齋藤大悟 : Daigo Saito

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研ぎ澄まされた風景

2014年11月25日 | 日本海

NikonF6  AF-S VR-NIKKOR 70-200mm F2.8G  RVP F

 

 雲の流れは速く、光も多様に変化します。冬の海辺をよりドラマチックにする一つの要因かも知れません。研ぎ澄まされたような風景が目の前に迫ります。

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穏やかな海辺

2014年11月24日 | 日本海

 NikonF6  AF-S VR-NIKKOR 70-200mm F2.8G  RVP F

 

 ゆっくりとしたリズムで次々と波が押し寄せます。波の描く曲線は、夕日の輝きによって一段と美しく見えました。穏やかではありますが風は冷たく肌を刺し、身も心も引き締まる思いでシャッターを切ったひとときでした。

 

 

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子供たちの未来

2014年11月18日 | 山の麓

NikonF6  Carl Zeiss DistagonT*2/28  RDPⅢ

 

 毎年行われている地元小学校の文化祭。各学年の学習発表に加え、地元の伝統芸能などもあわせて披露されています。また、各教室には児童たちの力作が展示されていて、作品を通して子供たちの思いや成長を伺い知ることができます。私の母校でもあるこの小学校は、いずれは統合により廃校となるようです。それもまた時代の象徴かと思いますが、やはり、寂しく感じられるというのが正直なところです。歴史ある校舎には卒業生たちの写真が展示されています。懐かしさと共に、「ふるさとの学び舎」というものを強く意識させてくれます。そして、我が子があの頃の自分と同じ年齢に達したという驚きと感慨を覚える瞬間でもあります。振り返ってみると、やはり、感謝の一言に尽きるというのが実感です。さて、今日の写真は午後の光が差し込む図書室の一角にて。日本の食料自給率をテーマに発表したクラスがあり、児童それぞれにしっかりとした意見を持ち、元気よく発表する姿に感心するばかりでした。本を手にとって勉強をする子供たちの姿が目に浮かびました。

 

 

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雪原のオブジェ

2014年11月15日 | 山の麓

NikonF6  Carl Zeiss PlanarT*1,4/50  RVP100

 

 吹雪の中の木とススキ。共に寄り添うようにして、厳しい季節を耐え忍んでいるように見えました。ここは鳥海山麓に広がる田園地帯の一角。冬になれば広大な雪原へと様変わりです。白銀の世界に佇む対象は、いつも以上に何かを訴えかけてくるものがあり、思わず足を止めカメラを向けてしまいます。

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冬の海辺

2014年11月13日 | 日本海

NikonF6  Carl Zeiss DistagonT*2/28  RDPⅢ

 

 大荒れの日本海。砂浜に立ってみると、沖の方からゴウゴウと音を立てて不気味なほどゆっくりと押し寄せてくる波の姿が見られます。波の花も多く見られ、強風に飛び散る姿は、冬の日本海を表す象徴的景観でもあります。沿岸を走る国道7号線は、時に波の花の吹雪になることがあります。今日はちらほらと見られる程度でしたが、季節の移ろいは早いもので、本格的な冬の到来を感じさせるものでした。

 

 

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暮れゆくひととき

2014年11月02日 | 日本海

NikonF6  Carl Zeiss PlanarT*1,4/50  RDPⅢ

 

 秋は深まり、海辺に吹く風もずいぶんと冷たくなりました。これからの季節、冬型の気圧配置ともなればすぐ大荒れになることでしょう。荒れ狂う厳しい表情の中に、底知れぬ静けさをも感じさせてくれる冬の日本海。感動し、圧倒されるひとときは、自分自身の中にあるものを研ぎ澄まさせてくれる瞬間でもあります。

 

 

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