齋藤大悟 : Daigo Saito

http://blog.goo.ne.jp/sd5-photograph

写真展搬入日 in 仙台

2013年01月30日 | 市街地

ビルの風景Ⅰ

Nikon 1  J1 / 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6   (JPEG)

 

ビルの風景Ⅱ

Nikon 1  J1 / 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6   (JPEG)

 

ビルの風景Ⅲ

Nikon 1  J1 / 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6   (JPEG)

 

 無事、写真展の搬入・展示作業を終えました。まずは一段落しホッとしています。ご協力や激励を頂きました皆様には大変感謝する次第です。どうもありがとうございました。今日の仙台は快晴。見上げれば秋田では久しく見ていない清々しい青空です。明日からの6日間、ぜひご高覧頂きたくご案内申し上げます。併せて、皆様からのご批評をよろしくお願い申し上げます。

 作業終了後は仙台市内を散策。夕日に染まるビル群と大勢の人の流れが印象的でした。ニコンプラザ仙台にも足を運び、心に迫る素晴らしい作品の数々を堪能。フォトギャラリーでは菊池哲男氏の「白馬岳~自然の息吹~」、コミュニティースペースでは七郷地区三校合同復興展、フォトスクエアでは佐藤満雄氏の「冬の津軽」が開催されています。夕食には景気付けとして牛タン。美味しさが疲れた体に沁みました。

 

在廊日程

1月31日(木) 10:00 ~ 17:30 在廊

  2月1日(金) 10:00 ~ 17:30 在廊

  2月2日() 10:00 ~ 17:30 在廊

  2月3日() 不在

  2月4日(月) 不在

  2月5日(火) 10:00 ~ 17:30 在廊

 

展覧会情報  齋藤大悟写真展 『 海辺にゆれる軌跡 』

◆ 会期 2013年1月31日(木) ~ 2月5日(火)

◆ 時間 10:00 ~ 17:30 (入場無料)

◆ 会場 富士フイルムフォトサロン仙台  ?022-292-0577

写真展の詳細は富士フイルムホームページでご案内しています。

http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/sendai/13013101.html

 

コメント (6)

花と暖簾

2013年01月27日 | イベント

花Ⅰ

 

暖簾

 

花Ⅱ

Nikon F3   Carl Zeiss Distagon T* 2/28   PDPⅢ

 

 寒波の影響で日本海側は大荒れの様相。今週初めまで続いた穏やかな天候とは対照的に、近所の日本海は凄まじい風と雪。撮影の際は身も心も吹き飛ばされそうになりました。鉛色の雲に覆われる中で一瞬垣間見た、神々しい光が海に注ぐあの感動は忘れられません。

 写真展を間近に控え、準備等に漏れがないか確認する日々。先日、皆様への告知も一段落し、あとは展示レイアウト等の最終確認です。毎度のことですが、写真展が近づくにつれて緊張の度合いも高くなります。それは、自身の気を引き締めてくれる良い緊張感でもあります。いつも「次はないぞ!」という心構えで臨んでいる写真展。今回もまた、精一杯の限りを尽くした写真展となるよう、気概を持って臨みたいと思います。

 今日の掲載写真は、秋田県仙北市角館町にある武家屋敷でのスナップ。昨年、同町のギャラリー&カフェぷかぷ館で写真展を開催した際、ちょっとした時間を使って周辺を散策した時のものです。各屋敷の入口にあった花や暖簾。そっと添えられたような姿からは、「和」や「凛」、そして「もてなしの心」というものが感じられました。惹かれるがままにシャッターを切りました。

 1月31日(木)から始まる写真展『海辺にゆれる軌跡』。以下に在廊日程を記しますのでご参考頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

 

在廊日程

1月31日(木) 10:00 ~ 17:30 在廊

  2月1日(金) 10:00 ~ 17:30 在廊

  2月2日() 10:00 ~ 17:30 在廊

  2月3日() 不在

  2月4日(月) 不在

  2月5日(火) 10:00 ~ 17:30 在廊

 

展覧会情報  齋藤大悟写真展 『 海辺にゆれる軌跡 』

◆ 会期 2013年1月31日(木) ~ 2月5日(火)

◆ 時間 10:00 ~ 17:30 (入場無料)

◆ 会場 富士フイルムフォトサロン仙台  ?022-292-0577

写真展の詳細は富士フイルムホームページでご案内しています。

http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/sendai/13013101.html

 

コメント

海辺にゆれる軌跡

2013年01月20日 | イベント

齋藤大悟写真展『海辺にゆれる軌跡』

写真展日程詳細

 

 「人間の本質に迫る写真表現」の追求は、私のライフワークであり写真を撮る原動力そのものです。カメラを手にしてからというもの、身近にある自然の姿に思い知らされ、自身の未熟さや浅はかさを痛感する思いでした。特に魅了された日本海の姿は、何度海辺に足を運んでも新たな発見があり、深い感動がありました。

 様々な情報が溢れる現代社会の中で、日々感動したり思い知らされたりするうちに、人間にとって「確かな情報」とは自然の中にこそ秘められている、人間の生き方の規範が自然の中に示されている、そう考えるようになったのです。確かな情報の手掛かりを末端に求め、海辺に残された様々な「軌跡」を辿りました。砂浜に残る波の跡、水面にゆれる光跡、足元に刻む風紋...。そして、自然の息吹やその凄みは、感動した自らの心に「軌跡」となって残り続けています。

 一つ一つの軌跡を辿り続けることによって、「確かな情報」をフィルムに収めたい、自然の凄みの根源に迫りたい、そして、自らの在り方を見出して行きたいという希望があります。今回の写真展、何かその一端でも感じて頂ければありがたい次第です。

 

展覧会情報  齋藤大悟写真展 『 海辺にゆれる軌跡 』

◆ 会期 2013年1月31日(木) ~ 2月5日(火)

◆ 時間 10:00 ~ 17:30 (入場無料)

◆ 会場 富士フイルムフォトサロン仙台  ?022-292-0577

写真展の詳細は富士フイルムホームページでご案内しています。

http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/sendai/13013101.html

 

コメント (2)

伝統の訪れ神

2013年01月12日 | 山の麓

訪れ神 アマノハギ

訪れ神 アマノハギ

 

 小正月行事が盛んなここ鳥海山麓。この日、にかほ市象潟町小滝地区にある「金峰神社」より解き放たれた神様が我が家にもやって来ました。 伝統の訪れ神「アマノハギ」です。威勢良く玄関の戸を開けるなり、「悪い子はいねがぁ~!」「宿題やったがぁ~!」と唸り声を上げて子供たち迫ります。子供たちの表情は強張り、母親に抱きつきながら、何度も「ごめんなさい、ごめんなさい」と許しを請う姿が印象的で、それがまた今も昔も変わらない伝統の姿として見えました。

 伝統行事の素晴らしさ、続ける事の難しさ。子供たちも減少傾向にある昨今、地元方々の協力・支持なしでは存続も危ぶまれるようになりました。過疎化が進めば進むほど、神様の化身となる地元の青年方々一人ひとりの力がより重要になってくる事は言うまでもありません。我が家には小滝地区から出張をお願いしてお越し頂いているので、今後ともアマノハギの回り先の一軒として、微力ながらお力添え出来ればと考えています。

 今年も年頭の御獅子様を始め、アマノハギにもお越し頂いた事で、厄払いと共に家族の気も引き締められました。雪夜の暗闇から聞こえてくる神様たちの唸り声は、幼少時代に感じた恐怖を超えて、今ではとてもありがたい唸り声に聞こえます。私にも、「ちゃんと写真撮ったがぁ~!」「もっと地元の写真いっぺ撮れ~!」と喝を入れて頂きました 。そうした思いや激励を活力に変えて今年も歩んで行きたいと思います。どうもありがとうございました。

 

展覧会情報  齋藤大悟写真展 『 海辺にゆれる軌跡 』

◆ 会期 2013年1月31日(木) ~ 2月5日(火)

◆ 時間 10:00 ~ 17:30 (入場無料)

◆ 会場 富士フイルムフォトサロン仙台  ?022-292-0577

写真展の詳細は富士フイルムホームページでご案内しています。

http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/sendai/13013101.html

 

コメント (2)

初詣

2013年01月04日 | 山の麓

初詣

Nikon F6   Carl Zeiss Planar T* 1,4/50   PN400N

 

 家族共々、それぞれの思いを抱き手を合わせた初詣。まずは何より元日から皆そろって参拝出来たことに感謝です。気持ちも新たに2013年が始まりました。

 年が明けてもなお続く冬の荒天。そんな中、新年の挨拶も兼ねて近所の海辺にも足を運びます。猛烈な吹雪の中で延々と打ち寄せる大波。自然の息吹とも言えるその凄みに圧倒され、毎度の如く自身の小ささ未熟さを突き付けられます。その繰り返しを経て何を見出せるのか自問自答しながら今年もシャッターを切り続けたいと思います。「写真には人間性が出る。」写真を志して間もない頃、尊敬する方々に言われた言葉。人間性を磨くことこそが、自らの表現を磨き、写真に力を与えるものだと感じています。

 正月休暇を利用し土門拳記念館にも足を運びました。企画展示室では「ふるさと東北」と題して、土門拳さんが撮影した東北の様子が展示されていました。秋田で撮影されたものも多く、田んぼのあぜ道に座る子供たちや田植えをする女性の姿など、その時代の人々の営みを伺うことが出来ます。写真からは土門拳さんの力強さや優しさ、東北に対する気持ちも伝わってくるようでした。また、主要展示室にあった仏像の写真は何度見ても釘付けになります。写真の前で一旦立ち止まると、まるで磁石でくっつけられたようにその場から離れることを忘れてしまうのです。この凄さはいったいどこから来るのだろうかと考えずにはいられません。仏像にはまさに「命」がありました。

 昨年末に帰省し、約2年ぶりに再会した東京の友人も正月休みを終えてUターン。子供も生まれ、奥様と共に子育て奮闘の中、仕事の資格取得も目指して頑張っているようです。新年明けてみればすでに4日目。一日一日が早く感じられる今日この頃ですが、今年も一歩一歩、地道に頑張って参りますのでどうぞよろしくお願い致します。最後に、皆々様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

 齋藤大悟

 

展覧会情報  齋藤大悟写真展 『 海辺にゆれる軌跡 』

◆ 会期 2013年1月31日(木) ~ 2月5日(火)

◆ 時間 10:00 ~ 17:30 (入場無料)

◆ 会場 富士フイルムフォトサロン仙台  ?022-292-0577

写真展の詳細は富士フイルムホームページでご案内しています。

http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/sendai/13013101.html

 

コメント (4)