齋藤大悟 : Daigo Saito

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なべっこの季節

2015年09月29日 | 日本海

NikonF6  VR-NIKKOR70-200mmF2.8G  RVP F

 

 温かい食べ物がおいしい季節になりました。例えば「いものこ汁」。冷え切った体で頂くと、思わずため息が出るくらいに幸せを感じてしまうほどの美味しさがあります。わたしの場合、特に撮影後は体の芯まで冷え切っていることが多いので、その思いもひとしおです。収穫の季節を迎え、食のありがたさを改めて感じている今日この頃です。

 

 

 

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秋色の海辺

2015年09月17日 | 日本海

NikonF6  VR-NIKKOR70-200mmF2.8G  RDPⅢ

 

 海風がずいぶんと冷たく感じられるようになりました。光もまた、その冷たさと相まって、より繊細に見えるような気がします。尽きることのない感動が、志す意欲を駆り立ててくれる毎日です。

 

 

 

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秋田駒ヶ岳~乳頭山縦走リベンジ

2015年09月14日 | 登 山

湧き上がる雲と乳頭山

 

霧に包まれる山腹

 

湯森山からの眺め

 

 今年2度目のとなる秋田駒ヶ岳から乳頭山への縦走登山。前回は大雨により下山を余儀なくされましたが、今回は無事に果たしてきました。ガイド役は前回と同じく、ダンディーなKさんよりご案内を頂きました。ルートは八合目小屋をスタートに、笹森山→湯森山→笊森山→乳頭山→田代平→孫六温泉という行程です。今回も雨に見舞われましたが、しかし、雨だからこその素晴らしさを堪能してきました。ちょうど笊森山の手間からぽつぽつと降り出し、笊森山到着後から少しづつ本降りとなりました。それでも強く降ることはなく、むしろ、雨と戯れるにはちょうど良いくらいでした。谷からは次々と雲が湧き上がって眼前にそびえる山々を覆い隠していきます。かと思えば、雲の切れ間にその山容が現れ、そしてまたすぐに隠れてしまうという、間近でみると実に神々しい風景が繰り広げられていました。また、紅葉は想像以上に進んでいて、次第に色付き始めている様子でした。乳頭山に着く頃にはガスも濃くなり、山頂からの大パノラマは望めませんでしたが、頂を下りて森林に入ると、そこには山水画の世界がありました。幻想的で心に迫るものがありました。今回もまた多くのものを得られた縦走登山。足元の草花を始め、取り巻く空気、神々しく幻想的な風景等、その姿から得られる感動は尽きることがありませんでした。また季節を変えて伺いたいと思います。Kさん、どうもありがとうございました。

 

 

 

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山と人と

2015年09月08日 | 登 山

NikonF6  Carl Zeiss PlanarT*1,4/50  RVP50

 

NikonF6  Carl Zeiss PlanarT*1,4/50  RVP50

 

 夏の鳥海山はたくさんの花々に彩られ、特に7合目付近はまさにお花畑と呼ぶに相応しい景観が広がります。ここを目的地として登ってくる方々も多く、シーズン中は大いに賑わいを見せる場所でもあります。写真は7合目の御浜と、少し上にある御田ヶ原の様子で、日暮れも近づいてきたのでそろそろ帰ろうかと下山をしながら撮影したものです。人影は無くただただ静かな中を、日本海側から注ぐ斜光線が鳥海山頂をより印象的に照らし、陰影が辺りの景色を浮かび上がらせていました。

 

 

 

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風の中の草葉

2015年09月01日 | 山の麓

NikonF6  Carl Zeiss PlnarT*1,4/50  RVP50

 

 9月になりました。近頃はずいぶんと涼しくなり、秋の気配が漂い始めています。写真は、まだ夏の盛りの頃、辺りが暗くなるまで山道を散策していた時の一コマです。時折風が吹き抜けると、静かだった草葉がいっせいにざわめき、風が過ぎ去れば再び静寂に包まれます。延々と繰り返されるその何気ない風景の中に、奥深さと言いますか、なんとも言えない趣を感じる瞬間があります。草葉それぞれの揺れ動く姿もまた、とても面白いものだとつくづく思いました。

 

 

 

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