齋藤大悟 : Daigo Saito

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新緑の八塩山を行く

2016年05月30日 | 登 山

NikonF6  Carl Zeiss PlanarT*1,4/50  RDPⅢ

 

 先日、秋田県由利本荘市にある「八塩山」に行って参りました。標高は713m。およそ1時間で登ることができ、ファミリーハイキングのスポットとしても知られているようです。今回は初めての八塩山ということで、いつもアウトドアでお世話になっているYさんからご案内を頂きました。この山には数えきれないほど足を運ばれているスペシャリストでもあります。
 さて、ルートは「鳥居長根コース」を登って、「風ぴらコース」を下山するという行程で、鳥居長根コースは比較的急登であるため思う存分山登りを体感できるものであり、風ぴらコースはその名前のとおり吹き抜ける風が気持ち良く、鳥海山を一望できるスポットもあり、「ブナ巨大コブ」という見所もありました。また、山頂付近一帯はブナ林となっていて、今回はこのブナ林の中で多くの時間を過ごして参りました。天気は快晴であり、新緑や足元の草花は眩しいほどに輝いて見えました。こうした「里山」には、自然の育みを肌身で感じられる雰囲気があり、不思議と安心感や親近感を覚えます。自然の営みと共に、暮らしとの関係性も感じられるからなのかも知れません。今月上旬に訪れた男鹿三山もそうでした。標高のある山と同様、里山も、その奥深さは計り知れないものだとつくづく実感する思いでした。自分の住む周辺の、その世界の大きさに気付かされる思いです。改めまして、Yさん、この度はどうもありがとうございました。

 

 

 

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母校の大運動会

2016年05月21日 | 山の麓

 雄大な鳥海山をバックに

 

 鼓笛隊の行進

 

 本日、母校の大運動会に参加して参りました。天候にも恵まれ、子供たちを見守るように「鳥海山」もくっきりと姿をあらわしてくれました。昨今、児童数は減る一方ですが、むしろ、私たちの世代よりも児童たちの気持ちは情熱的で、そのひたむきさや一生懸命な姿に大きな刺激を受けて参りました。多くの方がそうであるように、母校には特別なものがあると思います。わたしの場合、やはり、母校と鳥海山との関係性は、今考えると、実は奇跡的なくらいに素晴らしいものではないかと思うのです。歴史や地域性、自然の恵みはもちろんですが、その景観だけをとっても、知らず知らずに今の自分の生き方や考え方に影響していることをつくづく思い知らされます。子供たちの姿に、そんなことも考えさせられた今年の大運動会となりました。

 

 

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新緑の男鹿三山を行く

2016年05月09日 | 登 山

新緑まぶしい登山道 / Nikon1 J1

 

 

なまはげの道 / Nikon1 J1

 

 

繁茂 / Nikon1 J1

 

 

ヒトリシズカ / Nikon1 J1

 

 

延び上がる木々 / Nikon1 J1

 

 

本山にある自衛隊道路 / Nikon1 J1

 

 

自衛隊道路からの眺めを背景に / Nikon1 J1

 

 

真山から寒風山を望む / Nikon1 J1

 

 

 天候に恵まれた5月8日、新緑の男鹿三山を歩いて参りました。ルートは「お山かけ」と呼ばれる縦走コースで、距離にしておよそ11km。なまはげで有名な真山神社をスタートし、真山(567m)、本山(715m)を経て、五社堂から長楽寺に向かうルートです。「秋田県の山」のガイドブックによると、この男鹿三山は古くから信仰の山として修験者の道場として栄え、多くの登拝者でにぎわったとの事。五社堂から長楽寺に下る石段は、「鬼が一夜にして築いた伝説の999段の石段」と伝えられるそうで、なんとも驚きと共にロマンがあります。また、この山にはその地形的条件からか航空自衛隊のレーダー基地があり、普段の登山とはまた違った独特の雰囲気も味わうことが出来ます。いにしえの道は新緑がまぶしく、高台から見渡す男鹿の山々と海の絶景には感激の連続で、下山後は入道崎やゴジラ岩などの印象的なその海岸線の景観にも触れ、丸一日かけて男鹿の奥深さを堪能して参りました。ご案内をして頂いたのはいつもお世話になっているダンディーなKさん。毎年、多くの山に登られ、FUJIFILMのデジタルカメラ「X-T1」を愛用されている大ベテランの方です。この度も貴重なお時間を頂戴しまして誠にありがとうございました。

 

 

 

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Nikon F6 オーバーホール

2016年05月01日 | 道 具

NikonF6  VR-NIKKOR70-200mmF2.8G  RVP F

 

 5月になりました。桜は散り、若葉の芽吹きが感じられる今日この頃です。さて、3月の話になりますが、愛用しているフィルムカメラ「Nikon F6」をオーバーホールに出しました。お願いしたカメラ職人さんに伺ったところ、カメラボディ内部の腐食も思いのほか進行しているようで、各部の分解清掃や調整・注油はもちろん、レバーやボタン類を始め、ボディーカバーやグリップゴム、基板なども交換して頂きました。すべての工程を終えて帰ってきた愛機は、ずいぶんとリフレッシュした様子で、その姿に感激せずにはいられませんでした。
 どの分野でもそうですが、プロの技というのは地道な作業の積み重ねの上に成り立っているものだとつくづく思います。地味で目立たないものの中にこそ、物事の核心があるように思います。 
 「地道」や「地味」という言葉は、僕の好きな言葉であり、一つの憧れでもあります。

 

 

 

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