牛と少女 / FUJICHROME PROVIA 100F
目の印象といい、そのスタイルといい、独特の雰囲気を放つ牛・・・の模型。
子供との対比が面白かったのでシャッターを切りました。
何か言いたげな子供に対し、牛は貫禄ある余裕の表情でカメラ目線です。
牛と少女 / FUJICHROME PROVIA 100F
目の印象といい、そのスタイルといい、独特の雰囲気を放つ牛・・・の模型。
子供との対比が面白かったのでシャッターを切りました。
何か言いたげな子供に対し、牛は貫禄ある余裕の表情でカメラ目線です。
海辺 / FUJICHROME PROVIA 100F
今日の夜、窓の外からカエルの鳴き声が聞こえました。
目を閉じていても季節のうつろいが感じられました。
近所の海辺も、そんなうつろいと共に様々な表情を見せてくれます。
音を聞くだけで目の前に情景が浮かぶ様な、
うつろいゆく表情を見るだけで音が聞こえてくる様な、
そんな心持ちで、様々な表情をフィルムに収めていけたらいいなと思います。
花 / FUJICHROME Velvia 100F
ここ何日か、寒く不安定な天候が続いています。
そんな中、地元の桜達も日を追うごとに咲きつつあるようです。
改めて言うのも変ですが、花はなんて美しいのだろうとつくづく思います。
近所に広がる山、そして海辺にもたくさんの花々が咲き誇り、
その姿に心惹かれ、思わずレンズを向けてしまいます。
こうした自然の営みを身近に感じながら
一日一日を送れる事、そして、花を美しいと感じられる事、
とてもありがたい事だなとつくづく思います。
夕映え / FUJICHROME TREBI 100C
写真を撮り始めた頃、
「FUJICHROME TREBI 100C」(フジクローム トレビ 100C)という
リバーサルフィルムをよく使用していました。
透明感のある発色、階調豊かな描写力、
また、富士フイルムのリバーサルフィルムとしては1本当たり単価も安かったため、
僕の懐事情(!?)にも優しく、かなり重宝したフィルムでした。
フィルムの銘柄にあまり関心が無い方にとっては、
どうでも良い様な話なので大変恐縮なのですが、
現在は既に生産終了となっているこのフィルム。
ライトボックスの上で眺める度に、ちょっとした懐かしさを感じてしまいます。
夏の水飲み場 / FUJICHROME PROVIA 100F
子供たちの無邪気で純粋な表情を見ると、
不思議と「雑念」が消えて行くような気分になる。
自然を見つめて得られる気分に、どこか通じるようなものがある。
今日も一日、無事に過ごせた事に感謝したい。
日々反省し、自戒しながら、前進していこうと思う。
道を行く子供 / FUJICHROME PROVIA 100F
集落の各家々を結ぶ近所の道。
山へ向かう時、お墓参りへ行く時、
また、子供と散歩する時など、事ある度に通る道でもあります。
何度も通る道はあまりに当たり前すぎて、
その存在感すら意識の片隅に追いやられていますが、
今、こうしてじっと眺めてよく考えてみると、
この道の有難さ、大切さをつくづく実感します。
そして、大切な道とは、人々の想いと想いを結ぶ道でもあるのだと思います。
陽光 / FUJICHROME PROVIA 100F
近所に広がる海辺。
帰宅途中、いつものように手持ちのカメラでスナップ。
冷たい海風の中に光の暖かさを僅かに感じ、その瞬間をフィルムに収めた。
◆
巨大地震から1ヶ月を過ぎた今日、朝のラジオで聞いた「レベル7」という言葉。
福島原発事故の評価が、結局、最悪レベルとの事。
復興への気力や心へのダメージ、心労や怒りは計り知れないと思う。
子供たちの事を思うと胸が張り裂けそうになる。
母国の大地、繊細で逞しく美しい日本の風景・風土が、
人間自ら生み出した科学技術の脅威によって汚染されていく事を考えると、
無念であり涙が止まらない・・・。
◆
自分は被災現場に足を踏み入れた訳でもなく、現場の空気を嗅いだ訳でもなく、
支援物資提供や募金、節電などの行動に留まるのみであり、
このようにブログに言葉を並べたところで何の意味も持ち合わせないが、
それでも志を抱き、自分のやるべき事を日々淡々と継続する事で、
追い求める何者かの輪郭が、少しずつ見えてくるような気がするし、見出したい。
これまで継続出来た事に感謝し、これからもその感謝を蓄積しながら、
より強い志を抱いて継続するしかないと思う。
何者かの輪郭も、その蓄積がより鮮明さを与えてくれるものと思う。
咲く / FUJICHROME Velvia 100F
長い間じっと身を潜め、
季節到来と共に、時わずかに咲いて咲いて咲き誇り、
そして静かに散る・・・、その繰り返し。
繰り返しの中で、根を、幹を、太く育んでいく。
生きるも死ぬも自然と共にある。
なんてカッコイイ生き方なのだろうとつくづく思う。
舞姫 / FUJICHROME Velvia 100F
夏風そよぐ花の舞台に、可憐な姿を披露する喋。
「生命」そのものを表現する舞姫のように見えました。
何気ない道端の片隅で繰り広げられる、命のドラマを鑑賞しました。