中日春秋(2008年9月22日)
『メタミドホスの次はメラミンが日本襲来。ひと昔前の日本人なら、怪獣映画の宣伝かと思うかもしれない。残念ながら今の日本人は<門前の小僧習わぬ経を読む>ではないが、大騒動になっている分、何のことか分かる
▼前者は有機リン系の殺虫剤で、毒性が強い。日本ではとうに使用禁止になっているが、中国製ギョーザ中毒事件の原因物質として知られることになった。その時は日本国内で流通している事故米と絡み、再び被害を受けることになるとは、夢にも思わなかった
▼後者は尿素とアンモニアから合成された有害物質。大量に摂取すると、腎臓やぼうこうに悪影響が出る。中国では混入された粉ミルクを飲んだ乳幼児が死亡するなど大問題になっているが、日本でも混入の恐れのある商品が販売されていたという
▼「まさか」というより「やはり」と感じた人の方が多かろう。人件費や原材料費の安さなどから、日本の食は中国に大きく依存している。どうやら問題が起きれば、一緒に背負う関係でもある
▼事故米もそうだが、流通経路が複雑なので余計、知らぬ間に口にしているのではと、不安が募る。政府に任せたくても、あの体たらく。自分の命と健康は、自分で守ることを真剣に考える必要がある
▼例えば生産者の顔が見えれば、信頼に基づき購入できる。人々の関心が「地産地消」に向かうことは必定である。』
今こそ地産地消! 安心して暮らしていけるかもしれません。
身近なところでいかがでしょう・・・
「私が作りました」と生産者の顔が見えます。
このお米は先日「大阪せんちゅうパル」にて販売してきた「伊賀産コシヒカリ」。
大阪のお客様も「安心なお米!」を求めておられました。
「
羽根村づくり実行組合」さんのお米です。
「
地産地消ネットワークin伊賀」