「PENTAX 17」という新しいフィルムカメラが発売される。今もフィルムで撮影する一人としてとても嬉しい思いがする。私がフィルムを使うのは極めて個人的な理由からで、スペックや利便性とは程遠いところにある、自身の価値観や捉え方によるものが大きい。だからこの「個人的な」というものはもっと掘り下げてみたいし、掘り下げることによって見えてくるものを大切にしたいと思う。そして何より、長年愛用しているカメラは友人から譲っていただいたものであり特別な思いもある。昨日はそんなことを思いながら海に向き合い撮影していた。
今年もたくさんの出来事がありました。多くの方々や身近な自然に支えられて日々を過ごすことが出来ました。振り返ってみると改めてそのことに気付かされます。ここに感謝の気持ちを記して一年の締めくくりといたします。どうぞ良いお年をお迎え下さい。
This year had many different things, too. I could spend day by day with the support of people or nature. The diary can help me realize again about that. And I would like to close this year's the last blog with writing feelings of gretitude. I look forward to seeing you again next year. Thank you.
リバーサルフィルムの素晴らしさを改めて思う。それに耐えうる写真を残せるよう精進したい。
I realize again that the reversal film has excellent potential. I want to make efforts more than ever for taking pictures worthy of that potential.
FUJIFILM X-E3 XF23mmF2R WR
虚飾のない誠実な写真を見つける。
Finding photos that honest myself and without pretension.
FUJIFILM X-E3 XF23mmF2R WR
昨年から日本でも再販されているコダックのリバーサルフィルム「エクタクローム E100」。愛用しているフジクロームと共に、今後も様々な「色」をフィルムに投影していきたいと思います。
写真フィルムの価格改定にともない、6月以降、30%以上の値上がりとなるようです。長年愛用しているリバーサルフィルム、その素晴らしさを心底実感している以上、細々とでも自身の表現に活かしていきたいと思います。
気が付けば5月も残りわずか・・・もう少し買い足しておこうか。
NikonF6 VR-NIKKOR70-200mmF2.8G RVP F
5月になりました。桜は散り、若葉の芽吹きが感じられる今日この頃です。さて、3月の話になりますが、愛用しているフィルムカメラ「Nikon F6」をオーバーホールに出しました。お願いしたカメラ職人さんに伺ったところ、カメラボディ内部の腐食も思いのほか進行しているようで、各部の分解清掃や調整・注油はもちろん、レバーやボタン類を始め、ボディーカバーやグリップゴム、基板なども交換して頂きました。すべての工程を終えて帰ってきた愛機は、ずいぶんとリフレッシュした様子で、その姿に感激せずにはいられませんでした。
どの分野でもそうですが、プロの技というのは地道な作業の積み重ねの上に成り立っているものだとつくづく思います。地味で目立たないものの中にこそ、物事の核心があるように思います。
「地道」や「地味」という言葉は、僕の好きな言葉であり、一つの憧れでもあります。
Nikon F6 Carl Zeiss Distagon T* 2/28 RDPⅢ
Nikon F6 Carl Zeiss Distagon T* 2/28 RVP F
富士フイルムのリバーサルフィルムを使い続けて約10年。使えば使うほどその奥深さや難しさ、素晴らしさに魅了されます。今年4月からの値上がりや生産を終える銘柄もあって、これまで以上にその存在意義を噛みしめながらの撮影になりそうです。そして、それ以上に対象への造詣や思いを深めながら、シャッターを切り続けて行きたいと思います。
CONTAX RTSⅡ / Carl Zeiss Planar T* 1,4/50
いつも大変お世話になっている方からお借りしてきたCONTAX。
ファインダーを覗き、手動で焦点を合わせるその操作感、
フィルムを巻き上げ、シャッターを切るその感触と応答性、
そして、そのさり気ない大きさと形・・・、申し分ありません。
何十年も前のカメラでありながら、
今でも現役で十二分にその持ち味を発揮出来るタフな魅力、
シンプルが故の使いやすさ、心地良さ。
カメラボディに付いた傷や凹みが、さらに深い味わいを醸し出します。
それは、酷使しながらも大切に扱われてきた結晶です。
このお借りしてきたカメラに見習い、
刻まれる傷や凹みと共に輝きを増していける、そんな人間でありたいです。
CONTAX T3
今年は色々なカメラを使用させて頂く機会が多い年だなと感じます。
今回は「 CONTAX T3 」というカメラ。
昨日、地元でお世話になっている方から、
「まんず、このカメラいいがら使ってみれ。」という事でちょっとお借りして来ました。
そして今日、少し早起きして近所にてスナップ。
どのような写真になるか楽しみなところです。
写真展情報はこちら ⇒ 齋藤大悟写真展 『 海辺に流れる時間と静寂 』
その価値は時代を超えて、受け継がれて行く / Nikon ホームページより
2004年の発売以来、いつも想いを寄せていた「Nikon F6」。
この度、親友であるK氏のご厚意により、使用する機会を得ました。
事の発端は、いつも使用している自身のカメラに不具合が発生した為。
これ以上ない最高の助っ人として、
「Nikon F6」が自身の機材の一員として加わりました。
手にした感触、応答性、1つ1つ確信につながる操作感、ファインダーの素晴らしさ、
シャッターを切るたびに、その実感が増していきます。
Nikon のホームページに記載されていた、
「その価値は時代を超えて、受け継がれて行く」という言葉。
このカメラはもちろんの事、あらゆる分野において該当するこの言葉。
その価値とは、まさに「魂」。
腐らせる事なく、磨き、そして成し遂げたい・・・、そんな想いを胸に切磋琢磨していきます。
最後に、K氏のご厚意に深く感謝申し上げます。