今年一年の御礼

NikonF6  Carl Zeiss DistagonT*2/28  RVP50

 

　2015年も残り僅かとなりました。今年もやはり、感謝感謝の一年でした。展覧会について振り返ってみますと、個展は、東京のフジフイルムスクエアと、仙台の富士フイルムフォトサロンで開催させて頂き、グループ展は、秋田銀塩写真展Ⅸと、あきたの美術2015展に参加させて頂きました。携わって下さる皆さまのご尽力、サポートして下さる皆さまのお心遣い、見て下さった方々からの貴重なご感想、そして、友人や家族の支え、どれを欠いても成立しないことを強く実感して参りました。この貴重な経験から自分自身の未熟さや至らなさを痛感することで、より大きな活力や原動力を与えて頂いたように感じております。今はひたすら撮影に専念する毎日です。今日の海辺もまた、猛烈な波風の中にある繊細な表情を前に、夢中でシャッターを切っていたように思います。引き続き、フィールドを広げながら精進して参りますので、来る年も、皆さま何卒よろしくお願い申し上げます。今年も当ブログにアクセスして頂きまして誠にありがとうございました。では、良いお年をお迎え下さい。

　今年最後の掲載写真は、夏の鳥海山でフィルムに収めたニッコウキスゲの姿です。登山道の片隅に、ひっそりとペアで咲くその姿に、逞しさと優しさを感じた瞬間でした。

 

 

 

木々

NikonF6  Carl Zeiss PlanarT*1,4/50  RVP50

 

NikonF6  Carl Zeiss PlanarT*1,4/50  RVP50

 

　木々に宿る何物かをフィルムに収めたい・・・。海辺を歩き、山野を巡りながら、対象と向き合って行きたいと思います。

 

 

 

海辺の風景

NikonF6  Carl Zeiss DistagonT*2/28  RVP F

 

NikonF6  Carl Zeiss PlanarT*1,4/50  RVP50

 

　海辺の風景一つとっても、表情は無限にありますし、自分の状態によって見え方も変わってくるのですから、次に見られるものに思いを巡らすだけで、自然と撮影意欲が湧いてきます。

 

 

 

 

晩秋の森

NikonF6  Carl Zeiss PlanarT*1,4/50  RVP50

 

　12月になりました。今年も残すところ1か月。振り返ってみると色々なことがありました。さて、今日の写真は近所にあるブナの森での1コマ。時折、冷たく激しい雨に見舞われましたが、倒木やその周辺の植生に加え、木肌を伝う雨水や濡れる落ち葉の姿に、改めて、森の確かな営みというものを教えられたような気がしました。