小さな市で「中心市街地活性化基本計画」の国の認定に向けて努力されているようですが、国から(日本の中心に座っていて地方の実情は「机上論」だけで考えているような人)数値目標は歩行者の通行量を増やして、人口を増やして、と言われているそうです。この文言、どこかで聞いたことがある・・・そうそう確か伊賀市が認定してもらおうと一生懸命になっていた頃、同じ事を言われていたな。数字を増やせ・増やせと。

『国がすべきことは、地方ができないことだけをするという原則が必要です。
国に認定してもらうという仕組みは、活性化の本質とは全く関係ないのです。
ありがたく認定がもらえるというだけです。』

やっぱりな、「この印籠(国の認定)が、目に入らぬか!認定してやったんだから、頑張れ!」と言われても・・・疲れた商店主さんには「今更何を言うんや、こんなになるまで放っておいて、もう遅いわ!」と叱られるのは、末端行政の人やガンバロウよって訴える我々まちづくり会社の人間?

○年前までは、「郊外に大型店をいっぱい造りなさい!」と、町からスーパーマーケットを追い出して、今度は「コンパクトシティ(歩いて暮らせるまちづくり)」を創りなさいっていわれても・・・

先日お邪魔した「島ヶ原おかみさんの会」のHさんたちのように、「財産を残しておいても役にはたたない! だから島ヶ原の元気のために使うのよ」
そう、この「心意気」があればいいのでしょうが、いかんせん先立つもの(資金)がなければ、疲れた人は「静かにしておいて」というばかりだし、たまに「頑張る人」がいれば「出る杭を打つ」ようなことを言われるし・・・

「まちづくり」って愚痴ばかりになってきた、ゴメンナサイ

映画館のある風景

2009-01-18 00:12:22 | 町づくりって楽しいかも!

(これは大阪のオーエス劇場前)
この風景、徒歩と自転車で通えるこの距離感。
子供の頃は車で映画を観に行くなんてことはありえなかった。
学校で友人たちと「今日、映画行く?」なんて会話をしていたような気がする。
旧村部の方々もバスで電車で、上野の町へ「上がって」来てました。(なぜか、上野の町なかに来ることを 上がる というんです)

上野でも郊外型のシネマはあります。それはそれで車で来る方、家族連れ、買い物もして、ボウリングもして、そして「映画」を見れば、一日十分楽しめます。
これはこれで大切な共有空間だと思います。
では、高齢者が多く、車を日常の生活で使えない、平日の行動範囲が限られる人たちの上野の町なかでの楽しみは、何だろう?と考えたとき、ちょっと現実から離れられる空間があってもいいのかな。(昔は確かにあったのです)


ここは上野の「新天地:私のたからもの市:ストリートライブ」が行われている場所。右に見える階段を上って3階にいくと「映劇」があります。

先日、こんなコメントをいただきました。
「人の目、記憶に似た、フィルムの淡い映像を見る。行き帰りの移動により、フィクションと現実を行き来する。他人と感動を共有、共感する。これらの条件が映画を面白くさせると考えています。
だからこの映画館は街の財産。しかもこの規模は作品と観客の距離が近くなる。」

「改装して演劇に使うという手はありますよね。中学や高校などのイベントにも使えるようになればいい」

確かに少しだけ「改装」ができれば、ミニコンサートや学校やサークル活動の発表の場にもなります。大規模なコンサートは郊外の文化会館におまかせするとして、家族やグループでいかようにでも使い勝手はあるように思います。
おまけにこの通りに、買い物かごを持って対面販売ができる「市場」でもあれば、なおいいと思いませんか?

また、四日市でも「映画館」を守ろう!と(中日Web記事より)
【単館映画館の灯守れ 四日市の増田さんが「金曜シネマ」
2009年1月17日

 四日市市松本の子どもの本専門店「メリーゴーランド」が2カ月に1回、金曜日に、3階ホールで映画を上映する「金曜シネマ」を開いている。市内の単館系映画館がなくなったことから、店主の増田喜昭さん(85)が伊勢市の映画館「進富座」の水野昌光さん(50)の協力を得て昨年6月から始めた。第1回は60人だった観客は会を重ねるごとに増え、昨年12月には定員を上回る100人以上が観賞した。

 イラン映画が上映された昨年12月。上映後のイベントにゲスト出演した映画評論家のおすぎさんは「ヘプバーンが出るような映画じゃなくて、こういう映画をやりたいんでしょ」と、増田さんにエールを送った。

 上映するのは、娯楽作品とは一線を画したヨーロッパやアジアの名作。会のたびに改装して映写室を設け、ホールには毎回、パイプイスを80席ほど並べる。

 四日市市の中心市街地には以前、10館程度の映画館があった。しかしテレビやビデオの普及、大型映画館進出の影響もあり、次々と姿を消し、単館系映画館として唯一残っていた「四日市中映シネマックス」も2007年9月に閉館した。

 幼いころから映画に親しんできた増田さんは「さまざまな映画を見る機会を提供したい」と水野さんに相談。「他の観客と時間を共有する」(増田さん)魅力がある“映画館”を書店で復活させた。

 「少ない観客でも、各人が深く感動すれば、それが宝物になり、その人はまた映画を見る。上映会はその種まきのようなもの」と増田さん。水野さんも「四日市の映画ファンと歩調を合わせ、市民参加型の会に発展させるのが大切」と話す。】

テレビやDVDでは味わえない臨場感のある「映画」 再びこの町で見てみたい!
そして「若い人」たちにも使ってもらえる、そんな場所があればいいなぁ、と。

 




平成21年第1回伊賀市議会(臨時会)で

2009-01-17 10:20:57 | みなさんにおしらせと独り言
議員さんたちは、何を話し合うのでしょうか?
1月22日(木)11:00からです。(伊賀市議会日程

平成17年には、こんな採択を「全会一致」でしていた伊賀市議会です。




伊賀市議会だよりNO.2



そして、平成20年には(伊賀市議会だよりNo.14

その「協議」の行方はいかに?

17年には「サンピアの存続の要望を請願」していた議員さんたち、21年にはどんな採択をするのかな?
伊賀市議会議員のみなさん




ハドソン川の奇跡

2009-01-17 09:50:37 | みなさんにおしらせと独り言
アメリカのブログ友人が、まさにその時間ラジオを聞いていたらしく、その状況を綴ってます。(ハドソン川不時着Web記事

「モントクレア通信:ハドソン川の奇跡

彼女のブログはまるで「エッセイ」のよう。というか「小説」にもなり得ると思っています。きっとそのうち作家デビューなんかしたりして・・・「夢」を抱いてますよ。

青少年健全育成推進大会 ビバ★サタデー

2009-01-17 09:43:28 | みなさんにおしらせと独り言
伊賀市HPより
お子様向けイベントです。
今日、1月17日 午後1時30分~
ウェルサンピア伊賀 4階白鳳の間 です。

『産学官連携セミナー』ご案内
申し込み期限は1/15までですが、伊賀市産業振興部商工観光課企業支援係
TEL:0595-22-9672 FAX:0595-22-9695 までお問合せになってはいかがでしょう?

ソーシャルビジネス?

2009-01-16 01:05:51 | みなさんにおしらせと独り言
初めて聞く言葉なんで勉強しないと・・・
今まさに、ウェルサンピア伊賀買受会社がやろうとしていることは、時代の最先端をいっている!ということなのでしょうか?
参考:「ソーシャルビジネスの定義について

追記
「都市計画家:K氏」のブログより「貧困のない世界を作る

追記2(1/16正午アップ)

参考記事


貧困解消・健康・環境などなどいろんなことに取り組める。
すなわち「社会に貢献する目的を持つ会社」=「利益を地域に還元」することも大事な社会貢献です。

話は少しさかのぼりますが

今までサンピアが地域密着型イベントなどに参加することにより、地域の皆様に喜んでもらってた! 伊賀地域全体の温泉施設と共存共栄し、「公共天然温泉協議会」にも加入して、みんなで「より多くの観光客の皆さんに来てもらうには?」なんてことを協議してきたと思う。

可動式足湯設備を最初に作ったのは他でもない「芭蕉の湯」のスタッフたち。
その足湯設備を他の温泉施設も真似をして、地域のイベントなどに参加するようになりました。各温泉の違いをお客様に楽しんでいただいて、自分の好みの「温泉」へ行ってくださいと・・・すなわち「温泉のはしご」ができたわけです。上野市時代から(行政直営みたいな)お堅い温泉施設ばかりで「こうやって、地域ととつながっていくんだよ。お客様は神様だよ」とサンピアスタッフの「背を見て」ここまできました。
イベントに参加し始めた頃、いらっしゃいませ!の声がなかなか出なかったよね。
そんなあなたたちは立派に育った、なんて私が書くのも変だけど・・・

各施設がそれぞれに努力することも必要ですが、伊賀地域全体の活性化を考えることもとても大切な気がします。「温泉施設巡りスタンプラリー」も各施設みんなで参加するから、何回でも伊賀に来てもらえるわけですもんね。

ソーシャルビジネスから話がそれてしまった




いよいよ、現実なんだな・・・

2009-01-15 12:40:59 | みなさんにおしらせと独り言
産経Webより

【「サンピア伊賀」内覧会 複数業者が参加 三重
2009.1.15 02:16
 入札による売却が決まった、三重県伊賀市西明寺の厚生年金福祉施設「ウェルサンピア伊賀」の内覧会が、14日行われた。地元での買い受けを目指す「株式会社伊賀」設立発起人会のほか、複数の業者などが参加した。

 内覧会は、同様施設の売却を進める独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)から業務委託を受けた、東京都の大手不動産会社が実施。参加者が施設の概略説明を受け、客室や広間、厨房(ちゅうぼう)、温泉、付帯施設のスケートリンクなどを見学した。

 RFOでは今後、2月4日に入札参加申し込みを締め切り、19日に東京都内で入札を実施。3月3日に売買契約を締結し、5月29日に施設の引渡しを行う予定。

 一方、設立発起人会の鹿野俊介代表によると、市民などから集めている協賛金の予約額が、昨年12月14日の予約開始以来、すでに500万円を超えたという。予約は1月末まで受け付けている。】

各新聞社記事より(産経・中日・毎日さん)


読売新聞より


せっかく「市民運動」として盛り上げていただいている今回の出来事。
今のままのスタッフ体制で、今までどおり!が市民にとっても伊賀市にとっても、そして施設を訪れる多くのお客様のためにも、とても大切なことのように思いますが・・・「一致団結」を夢見ています。

追記
平成17年のとある新聞記事


「存続の要望と署名」問題と「買受会社設立」では意味が違う!という声も漏れ聞こえます。議員のみなさんの発言に注目!したい。

「夢」のつづき

2009-01-15 00:15:02 | 町づくりって楽しいかも!
伊賀上野城下町に「新天地」という商店会があって、伊賀鉄道:上野市駅から本町通りへの通路のような通りがある。


○年前までは、ネオン輝く華やかな通りでした。


その通りの真ん中には「上野映劇」という映画館がありました。

我が青春時代、舟木一夫や加山雄三の映画を(お小遣いを溜めて)見に行ったものです。

五十路を過ぎて、なぜか古き良き時代を思い起こさせる、そんな新天地が愛おしくて・・・まちづくりを考える羽目になっている。

そんな、映画を流してくれた「映写室」 まだ現存してます、埃は溜まってますが・・・


確かに、当時のまま残ってる。




舞台から客席を見る。


舞台袖から。

その「映画館」から屋上へ、そこから見た城下町の風景。

ここは、昔「ビアガーデン」だった。


反対側を見ると、今はない「上野商工会議所ビル」が見えます。


90度北側に目を向けると、少し向こうに「上野城」。

この「風景」、この「映劇」
このまま朽ち果てるのを待っていていいのでしょうか

何か、工夫を凝らして再生させる術はないのかな、と「夢」を見ているわけです。




川邊さつき嬢のこと

2009-01-14 00:08:04 | 町づくりって楽しいかも!
いつか、伊賀上野城下町で「大衆演劇場」ができればいいなという「夢」を見ることは、罪にはならないと思うので・・・上野出身の彼女のこと応援したい!
当ブログ1/10のつづきみたいなもんです)
 
情報You記事より


「劇団 座KANSAI」のことはこちら 8/23 8/24 8/27

さて、今日は会議のはしご です。
街なかに住んでもらう術、「おひなさん」を楽しむ術・・・

「公開度・活性化度」ランキングって

2009-01-12 16:45:16 | みなさんにおしらせと独り言
昨年末だったかの「中日春秋」に、え~~っというコラムがあった。

『多種多様のランキングが世の中に流布している。面白半分なものも少なくないが、よい意味での競争を促す効用を期待できるものもある。

関東などの地方議員らでつくる『開かれた議会をめざす会』(代表・吉川洋千葉県議)が、全国の市・区議会を対象に行った「公開度・活性化度」ランキングもその一つ。一位は伊賀流忍者や芭蕉の古里として知られる三重県伊賀市の議会だった。

一年間に一度も本会議で質問をしなかった議員や、議員が提案した条例の数、本会議の中継や休日・夜間開催の有無など、四十七項目を質問。回答を独自の基準で点数化し、順位をつけた。

ちなみに伊賀市議会には、質問をしない議員はいなかった。政策論争の活性化と市民に対する説明の充実を、改革の旗印にしている。質問をおろそかにはできない。方法も一問一答とし、市側の反問権も認めている。準備不足で臨むと議員が恥をかく。

定例会の終了後、おおむね一カ月以内に、小学校単位で議会報告会を開催していることも特徴になる。議員が五、六人で班をつくり、手分けして対応する。議会と市民の距離は、確実に縮まっていよう。

伊賀市議会には、どれ一つ取っても特別なことをしている感覚は全くないという。本来は伊賀流が、全国標準になってもおかしくない。サボっている議会に対しては、住民が雷を落とす必要がある。』
念のため、画像で


この「コラム」を読んで、「ほら、やっぱり伊賀市議会っていいことやってるんでしょ」と自画自賛された議員さんがいたのか、いなかったのか、私には知るよしもない・・・

それを受けてかどうかは定かではないけれど、「伊賀市議会議員さ~~ん」

こんな記事もあります。


最後に、おひとつ参考までにお読みください。理想的な条例といわれる「伊賀市議会基本条例」(詳しくお読みいただくには「ファイル」を開くなり保存をしてください)をどうぞ。

市民の目線で考える議員さんでいてほしいです
3月22日には「伊賀市議会議員選挙」ですね、じっくり・ゆっくり 拝見させていただきましょうね。

ルールは必要!

2009-01-12 00:10:15 | みなさんにおしらせと独り言
『伊賀市成人式駐車無法地帯』
人生にたった1回しかない「成人式」ですから、お祝いはしてあげたい、けれど「社会のルール」は守ろうよ!

目くじら立てて怒るほどのことではないのかもしれない・・・
でもね、
毎年、伊賀市文化会館で行われる「成人式」に遭遇して思うのですが、きれいに着飾った成人諸君たち、車で来るのはいい。
でもね、その車をどこにとめてもいいというルールはないんだよ。
多くの人たちが「車」で来ることは予想の範疇、優先順位として本来の「文化会館」の駐車場にとめるのは当たり前。それを無視して文化会館周辺道路や近辺駐車場に「無法地帯」のようにとめる、駐車場整理の係員の言葉に「聴く耳も持たず」勝手なことをしてはいけないと思う。そんな車をいっぱい見た、その車のお陰で大渋滞!! 年に一度とはいえ、していいこととしてはいけないことの最低限のルールは守ってほしい。もちろん、一部の心無い人のせいではあるんだけれど。でも伊賀市が依頼した駐車場係員さんの誘導も下手だった(ただ、手を回しているだけだったよ)

一部のルール無視の車によって、苦情を受けるのは周辺施設のひとたち。スケートに来たけど・温泉に来たけど・泊まりに来たけど・宴会に来たけど・・・「駐車場がない

○時にスタートするはずの会合が、周辺道路の大渋滞のため送迎バスが大幅に遅れる! この遅れを見越してバスを早めに出発させる努力をしているにも関わらず、クレームを言われるのは施設側・・・これって「営業妨害!」に近いと思うのは私だけ?(多分、市職員さんや係員さんはそんなことが起こっているなんて知るよしもないと思うけど・・・)
仲良く使うはずの駐車場や道路のはず。
伊賀市さん、適当に・甘やかして使わせてはいけないと思うんですけど・・・
確か、昨年も同じ状態だったので「参声広場」に投稿させてもらった、その返事

「この度の成人式行事の挙行に際し、○○施設ご利用の皆様、ならびに近隣住民の皆様には、交通や利用駐車場に大変支障をきたしましたことにつきまして、深くお詫び申し上げます。
 市といたしましては、○○関連施設およびその周辺に支障をきたさぬよう、文化会館駐車場他、○○駐車場の一部をお借りしたうえ、市職員及び駐車場警備員(警備会社)により対応させていただいたところです。
文化会館前の駐車場担当職員は、進入してきた車につきまして、晴れ着をお召しになられているなど、見て分かる場合を除き、○○さんか成人式か行き先を尋ねて、成人式に出席の方については、文化会館駐車場へ誘導をさせていただきました。
 また、警察へ巡回の依頼をし、職員では対応をしかねる、事故・事件などの事態に備えて、会場前で待機をしていただくなどの対策を講じました。
 ただ、成人式は890名の方が参加され、送迎の方を含めますとさらに大勢の方が来場されます。そのため、全ての方に対して指示が行き届かず、その結果、乗降のため、入り口付近が大変混雑し、その影響が周辺道路等に及び、ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
 この度、およせいただきました内容につきまして、今後の事業開催の折に生かしていきたいと考えております。貴重なご意見をありがとうございました。』と。
(やっぱり今年も何にも変わらなかった! それとも第3者の私が注意するべきだった?)

「参声広場」に言うだけ無駄!だったのか、変える気がないのか、ルール無視が当たり前なのか・・・
見てみぬふりをしてしまった私には、こんなこと書く資格はないんですけどね・・・
大人の背を見て育つんだよね。