齋藤大悟 : Daigo Saito

http://blog.goo.ne.jp/sd5-photograph

「脈」

2009年10月31日 | 山の麓

Photo_4

生命線 / Nikon COOLPIX P5100

   

自宅の庭先にある植物。

その葉に広がる「葉脈」というものは、実に凄い模様であると感じます。

栄養分を運ぶ生命線としての機能美。

これを機会にインターネットで植物の事に関する情報を検索してみましたが、

小学時代か中学時代に習った事が、記憶から吹っ飛んでいます(汗)。

・・・植物、・・・組織、・・・分裂、う~ん、分からない(汗)。

コメント

写真展のお知らせ

2009年10月28日 | イベント

2009dm

DAIGO SAITO Photograph Exhibition 2009

      

11月21日(土)~23日(月)、写真展『海辺に流れる時間と静寂』を開催致します。

私は2006年、初めて写真展を開催して以来、

一貫して、自身のテーマとしている「人間の本質に迫る写真表現」を追求しています。

身近にあるかけがえのない大切なものとは、心の奥底にある大切な想いとは、

「感動する」という素晴らしい能力を持つ人間の、その心に訴えかける写真表現とは・・・。

それらの追求こそが僕が写真を撮る原動力であり、

皆様に見て頂く事で、自身の精神の財産として蓄積されていく想いです。

今回の写真展では、

日本海が放つ様々な情景の中に漂う「静寂」というものに焦点を当て、

撮影してきたものを発表致します。

ごく一般的な解釈として、

日本海の荒々しさや厳しさの中には、静寂といものは存在しないように感じますが、

僕はその中に存在する奥深い静寂というものを心底実感しています。

幾度となく烈風吹き荒れる日本海に赴き、

その凄まじい自然の中に存在する静寂、恐ろしい光景の中に存在する静寂、

そして美しい光景の中に存在する静寂を体感し、フィルムに収めてきました。

ただ音が無く静かであるという、物理的な静寂ではなく、

何か、精神に響いてくる凄まじい静けさといいますか、

この現代文明社会の中で発生している、様々な情報という音を一掃してしまうような、

そんな「静寂」であります。

その海辺に流れる時間の中で感じた静寂を、

そして、自身の想い・理念・哲学というものも含め、写真展という形をもって展覧致します。

是非ご高覧頂きたく、よろしくお願い致します。

フォトアルバム『My Photograph Gallery』にて、DMに使用した作品等ご覧になれます。

                   ◆

そして更に、Web写真展のお知らせです!

今年の春から現在に至るまで、

近所の日常風景をコンパクトデジカメ片手に、日々記録して参りました。

11月の写真展『海辺に流れる時間と静寂』開催に先駆け、

Web写真展『遥か近所への旅路』という形で、その日々の記録をブログにて公開致します。

こちらも併せてご高覧頂きたく、よろしくお願い致します。

Web写真展につきましては、

左サイドバーのフォトアルバム『遥か近所への旅路』をクリック頂くか、

下記をクリック頂きますとご覧になれますので、よろしくお願い致します。

Web写真展『遥か近所への旅路』

                   ◆

写真展『海辺に流れる時間と静寂』の日程詳細につきましては、

下に示します「写真展日程詳細」をご参照下さい。

尚、写真展DM(ご案内状)の発送は、11月初旬を予定しております。

追ってご案内致しますので、よろしくお願い致します。

では、皆々様のご来場を心よりお待ちしております。   

2009

写真展日程詳細

コメント (2)

鉄柱と海と大気

2009年10月25日 | 日本海

Photo

三次元空間 / Nikon COOLPIX P5100

   

固体と液体と気体。

縦に伸びるものと、横に広がるものと、空間を満たすもの。

澄み渡る青空の中に、それぞれの「形」が鮮やかに映えます。

コメント (2)

木の葉、また1枚・・・。

2009年10月24日 | 山の麓

Photo_2

細部に見る秋の移ろい / Nikon COOLPIX P5100

      

今日も大変気持ちの良い秋空が広がりました。

真っ青な色彩の中に、滑るように流れる白い雲が印象的でありました。

そんな清々しい青空に向かって伸びる立木。

僅かに残る枝先の葉が、この時期の季節模様を感じさせます。

立木の細部に見た秋の移ろいです。

コメント (4)

海を満たす光

2009年10月23日 | 日本海

Photo_3

海を満たす光 / Nikon COOLPIX P5100

   

今、こうして海に広がる光景を見る事が出来る喜び。

常に変化するその大自然の中で繰り広げられるドラマは、

僕たちの心に、かけがえのない「力」となって押し迫ります。

海を見ていると、癒されたり、力が湧いてきたり、恐れを抱いたり、

不思議と様々な感情が込み上げて来ます。

コメント

西高東低の・・・。

2009年10月20日 | 日本海

Photo

狭間から / Nikon COOLPIX P5100

   

「西高東低の冬型の気圧配置」・・・冬になると天気予報で良く聞く言葉です。

何気にこの言葉の響き、結構好きです(笑)。

海はもちろん大荒れとなる事が多くなり、日本海独特の景観が広がります。

今年もその季節がそこまで来ています。

私がもっとも好きな日本海の姿は、やはりこの季節に多く見られます。

そして今年も、更に新しい発見が必ずあると確信しています。

コメント

人間の愛情

2009年10月17日 | 市街地

Photo_2

何気ない所にある極めて美しい光景 / Nikon COOLPIX P5100

   

人間社会では様々な思惑が交錯しています。

今日見たこの親子の姿からは、ただ純粋に「愛情」というものだけが伝わって来ました。

どのような思惑も存在しない、極めて美しい光景でした。

このような光景を目の当たりにすると、何か底知れぬパワーが込み上げて来ます。

コメント (2)

独自の世界

2009年10月15日 | 山の麓

Photo

吸い込み口 / Nikon COOLPIX P5100

   

私の日記帳には、その日その日のページにちょっとした言葉が添えられています。

言葉の語源、名前の由来、豆知識となるもの、偉人たちの名言など。

昨日のページには、

「心はそれ自体一つの独自の世界である。

それは地獄を天国に、天国を地獄に変える。」 (ミルトン)

とありました。

ミルトン・・・、調べてみると”ジョン・ミルトン”(イギリスの詩人)との事です。

いつの時代においても、人間が存在し心がある以上、

尽きる事の無い「独自の世界」であるのだと感じます。

コメント (2)

急に寒くなり・・・。

2009年10月14日 | 山の麓

Photo_3

終演  /  FUJIFILM  NEOPAN100  ACROS

   

先週、鳥海山も初冠雪を記録し、もうすぐ冬支度の様相です。

スタッドレスタイヤ、まだ溝あったかな?

気が早いかも知れませんが、もうすぐ正月!(笑)

なんか、時が経つのはホントに早いなぁ・・・。

今日の掲載写真は、モノクロフィルムで撮影した木の枝先の光景。

今頃は、もうすでに葉は落ちている事と思います。

コメント

秋空の午後

2009年10月12日 | 市街地

Photo_3

午後の日射し / Nikon COOLPIX P5100

   

昨日も、雨が降ったり晴れ間が広がったりの秋らしい天候でありました。

朝晩とても冷え込む今日この頃、こちらではすでに小さなストーブ大活躍です!

今日の掲載画像は、公園の休憩所での一風景です。

格子の屋根の影が、秋の午後の日射しを受けて地面に映し出されます。

この季節、暑くもなく寒くもなく、晴れた日の公園には多くの方々が訪れているようです。

コメント

子供の後ろ姿

2009年10月10日 | 山の麓

Photo_4

後ろ姿に想う / FUJIFILM  NEOPAN100 ACROS

   

子供の後ろ姿から、その見えない表情を想像する楽しさ。

休日の午後、公園の中に存在する、どこにでもある様な何気ない一風景。

幼い少年は、誰かの手を借りなければブランコには乗る事など出来なかった。

見えない表情の中に、一生懸命な想いというものが伝わって来るように感じられる。

やっと一人で乗る事が出来たのだと自覚でもしているのか、

そんな得意気な気持ちも伝わって来るように感じられた、子供の後ろ姿。

コメント

2つの展覧会

2009年10月09日 | イベント

Photo

秋晴れ / Nikon COOLPIX P5100

   

台風一過、秋晴れの清々しい青空が広がります。

この日、2つの展覧会に足を運びました。

最初に訪れたのは、秋田市のココラボラトリー*ギャラリーで開催されている、

志田政人さんとクレモン・ヴォーシェルさんの『ステンドグラスとビジュー展』です。

ギャラリーには志田さんとアシスタントの方がおられ、作品のご紹介を始め、

色々とお話を伺う事が出来ました。

ヴォーシェルさんは志田さんの娘婿さんとの事であり、

フランス人デザイナーとしてご活躍されているそうです。

志田さんは、東京・パリを拠点に活動されているとの事で、

そのステンドグラスの作品は、素晴らしいの一言であります。

聖書をテーマとした作品も展示されており、ギャラリー内にはステンドグラスの放つ

神秘的な雰囲気が漂っていました。

ヴォーシェルさんの作品は、絵本のイラスト・原画、

そして世界に1つだけのアクセサリーも展示販売されていました。

アンデルセンの人魚姫をモチーフにした原画など、こちらも素晴らしい作品でありました。

志田さんは世界的な遺産となっている聖堂の、その天井をカメラに収めているとの事で、

その写真作品も見せて頂く事が出来ました。

ひょんな事から、「日本の写真とは?」という話題になり、

大変興味深いお話をして頂きました。

世界的な日本の写真家の方とも、ご一緒に仕事をされているという志田さんのお話は、

僕にとって非常にためになるお話でありました。

                   ◆

次に訪れたのは、秋田公立美術工芸短期大学のキャンパス内にある、

「アトリエももさだ」です。

僕は、大学とは全然つながりはありませんが、

「表現者」という視点から、

やはり日々勉強されている学生方々の作品にはとても興味があります。

実際に展示会場にて学生方々の作品に触れ、その感性や創造力、

イメージ・斬新なアイデアを実体化する素晴らしさなど、

そういったみなぎるパワーや、秘めたパワーが伝わって来て、

とても充実した時間を過ごさせて頂きました。

アトリエを後にし空を見上げてみると、なんとも清々しい青空が広がり、

立木の緑と建物の赤い屋根の色が、澄んだ空気と相まって眩しく感じられました。

コメント

秋の情景

2009年10月07日 | 山の麓

Photo

公園の片隅 / Nikon COOLPIX P5100

   

近所にある公園にて。

地に落ち葉が敷き詰められつつある、まさに「秋の情景」というものを目の当たりにします。

広い公園内の片隅にあるベンチからは人間の気配は一切感じられず、

長らく人が座っていないのか少し苔(コケ)も見受けられました。

人工物でありながら自然の中に取り込まれた感がある、そんな雰囲気すら漂います。

この日はその極めて静かな空間の中に、秋の美しさを感じて来ました。

コメント

写真展のお知らせ

2009年10月04日 | イベント

2009dm

DAIGO SAITO Photograph Exhibition 2009

      

11月21日(土)~23日(月)、写真展『海辺に流れる時間と静寂』を開催致します。

私は2006年、初めて写真展を開催して以来、

一貫して、自身のテーマとしている「人間の本質に迫る写真表現」を追求しています。

身近にあるかけがえのない大切なものとは、心の奥底にある大切な想いとは、

「感動する」という素晴らしい能力を持つ人間の、その心に訴えかける写真表現とは・・・。

それらの追求こそが僕が写真を撮る原動力であり、

皆様に見て頂く事で、自身の精神の財産として蓄積されていく想いです。

今回の写真展では、

日本海が放つ様々な情景の中に漂う「静寂」というものに焦点を当て、

撮影してきたものを発表致します。

ごく一般的な解釈として、

日本海の荒々しさや厳しさの中には、静寂といものは存在しないように感じますが、

僕はその中に存在する奥深い静寂というものを心底実感しています。

幾度となく烈風吹き荒れる日本海に赴き、

その凄まじい自然の中に存在する静寂、恐ろしい光景の中に存在する静寂、

そして美しい光景の中に存在する静寂を体感し、フィルムに収めてきました。

ただ音が無く静かであるという、物理的な静寂ではなく、

何か、精神に響いてくる凄まじい静けさといいますか、

この現代文明社会の中で発生している、様々な情報という音を一掃してしまうような、

そんな「静寂」であります。

その海辺に流れる時間の中で感じた静寂を、

そして、自身の想い・理念・哲学というものも含め、写真展という形をもって展覧致します。

是非ご高覧頂きたく、よろしくお願い致します。

フォトアルバム『My Photograph Gallery』に、DMに使用した作品を追加致しました。

                   ◆

そして更に、Web写真展のお知らせです!

今年の春から現在に至るまで、

近所の日常風景をコンパクトデジカメ片手に、日々記録して参りました。

11月の写真展『海辺に流れる時間と静寂』開催に先駆け、

Web写真展『遥か近所への旅路』という形で、その日々の記録をブログにて公開致します。

こちらも併せてご高覧頂きたく、よろしくお願い致します。

Web写真展につきましては、

左サイドバーのフォトアルバム『遥か近所への旅路』をクリック頂くか、

下記をクリック頂きますとご覧になれますので、よろしくお願い致します。

Web写真展『遥か近所への旅路』 ←クリック

                   ◆

写真展『海辺に流れる時間と静寂』の日程詳細につきましては、

下に示します「写真展日程詳細」をご参照下さい。

尚、写真展DM(ご案内状)の発送は、11月初旬を予定しております。

追ってご案内致しますので、よろしくお願い致します。

では、皆々様のご来場を心よりお待ちしております。   

2009

写真展日程詳細

コメント (6)

秋の道

2009年10月03日 | 山の麓

Photo_3

光の道しるべ / Nikon COOLPIX P5100

   

Photo_2

落ち葉の道 / Nikon COOLPIX P5100

   

今日は午前中に雨、午後には晴れという天候でありました。

この時期の天候は個人的に好きで、

特に霰(あられ)が降り始め、雷が鳴り響くような時期の天候に

なぜかしら惹かれる想いがします。

掲載画像は、今日の夕方、近所の山道を通った時のものです。

通る道にも確実に秋の空気が吹き抜け、

落ち葉や光の姿を見て、その空気を視覚的に実感します。

地を埋め尽くす落ち葉一枚一枚の姿が、とても印象的でありました。

フォトアルバム 『My Photograph Gallery』 更新しました!

コメント (4)