齋藤大悟 : Daigo Saito

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RAMOギャラリー プライベートコレクターによるWOMAN展

2024年04月27日 | イベント

RAMOギャラリー(ラモカフェ)の展望デッキにて

RAMOギャラリーでは「プライベートコレクターによるWOMAN展」と題して、ジュル・パスキン、エルミーヌ・ダヴィット、国吉康夫らの作品が展示されています。先日は地元コレクターの方と美術談議をする機会をいただきました。収蔵作品をギャラリーに展示し、比較することによって初めて見えてくるものがあることや、作家名もタイトルも取り払って、ただ作品を前にして純粋に何を感じることができるのかということなど、話題は尽きることがありませんでした。作家の視点、コレクターの視点、そして自身の視点を行き来しながら鑑賞できたように思い、いずれの視点にも共通するであろう大切な「何ものか」の輪郭が、おぼろげながら見えてくるような気がしました。会期は5月5日(日)まで。ラモカフェの香ばしいコーヒーと共にぜひご鑑賞いただければ幸いです。

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鉢植えの花

2024年04月24日 | 山の麓

日に当てすぎたせいかぐったりしていたが、今は活力を取り戻し、茎を上へと伸ばしている。

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西日

2024年04月22日 | 山の麓

西日を受けて桜どうしが陰影を作り、日の当たるところは引き立って、より美しく見える瞬間がありました。光や影のうつろいと共に見え方や感じ方も刻一刻と変化して、そのたびに心を動かされる思いがします。これに季節や天候も加味されるわけですから、自然が見せる光景というのは、身近にあっても果てしなく深遠な世界のように感じてしまいます。

そして場所はもちろん、見る側、感じる側である私自身の性質によっても、見えてくる光景は変化して限りないのだろうと思います。歳を重ねるにつれてその思いは強くなる一方です。

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桜雨

2024年04月16日 | 山の麓

桜が見頃を迎えている。雨に濡れる姿は味わい深い。「桜雨」という言葉もあるくらいだから、人々はその姿に風情を見いだし、大切にしてきたのだろうと思う。

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タラの芽 山の恵み

2024年04月15日 | 山の麓

桜の開花とともにタラの芽が顔を出している。近所の山に分け入って夕飯の足しにと採ってきては、天ぷらにして日本酒といただくのがこの季節の楽しみでもある。近所とは言え、今は市街地にも熊が出るくらいだから、ここ鳥海山麓に至ってはよりいっそう気を付けなければならない。何はともあれ、山の恵みに感謝したい。

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佐々木徳朗写真展「暮らしをウツス」

2024年04月10日 | イベント

ソメイヨシノとリアス・アーク美術館


春の光を浴びて

リアス・アーク美術館では「食と地域の暮らし展 Vol.8 暮らしをウツス」と題して、佐々木徳朗さんの写真展が始まっています。徳朗(とくろう)さんは昭和10年生まれ。カメラを手に約70年にわたり地元気仙沼地域を見つめ、その土地に根ざした視点で撮影を続けられています。初日の今日は徳朗さんご本人が在廊されていて、貴重なお話を伺いながら鑑賞することができました。展示作品は記録写真としてはもちろん、効率化や利便性追求によって失われてきたものは何かと問いかけてくるような眼差しが感じられ、また、昭和、平成、令和と定点撮影された農村風景の作品からは、なぜか次代の農村風景をイメージできてしまうような気がして、少し怖いような感覚にもなりました。すべて気仙沼地域で撮影されたものでありながらどこか自分の記憶とも重なる部分があり、徳朗さんの視点を通して今は亡き祖父や祖母、父の姿を見せていただいたような気がします。会期は6月2日(日)まで。詳細はリアス・アーク美術館のホームページをご覧ください。

リアス・アーク美術館 https://rias-ark.sakura.ne.jp/2/

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