齋藤大悟 : Daigo Saito

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春を想わせる穏やかな日

2009年02月28日 | 山の麓

今日は朝から晴天となり、風こそまだ冷たいものの、

春を想わせる穏やかな日でありました。

その穏やかさに誘われるように、午後、神社へと足を運び、

その境内の空気を感じてきました。

雪解けも進み、境内の石段や奈曽白滝の滝壺へと通ずる道も

普通に歩ける状況であり、今まで雪を被っていたであろう

地面や石段を一歩一歩踏みしめながらの散策となりました。

最後にお参り・・・というかお礼をして、神社を後にしました。

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金峰神社鳥居 / Nikon COOLPIX P5100

   

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雪残る石段 / Nikon COOLPIX P5100

   

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奈曽白滝雄姿 / Nikon COOLPIX P5100

   

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新芽の息吹 / Nikon COOLPIX P5100

   

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石垣に生える / Nikon CCOLPIX P5100    

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栗山池公園

2009年02月27日 | 山の麓

初夏、夕暮れ時の栗山池です。

池を覆い尽くすほどの桜が咲き誇る春。

さらに梅雨の頃にはアジサイも池の周り一帯に咲き乱れます。

真夏の日差しが池の水面にキラキラと映し出され、

秋にはその輝きも次第に赤味を帯び、木々の葉も一枚、また一枚と

舞い落ちる光景が見られます。

そして冬には池一面氷の世界となり、辺りは厳しい寒さ漂う静寂に包まれます。

写真を撮るようになってから、この季節の移り変わりというものを

一日単位で意識するようになったような気がします。

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栗山池、夕暮れ時の静けさ / Nikon COOLPIX P5100

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奈曽の白滝

2009年02月25日 | 山の麓

今日の雨で、さらに雪解けが進む気配です。

どんよりとした曇り空の中、今日も一日が過ぎてゆきました。

そんな日にアップするのは、新緑の頃、雪解け水が豊潤に流れ落ちる奈曽の白滝です。

金峰神社の境内にある日本有数の名瀑で、シーズンには観光客も多く訪れています。

私が小学生の頃、図画工作の時間にここを訪れ、

皆でその雄姿をスケッチブックに描き収めた事を思い出します。

樹齢数百年の巨木から初々しい新芽まで、滝の周辺はそういった植物の営みも

肌で感じられる空間となっていて、自然の生命力をまざまざと見せつけられる思いです。

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奈曽白滝遠望 / Nikon COOLPIX P5100

   

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奈曽白滝青空 / Nikon COOLPIX P5100

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県内大荒れ

2009年02月22日 | 日本海

昨日はかなり冷え込みましたが、今日は比較的暖かく感じます。

しかし風が非常に強く、近所に広がる雪原には風で飛ばされた枯れ葉枯れ枝が

ところどころに点在している状況です。

その冷え込んだ昨日の夕方、海辺へと足を運びその情景をカメラに収めてきました。

時折激しい吹雪に見舞われる時もあれば、一瞬雲間から光が降り注ぐ時もあり、

めまぐるしく変わるその天候に、冬らしさを感じながらシャッターを切っていました。

モノクロームにも似たその冬海の色彩は、一見地味かも知れませんが、

僕にとっては非常に心惹かれる色彩であり、より精神部分に染み渡る色彩のような、

そんな気がしていつも魅了されています。

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冬海の色彩美(先日の様子) / Nikon COOLPIX P5100

   

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冬海の色彩美(昨日の様子) / Nikon COOLPIX P5100

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静寂の森

2009年02月21日 | 山の麓

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住まいが山の麓であるがために、すぐ近くには豊かな森林が広がっています。

その中を散策してみると、市街地とは明らかに違う空気感や風、

また木々の香りなどを全身で感じることが出来ます。

何か清く洗われるような、そんな感覚にさえなってしまします。

今日の写真は、そんな森に漂う空気や香り、

そっと吹き抜ける風を感じながらシャッターを切ったものです。

ちょうど森の出口で、ここを抜けると視界が広がります。

今は雪で閉ざされているこの森も、

雪解けの頃には新芽の息吹と共に再び活気に満ちる事でしょう。

その時を楽しみにして、今はこの冬の終盤を満喫したいと思います。

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小さな雪帽子

2009年02月20日 | 山の麓

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ちょこんと雪帽子を被った道路照明灯。

この被り方、なかなかのセンスだと思います。

環境問題などがクローズアップされている中にあって、この何気ない光景からは

少なからずではありますが、人と自然とが仲良くしているような雰囲気を

感じる事が出来たのでシャッターを切りました。

もちろんその雰囲気というものは私の勝手な解釈でありますが、

何気ない光景に中にこそ・・・という視点は大切にしたいと思います。

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夜、雪の道にて・・・。

2009年02月19日 | 山の麓

暗闇の中へ消えてゆく雪の道です。

ここは田舎道のため、この時間、ここを通る車はほとんどありません。

そんないつもの道を今日の記録として撮影しました。

   

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夜、雪の道にて一人 / Nikon COOLPIX P5100

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線路が横切る風景

2009年02月16日 | 日本海

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先日、いつも海辺から見えている断崖絶壁付近はどうなっているものかと、

興味本位で調査に行ってきました。

写真(上)はその時のもので、土手の上からの撮影です。

その真下には線路が横切っていて、またさらに土手があり、その下が絶壁となっていました。

線路は土手と土手の谷間を走る形となっていて、さすがに危険なため線路には

下りませんでしたが、初めて見たその眺めは実に格別なものがありました。

断崖絶壁付近から眺める、海岸線の景観をパノラマ写真(下)でご覧下さい。

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撮影機材(写真上・下) / Nikon COOLPIX P5100

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小さな漁港

2009年02月12日 | 日本海

ふとした時によく行く小さな漁港です。

規模こそ小さいのですが、その大きさを上回る独特の雰囲気に

なぜか惹かれるものがあります。

その雰囲気を言葉で説明するとなると、自身の文章下手もあり難しいのですが、

この場所に携わる人々の価値観または人生観とでも言うのでしょうか、

その風情がにじみ出ているような雰囲気がこの漁港にはあるように感じます。

もちろん、どの港でもそうであるのだと思いますが、

近場であるがために、より感じ方も大きいのだと思います。

この日、その漁港から眺める海の姿もまた印象的でありました。

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船出を待つ / Nikon COOLPIX P5100

   

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漁港からの眺め / Nikon COOLPIX P5100

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『海に広がる闇と光と』

2009年02月10日 | イベント

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光注ぐ大海原 / Photograph Exhibition 2008

   

「ブログでも写真展の時の作品を見たい!」

という問い合わせがあり、全てとなると少々大変でありますので、

今回は、昨年秋田市のアートスペース「ココラボラトリー*ギャラリー」で

開催致しました写真展作品をご紹介させて頂きます。

DM(案内はがき)で使用した写真展作品です。

このブログは、日々日常の身近な光景を、

写真とコメントで自身の感じた事や思った事をつづるのが基本でありますが、

写真展作品も定期的に掲載して、内容を充実させていけたらと考えています。

見てくださる方々にも、気分転換になって頂けたら幸いです。

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凍える海での撮影

2009年02月08日 | 日本海

寒い1日でした。

そんな中、海へ写真を撮りに出かけました。

いつも防寒対策は万全にして撮影に臨むのですが、

今日はそれほど悪天候でもないと判断し、コート1枚羽織って出かけました。

それが間違いでした(涙)。

やはり、かなり寒いのです。

おまけに海風がコートの隙間からどんどん入って来て・・・。

それでも、海に魅了されながらシャッターを切り、時間は過ぎて行きました。

フィルム2本、デジカメ画像数十枚、今日の撮影はこれで終了しました。

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海鳥の舞う風景 / Nikon COOLPIX P5100

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海へと続く白い道

2009年02月07日 | 日本海

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冬の日本海、その海辺です。

辺りが次第に暗くなり始めたころ、ひとりのおばあさんが

犬を散歩に連れ、この場所を通りかかりました。

とても寒い中でしたが少しお話をさせて頂きました。

なんでも、彼女は最近足腰が痛く、

なかなか思うように歩くことが出来きないとの事でありました。

それでも今日は比較的その調子も良く、

久々に愛犬と散歩に来れたとの事でありました。

会話中、その愛犬は私の足元を行ったり来たり、

雪の中から顔を出している枯草に鼻を付けたりしていました。

何気ない会話でしたが、こういった出会いを大切にしたいと思います。

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霧かかる山道

2009年02月05日 | 山の麓

五月の頃です。

うっすらと霧のかかる山道で、ひとり、シャッターを切りました。

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この山道の周りには田園風景が広がっています。

霧が立ち込めた事で、辺りは風景を失い、

自分が立つこの道だけが鮮明に、そして霧の彼方へと続いているのが見えました。

途中、若葉生える一本の木に目が留まりました。

思い出してみると、私が小さかった頃からこの場所に立っています。

その小さかった頃から比べても、この木は全然大きくなっていない様な気がしましたが、

私の目線も自身の成長と共に高くなり、この木の成長と同調しているがために、

大きさの変化を感じないのかも知れません。

そう考えると、何か共に歩んでいる様な気がして、この木に愛着と親近感が湧くわけです。

自然の恵みとは、こういった感情の中にも染み渡るものなのだと感じました。

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藤咲く奈曽渓流

2009年02月02日 | 山の麓

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今日も雪が降りましたが、ほとんど積もりませんでした。

今、外の様子に耳を傾けると、

風の音と共に屋根から落ちる水滴の音が響いてきます。

さて、写真は「奈曽の白滝」と呼ばれる名瀑の下流に広がる光景です。

藤の花咲く五月の頃です。

ちょうど雨が上がったばかりで、実にしっとりとした新緑に包まれながら、

美しく流れるその水の輝きに、心奪われていた感があります。

「花を添える」とでも言いますか、咲き誇る藤の花が、

さらにこの景観に味わいと深みを与えているような、そんな光景でした。

今年もまた、足を運ぼうと思いました・・・。

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