秋晴れ / Nikon COOLPIX P5100
台風一過、秋晴れの清々しい青空が広がります。
この日、2つの展覧会に足を運びました。
最初に訪れたのは、秋田市のココラボラトリー*ギャラリーで開催されている、
志田政人さんとクレモン・ヴォーシェルさんの『ステンドグラスとビジュー展』です。
ギャラリーには志田さんとアシスタントの方がおられ、作品のご紹介を始め、
色々とお話を伺う事が出来ました。
ヴォーシェルさんは志田さんの娘婿さんとの事であり、
フランス人デザイナーとしてご活躍されているそうです。
志田さんは、東京・パリを拠点に活動されているとの事で、
そのステンドグラスの作品は、素晴らしいの一言であります。
聖書をテーマとした作品も展示されており、ギャラリー内にはステンドグラスの放つ
神秘的な雰囲気が漂っていました。
ヴォーシェルさんの作品は、絵本のイラスト・原画、
そして世界に1つだけのアクセサリーも展示販売されていました。
アンデルセンの人魚姫をモチーフにした原画など、こちらも素晴らしい作品でありました。
志田さんは世界的な遺産となっている聖堂の、その天井をカメラに収めているとの事で、
その写真作品も見せて頂く事が出来ました。
ひょんな事から、「日本の写真とは?」という話題になり、
大変興味深いお話をして頂きました。
世界的な日本の写真家の方とも、ご一緒に仕事をされているという志田さんのお話は、
僕にとって非常にためになるお話でありました。
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次に訪れたのは、秋田公立美術工芸短期大学のキャンパス内にある、
「アトリエももさだ」です。
僕は、大学とは全然つながりはありませんが、
「表現者」という視点から、
やはり日々勉強されている学生方々の作品にはとても興味があります。
実際に展示会場にて学生方々の作品に触れ、その感性や創造力、
イメージ・斬新なアイデアを実体化する素晴らしさなど、
そういったみなぎるパワーや、秘めたパワーが伝わって来て、
とても充実した時間を過ごさせて頂きました。
アトリエを後にし空を見上げてみると、なんとも清々しい青空が広がり、
立木の緑と建物の赤い屋根の色が、澄んだ空気と相まって眩しく感じられました。