午後の犬 / Nikon COOLPIX P5100
今日はどんよりとした曇り空。
こちらでは日が差す事もなく一日が過ぎてゆきました。
以前、鳥海山仁賀保高原にあります「土田牧場」へ行った時の事。
牧場内にいる一匹の犬に目がとまりました。
とても穏やかな時間が流れる午後のひととき。
夢心地でスヤスヤお昼寝中のワンちゃんでありました。
午後の犬 / Nikon COOLPIX P5100
今日はどんよりとした曇り空。
こちらでは日が差す事もなく一日が過ぎてゆきました。
以前、鳥海山仁賀保高原にあります「土田牧場」へ行った時の事。
牧場内にいる一匹の犬に目がとまりました。
とても穏やかな時間が流れる午後のひととき。
夢心地でスヤスヤお昼寝中のワンちゃんでありました。
写真展会場の様子
本日、写真展『海辺に流れる時間と静寂』を無事に終える事が出来ました。
非常にたくさんの方々よりご来場頂きました事、心より感謝申し上げます。
皆様と共にギャラリーという空間にて時間を共有し、
その中で自身の写真を通して
皆様の心に何かしらの感情が湧いて下さったのであれば、
私にとってこの上ない喜びであり、
そして、頂いたご意見・ご感想等の有難さ、見て頂ける事の有難さを、
つくづく実感している次第です。
今回の写真展にて皆様より頂いた、かけがえのない大切なものを精神の糧として、
更に自身のテーマを自らに問いかけながらシャッターを切る日々を送ってゆく所存です。
もう一度、ゼロから出発する気持ちで身を引き締めて頑張ります!
どうもありがとうございました。
尚、ご記帳頂きました皆様には追って御礼状をお送りさせて頂きますので、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
最後に、この度の写真展開催にあたり、作品プリントにおける迅速なご対応や、
準備等にご尽力頂きました皆様、ご取材頂きましたマスコミ各社様
DM等でお知らせをして頂きました皆様にも、心より感謝申し上げます。
2009年11月23日 齋藤大悟
DAIGO SAITO Photograph Exhibition 2009
11月21日(土)~23日(月)、写真展『海辺に流れる時間と静寂』を開催致します。
私は2006年、初めて写真展を開催して以来、
一貫して、自身のテーマとしている「人間の本質に迫る写真表現」を追求しています。
身近にあるかけがえのない大切なものとは何か。
それぞれの心の奥底にある大切な想いとは何か。
「感動する」という素晴らしい能力を持つ人間の、
その心に訴えかける写真表現とは何か。
それらの追求こそが私が写真を撮る原動力であり、
この現代文明社会に存在する一個人として、
自身のテーマを自らに問いかけながらシャッターを切る毎日であります。
◆
今回の写真展では、日本海が放つ様々な情景の中に漂う
「静寂」というものに焦点を当て、撮影してきたものを発表致します。
ごく一般的な日本海のイメージとして、
「荒々しさ」や「厳しさ」といったものを抱かせますが、
しかし、その荒々しさや厳しさを放つ日本海の光景の中にこそ、
私は、極めて奥深い「静寂」というものを感じてしまうのです。
ただ音が無く、物理的に静かな事ではない、
何か精神部分の奥底に響いてくる凄まじい静けさといいますか、
この現代文明社会に存在する溢れるほどの情報や、
交錯する人間の思惑といった「音」を、
一瞬にして一掃してしまうかのような「静寂」であります。
海辺に流れる時間の中で感じた静寂を、
そして、自身の想い・理念・哲学というものも含め、写真展という形をもって展覧致します。
是非ご高覧頂きたく、ご案内申し上げます。
皆々様のご来場を心よりお待ちしております。
『My Photograph Gallery』にて、DMに使用した作品等ご覧になれます。
◆
【写真展日程詳細】
日 : 2009年11月21日(土) ~ 11月23日(月)
時 : 11:00 ~ 19:00 (最終日の23日は17:00まで)
所 : ココラボラトリー*ギャラリー
秋田市大町3丁目1-12 川反中央ビル1F
【TEL】 018-866-1559
【Web】 http://www.cocolab.net/
波風押し寄せる / Nikon COOLPIX P5100
冬の日本海は恐ろしくも美しく感じます。
なぜ、そう感じるのかと自分でも不思議に思います。
写真表現でそのような感覚を抱かせる事は出来ないか・・・。
以前、ある方の写真展作品を見て、恐ろしくも美しいという感覚を抱いた事があります。
写真家・白川義員(しらかわ よしかず)さんです。
私が最も尊敬している写真家です。
白川義員さんの写真からは、
何かを成し遂げんとする精神、情熱、哲学、理念、思想といった
ありとあらゆる精神が「写真」という形をもって、
強烈な波動のように押し寄せて来るのを感じます。
フィルムに焼きついた映像と共に、地鳴りのように響いて来るのです。
あの時の驚愕は、今でも忘れる事が出来ません・・・。
「GALLERY & COFFEE ぷかぷ館」 の看板
秋晴れのこの日、角館にありますGALLERY & COFFEE 「ぷかぷ館」を訪れました。
写真家・小松ひとみさんの作品が常時展示されています。
言うまでもなく、ひとみさんの作品は素晴らしいの一言。
芯の通った優しさと強さを感じさせる作品群は、
自然の中で繰り広げられる様々な光景が見事なまでにフィルムに収められており、
自然の息吹とも呼べる大自然のドラマが、心に強く響いてくるものでありました。
何度も何度も拝見させて頂きました。
そして、GALLERY & COFFEEでありますので、コーヒーも味わう事が出来ます。
ひとみさんのお姉さまであり、館長でもある優美子さんよりコーヒーを頂きます。
その味わいは実に格別でありました。
ひとみさんのお写真と、優美子さんのコーヒーを堪能しながら、
秋の斜光線が差し込む大変居心地の良い空間にて、
充実したひとときを過ごさせて頂きました。
海辺の日常 / Nikon COOLPIX P5100
今日は久しぶりに「西高東低の冬型の気圧配置」という言葉を、
テレビの天気予報で聞きました。
必然的に近所に広がる日本海へと心が向きます。
午後の海辺はそれほど悪天候にもならず、
風は冷たく強いものの、比較的、散歩も苦にならない程でありました。
夕方、犬と共に歩くおじいさんの姿がありました。
何か色々と探しながら歩いていたので、
ダイゴ:「何を探しているんですか?」
おじいさん:「山さ持ってぐ杭拾ってんだ。」
ダイゴ:「なるほど!」
おじいさん:「あんま大したものねぇな。」
お互いに:「あははは・・・(笑)。」
山での仕事で使用する杭を、海で探しているとの事。
お歳は70~80歳だとお見受けしましたが、
大きな流木を担いで歩くその姿は、力強く凛々しく感じられました。
自分も頑張らなければならないと痛感した次第です。