もしかしたらまた冬の季節まで、その冬海の光景はもう見られないのかな・・・。
なんて事を考えると、この冬に撮影してきた出来事が懐かしく思えたりします。
さて、今日は快晴であり昨日の吹雪がまるで嘘のようです。
写真は昨日、所用からの帰り道に海岸線から撮影したものです。
日頃からコンパクトデジカメを持ち歩く事で、そのシャッター数も多くなりますが、
今回、ふとモニター画面を見て、残り撮影可能枚数が10を切っている事に気が付きました。
いつの間にか2GBのメモリーカードがいっぱいの状態だったんですね(汗)。
フィルムでの撮影では残りコマ数を確認して、フィルム交換に備えたりしますが、
コンパクトデジカメの場合、2GBも容量があると、
メモリ残量などあまり気にせずに撮ってしまうようです。
大事な場面でメモリ残量がない・・・なんて事がないよう注意しないといけません。
ちなみに、ブログではデジカメで撮影した画像がメインですが、
写真展では、フィルムで撮影した写真を発表します。
特段、フィルムだからデジタルだから・・・というこだわりなどありませんが、
今年開催の写真展でも、フィルムで撮影した写真を発表する事になります。
下りて行く道 / Nikon COOLPIX P5100
迫る波風 / Nikon COOLPIX P5100
2008年6月初旬 / Nikon COOLPIX P5100
春告げの花もいたるところで咲きはじめ、次第に気温も上がりつつある今日この頃です。
雪解け水が流れる小川のキラキラ感に魅了され、
今日は、その流れの源である鳥海山の写真を掲載したいと思います。
流れ / Nikon COOLPIX P5100
鳥海山・奈曽渓谷(2008年5月中旬) / Nikon COOLPIX P5100
一番下の写真は、鳥海山の五合目にある鉾立(ほこだて)からの展望です。
定番の撮影アングルとなっています。
鳥海ブルーラインと言われる道がこの場所まで続いていて、
その開通は、毎年、ゴールデンウィーク前の四月下旬となっています。
これからシーズンを迎え、観光客や登山客の方々など、多く訪れる事と思います。
この自然の素晴らしさを間近で体感する事で、
私たちの精神にも「恵み」を与えてくれる事と思います。
Nikon COOLPIX P5100 / 2008年5月下旬
『美しい』とはどういう事なのか・・・と考えてみると、なかなか言葉が見つかりません。
しかしながら、私はこの光景を見て『美しい』と感じました。
3月16日付けのブログ記事にも登場した小屋で、昨年5月下旬の様子です。
この小屋を見たいがために、わざわざここを訪れる人など今まで見た事がありませんが、
少なくとも、私はこの小屋を見たいがためにここを訪れた1人のようです(笑)。
いや、近所であるがゆえに「訪れる」という言葉は言い過ぎかも知れませんね。
そんな小屋ですが、今年はどの様な姿を見せてくれるのか・・・。
私の楽しみの1つでもあります。
昨日はブログを更新した後、
予定通り、近所に広がる森へと足を運んでみました。
まだ山道には雪が残っている所も多く、その雪も固い状況でありました。
木が倒れていたり、雪道にはおびただしい数の木の葉が散乱していたりと、
この冬の出来事が、ひとつの光景から想像出来るような感じがしました。
そろそろクマさんも冬眠から目覚める事と思うので(まだかな?)、
次の散策では注意したいと思います(^^)。
今日の写真は、昨日の散策時にスナップしたものを掲載します。
冬に耐えた小屋 / Nikon COOLPIX P5100
散乱する木の葉 / Nikon COOLPIX P5100
春告げの時を待つ / Nikon COOLPIX P5100
Nikon COOLPIX P5100 / 近所に広がる森にて
天気予報では今日も雪マークでありますが、
どんな天候でも楽しめるような心の持ちようで、
日々を積み重ねていきたいなと考えています。
さて、写真は昨年5月下旬、近所に広がる森の中を散策した時のものです。
新緑をやさしく包み込むように、霧が立ち込めていました。
どの季節であっても、自然の見せる光景というのは、
我々の想像では計り切れないものであると感じています。
今、新芽の息吹と共に春を迎えようとしているこの森でありますが、
その活気を迎える前の今だからこそ、
この静寂の空間へちょっと足を運んでみようと思います。
そして、これから始まるその活気を待ちたいと思います。
ここは、仁賀保高原にあります「土田牧場」です。
地元という事もあり、子供たちを連れ度々訪れている場所です。
雪解けも進み、これから春のシーズンを迎えます。
牧場の休憩所では、ここで作られたチーズやソフトクリーム(ジャージーソフト)、
フランクフルトやポークなども直売されており、
この大自然の中で頂くその味は、まさに格別の一言です。
さらにその休憩所には、この牧場の歴史が垣間見える写真も展示され、
また、写真家・星野道夫さんの写真集などもあり、
BGMもカントリーミュージックがとても心地良く流れていて、
食事の後は思わず眠くなる(笑)・・・そんな安らぎを覚える空間となっています。
掲載写真は今年の年賀状に使用したものです。
丑年という事で、その丑(牛)に向かって走る(スタートを切る)という
意味合いも込めてこの写真を選びました。
しかし・・・、評判はいまひとつでした(笑)。
かさなる波 / Photograph Exhibition 2007-2008
2007年、ココラボラトリー*ギャラリー(秋田市)、
2008年、富士フイルムフォトサロン仙台にて開催の写真展作品をご紹介致します。
ここ最近、ブログにはデジカメ画像での記事掲載がメインでありましたので、
久々の写真展作品の掲載となります。
この作品は写真展DM(案内はがき)に使用したものです。
思い出してみると、当時、撮影現場では非常に風が強く、そして冷たく、
その影響で目を開けていると涙が出てくる程の状況でありました。
しかし、空模様は雨や雪も降る事なく、空に広がるたくさんの雲の隙間から、
海一面に太陽の光が注ぎ込んでくる・・・そんな光景であった事を記憶しています。
一生に一度の光景が、記憶の中のイメージと共に、写真という形で甦ります。
仕事も休みの昨日、山形県酒田市にあります『土門拳記念館』に行って来ました。
年に数回、ふと気付いた時に訪れています。
今回の展示作品は、「古寺巡礼-仏像-」 「東大寺-お水取り-」
「土門拳が好きだった人びと」 でありました。
土門拳さんの仏像に対する思い入れは、想像を絶するほど極めて深く、
そして仏像は土門さんにとって恋人であるとの事でありました。
日本の仏像という仏像を撮り尽くす事で、日本人の姿、日本人の心が、
分かるかも知れないという土門さんのその想いと行動力の結果を、
巨大な仏像の写真という形を持って、今、生々しく拝見出来ているという事に
まず感動を覚えました。
仏像の表情には一つとして同じものはなく、彫られる姿形からも、
人間の魂すら感じさせます。
自身が感じるその押し迫ってくるような感覚というのは、
その「魂」が影響しているのではないかと考えてしましました。
そして「写真は肉眼を超える」という土門さんの言葉がとても印象に残りました。
また、「土門拳が好きだった人びと」の作品が展示されている部屋からは、
勅使河原宏 作 の庭園「流れ」を眺める事が出来、この作者は、
土門さんと交流のあった勅使河原蒼風さんの息子さんという事でありました。
僕が言うのもおこがましいのですが、土門さんの作品を見た後、
この「流れ」という庭園を眺めると、自身の中の感情がプラスマイナス0(ゼロ)に
なるような感覚になるのです。
一種独特の緊張感のある写真作品と、その精神の解放口ともとれる「流れ」という庭園は、
実に絶妙なバランスとなっていて、
作品とギャラリーとが見事なまでに調和している感覚さえ覚えました。
いや、僕の勝手な解釈かも知れませんが、
展示されていた土門さんの直筆の色紙に「優しさ、逞しさ」とあったように、
まさにこの言葉の通りの記念館だと感じました。
約2時間その空間を堪能し、写真集を購入して帰宅した次第です。
今日は午前中こそ気持ちの良い青空が広がりましたが、
午後からは薄曇りで、太陽の姿も面影だけ見えるような、そんな天候でした。
その午前中、私用のついでに海辺の松林に立ち寄り、
その中をコンパクトカメラ片手に散策してみました。
この海岸に生える松というのは、汚染や塩害に強い「クロマツ」という名前で、
別名「雄松(オマツ)」とも言われるそうです。
ではオスもあればメスもあるの?という事で、
「アカマツ」の別名が「雌松(メマツ)」と言われるとの事でありました。
クロマツが海岸線に生育するのに対し、
アカマツはどちらかと言えば内陸に多いという事です。
今日の写真は、海辺の「クロマツ」の様子です。
海辺の松林・朝光 / Nikon COOLPIX P5100
穏やかな海 / Nikon COOLPIX P5100