レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「キタジマの回復を待つ」

2010-09-19 23:41:50 | 小説
新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「キタジマの回復を待つ」

第一話は下記から始まります。
 
 新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「後継者」

 「どうやら、
 キタジマさんはのぼせただけみたいだな」
 「良かったなあ」
 「少し様子を見よう」
 「その方がいいな」
 

 いつきとエイタはキタジマを寝かしたまま、
風呂場に行った。
 「オタクらのせいで、とんだ迷惑だ」
 「すまんだす」
 「わりい。
 まさかこんなことになるとは」
 「例の殺人の話しも聞きたいが、
 キタジマさんの回復を待つか」
 「キタジマさん、
 夢だ
と思ってるから、
 オタクらも中に入って、
 ここでキタジマさんの回復を待とう」
 「武器は各自持っていろよ」
 「わかっただす」
 「ああ」
 あおむと木太郎は更衣室に戻ると、
 武器を受け取り座った。
 「あおむ、どうした」
 「おー、怖」
 あおむは何故か震えている。
 「そんなに怖かったのか」
 「今は勘弁してくれだす」
 「わかったよ」
 木太郎はそういうと、
 股間を掻きながら横になった。


 「あの二人は本当そっくりだなあ」
 「何か関係あるのかな」
 エイタといつきは顔を見合わせて笑った。
(続く)




新作ディープ(?改)「やっぱりおまえか」

2010-09-19 23:25:50 | 小説
新作ディープ(?改)「やっぱりおまえか」

 グーさん以外に最初の方は保管済みです。
 「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」
  

 くそたの一撃で、
 トイレの鍵はすぐ壊れ、
 誰もドアノブを引いていないのに、
 ドアの扉が開いた。
 トイレの中では、
 レイカがどこに隠し持っていたのか
ナイフを持って構えていた。
 くそたは、
 「やっぱりおまえか!」
と言うと、
 その頭部をスコップで殴ろうとしたので、
 「くそた、やめろ!」
と 
 おちたがくそたを止めようとしたが遅く、
 くそたはレイカの右肩の辺りを
スコップで叩いていた。
 そして、
 レイカは前のめりに倒れたのだった。
 「こ、こいつがナイフを...」
 くそたは震えていた。
 「あー」
 「やっちゃた」
 アスカとアユメがレイカを抱き起こしたが、
レイカはまだ死んではいないようだったが、
その意識はないようだった。
 「本当にレイカが犯人だったのかなあ?」
 木太郎が今になって首を捻る。
 「えー、俺やっちゃたよ。
 だって、あいつナイフを構えていたんだから」
 くそたはそう言うと、
 血のついたスコップを放りなげる。
 「でも、犯人じゃないなら出てくるか
返事をすればよかったのになあ。
 なんでナイフを構えていたんだろう?」
 ホウセイがぼそっと言う。

 
 しばらく沈黙が続いたが、
 それを破ったのはアスカだった。
 「あー、あれえ?
 このナイフ!
 あたしのよ。
 そういえば、
 もとめ先生の部屋になかったわよねえ」
 アスカが、
 レイカが倒れた際落としたのか、
 そばに落ちているナイフを見てそう言った。
 「見せてくれる」
 ホウセイが、
 アスカからナイフを受け取って見ると、
それはまぎれもなく演劇用の偽物だったが、
何故か少し血がついていた。
 「まさか?レイカもはめられた?」
 アユメがレイカを抱きながら、
 そう呟いた。
(続く)

新「ミケーレの蒼き仮面」138

2010-09-19 23:16:23 | 小説
新「ミケーレの蒼き仮面」138

第一話は下記から始まります。
 
 新「ミケーレの蒼き仮面」 


 「ああー、また、戻れなくなったじゃないかあ?」
 「でも、あのとき、
あの国に行かなければサギーたちは
どうなっていたかわからないじゃないかあ」
 「そうだぞ。アニー。
 まあ、
 適当にあちこち行って楽しもうぜ」
 アニーは
ラーメンの国に戻れないのが不満そうだが、
 ラーメンとウトーは
他の場所に移動することを楽しんでいた。

 

 「何かあの蟹が食いたくなってきたなあ?」
 「やめなよ。
 この国の連中にバレたら元も子ないから」
 「そうよ。
 蟹の味を覚えられたら
 王が食われちゃうよ」
 「うーん。
 でも、食いてえなあ」
 「ここだって、
 魚とか貝とか
おいしいもの山ほど食べられるじゃないの」
 「俺は蟹が食いてえんんだよ。
 何で、
 こっち側にはいねえのかなあ?」
 「さあねえ?」
 「また、
 おチビちゃんと像の怪物が来たら
空を飛んで行けば食べられるから、
 待ってなよ」
 「そうそう。
 また、遊びにくるわよ」
 「うーん」
 サギーは、
 蟹を口実にはしていたが、
 実は、
 肺女たちとの生活に飽きはじめていたのだった。

 
 「ねえ、アニー。
 僕らがいた国には行かないんだねえ」
 「ああ。
 でも、
 あそこは危険だからいいじゃないか」
 「こっちにはラーメンもいるし、
 変なイボも貰ったじゃない?
 今なら、
 僕らがあの国を変えられるかもしれないよ」
 「うーん。
 あっ!
 そうだ。
 ここで試してみろよ。
 それ、そのイボ!
 ここなら木が生えてるだけで何もないから」
 ラーメンが肺女がウトーに渡したイボを
食べるよう薦めた。
 「気持ちわるいイボだけど食べてみようかなあ?」
 「俺はいい。
 ウトー、毒味を」
 「なんだよ。アニー。
 どこかで聞いた言葉だなあ?」
 「ウトー、食べてみなって」
 ラーメンも凄く興味があったが
自分では食べる気がしなかったので、
 しきりに、
 ウトーをそそのかしていた。
(続く)

新第3弾ゾンビ「ネネVSひさめと永久3」

2010-09-19 22:54:30 | 小説
新第3弾ゾンビ「ネネVSひさめと永久3」

途中までグーさん以外に保管してます。
 新第3弾ゾンビ「キモ男三人衆、イケメン、美少女、秀才、そして?残るのは誰?」


 「えー、じゃあ、バトル始めますか?
もう質問いいよな」
 ふうたは、
 実は、時計のことを訊きたいだけで、
ああいう質問をしたのだった。
 「じゃあ、私たちからいいですか?」
 ひさめは左手で永久の右手を握ると、
積極的に発言する。
 「私はいいわよ」
 「じゃあ、ひさめちゃんたち」
 「おい、ひさめ見ろよ、
 永久の手を握ってさあ、
何かイヤな感じだぞ」
 「あんた、
 誰に向かってその口の聞き方?」
 「僕はたまおに」
 「はあ、今何て?」
 「あー、ごめん。
 気をつけるから、やめろ!」
 みはるがキミカに脇腹をつねられた。
 「そこ、静かにしろよ」
 ふうたが偉そうに言うと、
 「みはるですね。はい」
 キミカはつねっただけじゃなく、
 みはるの小さなおでこをはたく。
 「いたいぞ。もう言わないからやめてくれ」
 みはるは本当に痛そうな顔をして、
 頭を下げる。
 「じゃあ、みんな静かにな!
 ひさめちゃんたち、さあ質問始めて」
 「永久くんから行く?」
 「ひさめちゃんからでいいよ。
 というより、がんばってくれ」
 「じゃあ、遠慮なく。私から。
 ネネさん、
何で、山手線編がカミサン伝説から
はずされないといけないの?」
 ひさめは鋭い目で、
 いきなりネネが山手線を選んだ理由を
ストレートに訊く。
 ネネはまるで想定していたように、
 「それは、
 カミサンが生き物とされているからです」
と、
 即答する。
 しかし、
 ひさめも想定していたようで、
 「何故、
 カミサンが生き物ではいけないんですか?」
と、
 さらに質問を続ける。
 「山手線編だけです。
 カミサンを生き物としてるのは。
 だから、
 カミサン伝説では異質なんです」
 「私にはわからないわ。
 他のカミサン伝説と違って異質なのは、
山手線編が真カミサン伝説だからとは考えられませんか」
 「ひさめちゃんも、
 なかなかやるだすなあ」
 「今んとこ、たまお。
 いや、
 たまお先生の言ったとおりだな」
 「しー」
 キミカがみはるを睨むと、
 みはるが俯く。
 「ひさめさん、
 何故、山手線編が真カミサン伝説なの」
 「ネネさん、
 私そんなこと言ってませんよ。
 私は、
 山手線編が
真カミサン伝説の可能性があることを指摘しただけで、
 それが真カミサン伝説
とは一言も言ってないわよ」
 「ああ、そうね。
 ごめんなさい。
 今の質問やめます」
 「じゃあ、こう聞きます。
 カミサン伝説と認定されるための必要条件は
何ですか?」
 ひさめが
自信ありげにネネの顔を見ると、
 「うーん、
 ひさめちゃんは見かけによらず、
 したたかだすなあ」
 たまおはいつものようにつぶやいた。
(続く) 

元祖「見せてください」改24

2010-09-19 22:30:25 | 小説
元祖「見せてください」改24

第一話は以下から始まります。

元祖「見せてください」改1


 直哉は、
あれ以来、何もする気がおきなかったが、
 ふと、
 ネネから来たメールを
そのままにしたことを思い出し、
 メールを読んだのだった。
 そして、
 直哉はネネのメールを読んで、
急に泣き出した。
(続く)

新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」BADEND1「走れ、キタジマの命を救え」

2010-09-19 21:53:29 | 小説
新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」BADEND1「走れ、キタジマの命を救え」

 木太郎とあおむは走った。
 「お二人は大丈夫だすかなあ」
 「でかい方のいつきは強いから大丈夫だよ。
 ただ、
 でかいから足が遅いだけだろう。
 鍵探すのに手間取っているのかもな。
猿面の方も秀才だから足は遅いな」
 「そうだすか」
 「それよりも、
 早く、
 携帯の電波が届くところまで行って、
 キタジマさんを助けるんだ。
 俺たちの責任だからな」
 「そうだすな」
 二人は後を振り返ることなく、
どんどん走った。


 「あおー、電波がたっただすよ」
 「どれ」
 「これだす」
 「早く、救急車と警察を」
 「えーと、どっちからだすか」
 「救急車だ」
 「わかっただす」
 あおむは場所がよくわからなかったが、
 木太郎が電話に代わってうまく説明して、
 どうにか救急車を呼び出すのに成功した。
(続く)

新作ディープ(?改)アユメ編40「おちた裁判」

2010-09-19 13:08:29 | 小説
新作ディープ(?改)アユメ編40「おちた裁判」

 前話は下記から始まります。
 
 アユメ編39


 
 木太郎とくそたは
おちたをみんなの所に連れ戻すと、
 どこから持ってきたのか、
 紐のようなもので身体を
ぐるぐる巻きにして、
 みんなの前に正座させた。
 「実はおちたには
まだ隠していることがあるようだ。
 しかし、
 俺たちにも白状しないので、
 ここで裁判をすることにした」
 木太郎が鼻をほじりながら偉そうに言う。
 「木太郎くん、ここまでしなくても」
 もとめがおちたの方を見ながら、
そう言うと、
 「いいんですよ。
 もとめ先生、
こいつはこのままほっておく
といずれ廃人になるんですから。
 ここでちゃんとかたをつけない
といけないんです。
 なあ、くそた」
 「そうです。
 こいつは計画的殺人の他に
隠していることがあるんです。
 だから、
 ずっと逃げ回ってきたんです。
 多分、このままこいつを帰したら、
廃人どころかどこかで自殺しますよ」
 くそたも木太郎の意見にほぼ同意する。
 「そんなあ」
 「もとめ先生、二人の言うとおり、
ここはみんなで鬼になって、
本当のことを話させて、
罪を償ってもらわないと」
 アスカも同じようなことを言う。
 「でも、アスカ。
 計画的殺人以上に悪いことって何よ?」
 ヒトメが首を傾げると、
 「もう、あんたも変わってないわね。
 だから、これから裁判するんでしょ」
 アスカが昔のように、
そう言ってヒトメの頭をこづいたのだった。
(続く)

新第3弾ゾンビ校長編「たまおとふうたの作戦会議」改

2010-09-19 10:45:23 | 小説
新第3弾ゾンビ校長編「たまおとふうたの作戦会議」改

 すると、
 たまおが、
 「わかっただすが、
少し二人だけで話したいだすから、
 30分だけ時間をいただけないだすか」
と言ったので、
 校長は嬉しそうに二人の手を握ると、
 「わかった。
 頼んだぞ。
 わしはそうだな?
 ふうたくんの部屋で待っておるから、
鍵を貸してくれるかな」
と言って、
 ふうたから鍵を借りると、
 「よろしく頼むよ」
と言って、
 たまおの部屋を出ていった。
 


 「ふー、困ったことになったな」
 「いや、チャンスだすよ。
 これで、
 みはるは追い出せるだすよ。
 要は、
 みはるとネネちゃんを帰させる作戦を
立てればいいんだす」
 「結論はそうだろうけど、
 そう簡単に行くか?」
 「僕にいい考えがあるんだすよ」
 「本当か?」
 「だすが、
 この作戦のポイントはだすな。
 みはる、ネネちゃん組、
 永久、キミカちゃん組に分けて
対決させることなんだす。
 そこで、
 ふうたの知恵を借りたいんだすよ」
 たまおが少しだけにやけて言うと、
 「それが一番難問なんじゃないか?」
 ふうたは逆に渋い顔をしてそう言った。
 「力量的にはその組み合わせでバッチリだ
と思うんだすがな」
 「いや、ネネちゃんがキミカちゃんと一緒に
戻ってきたということは二人組む気だぞ。
 間違いないよ。もとめ先生もその覚悟だって」
 「おー、そうかもしれないだすな。
 だば、やばいじゃないだすか」
 ふうたに言われて、たまおの顔色が変わったのだった。
(続く)

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本編リメイク「出ない水の謎」

2010-09-19 06:48:35 | 小説
本編リメイク「出ない水の謎」

 「おい、
 水が出ないなんておかしくないか?
 電気とは無関係なはずだろう」
 エイタが言うと、
 「俺の家はマンションだから、
停電すると水も出ないぞ」
 「僕の家もそうだすよ」
 「俺の家は違う」
 「あのな、
 マンションの場合は電気で水を汲み上げているから、
停電すると、水も出ないんだよ。
 でも、
 戸建ての場合は違うんだ」
 いつきが説明すると、
 「ここは戸建てみたいなもんだすよな」
 「そうだよ。どう見ても戸建てだろ」
 あおむの言葉に、エイタも頷く。
 すると、
 「露店風呂が結構凄いから、
電気で水を1階に汲み上げているじゃないか?」
 いつきが新たな意見を言う。
 「いつきの言うとおりなら、
 今落としているブレーカーが
関係してるんじゃないか?」
 木太郎が鼻をつまみながら言うと、
 「木太郎さん、
 そんなに臭くはないだすよ」
 あおむが全然関係ないことを言う。
 「臭いだろうが!」
 「くだらない話ししないで、
 俺とエイタでブレカーを操作するから、
 いつきとあおむは、
 この洗面所で水が出るか確認してくれ。
 もしかしたら、
 そこに扉を開けるヒントが
あるかもしれないからな」
 木太郎はそこが臭いのでそれだけ言うと、
さっさと管理人室に走っていってしまった。
 「ずるい奴だな」
 「いつき、悪いが我慢してくれ」
 「トイレの扉を閉めたから
そんなに臭くはないだすよ」
 「いいから、いつき頼んだぞ」
 エイタは
あおむを無視して木太郎を追った。
 

 二人が管理人室に行くと、
 「もすかして、
他にもブレーカーがあるんじゃないだすかな?」

 あおむが露店風呂の方を見ながら、
思いついたことをいつきに話した。
(続く)

第3弾リメイク「カミサン?伝説屋敷編?2」 

2010-09-19 06:38:35 | 小説
第3弾リメイク「カミサン?伝説屋敷編?2」 


 「いい、
 これで残ったのは4人だけでしょう?」
 「7-3だすからそういうことになるだすかな」
 「で、
 それからなのよ。
 その話しのもっと似てるところは、
 で、
 残った4人は怖くなって、
 屋敷を逃げ出そうとするわけ。
 そうしたら、
 最初に儀式をみんなに頼んで、
 そのまま消えた女の人が、
 4人が逃げ出そうとしたとき、
 屋敷の出口に倒れていたワケ。
 儀式をやった部屋とは違うところにね。
 だから、
 4人は儀式が一応成功したもんだ
と思いこんだワケ。
 で、女の人を起こして何を聞いても、
死んだ人のことや儀式のことは覚えてないワケ。
 で、
 とにかく、この屋敷は怖いと言って、
 一人だけで、扉を開けて外へ逃げ出すのよ。
 で、慌てた4人が追いかけると、
 その女の人は、
追いかけている4人の姿に気づかないようで、
結局ぐるぐる走り回って、屋敷に戻るの。
 で、
4人もしょうがないから屋敷に入ったら、
 なんと、消えた3人のうち、
ひとりの女の人が屋敷の中にいて、
怯えたように4人を見るワケ。
 それだけじゃなく、
 最初に死んだ男の人の死体が屋敷のソファーにあって、
 もう一人の男の人もソファーで寝てたわけよ」
 「少し似てるだすな」
 「最後まで聞いてよ。
 で、
 屋敷に戻った4人が話しをしていると、
 最初に消えて、
 屋敷に戻ってきた女の人と、
 屋敷に戻ってきたら現れていた女の人が話をし始めて、
 片方、そう、屋敷の中にいた女の人の方が、
 4人を方をちらちら見ながら、
幽霊がいると怯えている様子で、
もう一人の女の人に必死で話しているワケ。
 でも、
 もうひとりの女の人は、
あそこで死んでいるんだから、
そんなことはないと言い張るワケ。
 何か、似てるでしょう?」
 「似てると言えば、似てるだすなあ」
 ネネの質問にたまおがそう答えると、
 「似てるのはわかったから、
その後、どうなるんだ?」

 みはるが興味深そうな表情をして、
ネネの方を見た。
(続く)

「そして3人しかいなくなった?」224

2010-09-19 06:10:49 | 小説
「そして3人しかいなくなった?」224

 最初は以下から始まります。 

 「そして3人しかいなくなった?」 

 たけるが想像したのは、
 昔テレビで見た怪獣のように身体は
一つで、
 長い首が3つもある妖怪のような巨人の姿だった。 
 ただ、
 その首についている顔のひとつが
何故自分そっくりなのかはよくわからなかった。
 たけるがそんな怖ろしい考えに
耽っているうちに、
 ふと時計を見ると
移動まで後2分だけだったので、
 たけるはエレベータには乗らず、
 その階で移動まで
時間を稼ぐことに消めた。
 相変わらす、
不気味な声がいろいろ聞こえていたが、
 たけるはじっと時計を見ながら、
移動までじっとエレベータホールに寝そべっていた。
 そして、
 やっと移動の時間になる
と揺れが始まったが、
 その揺れはいつもよりだいぶ小さかったので、
たけるにはまたイヤな予感がしたのだった。
(続く)
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モップおとこ「ぼう」

2010-09-19 05:58:18 | 小説
モップおとこ「ぼう」

ふつうのあしじゃない?
 あしがぼうみたいだって!
 こんなにカタイのはじめてだって?
 だから、きたえたんだよ!
 わからないのかよ!
 さわるなって!
 ふたももだけだといっただろう。
 やっぱりカタイ?
 そうおもいたいなら、
 そうおもえばいいよ。
 それで、
 ナットクするならゆるすよ。
 そうだよ。
 ここにいるのはナゼか?
 あしがぼうのようになったから
ここにいるんだよ!
 それがコタエさ!
 ちょうど5フンくらいだろう。
 あしをさわってるあいだに
ジカンがたったのさ。
 オレはウソはつかないよ。
 モップもさわったから、
 さっさと、ここをとおってくれ。
 つぎがまってるんだよ。
 えー、あと1プンある?
 ひとつだけカクニンしたい?
 5フンのやくそくだったって。
 そうか、わかったよ。
 オレはショウジキものさ。
 ヤクソクはまもるよ。
 じゃあ、あと1プンポッキリな。
 なあ、
オレってシンヨウできるだろう! 
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食欲の秋レイジー編「おのれら感謝せー!変人がいてこそ旨食ありー!今秋新たな旨食を探せ!」

2010-09-19 03:07:05 | 小説
食欲の秋レイジー編「おのれら感謝せー!変人がいてこそ旨食ありー!今秋新たな旨食を探せ!」

侏儒の脳「まずは、ランキング!」

人類で最初に食べた人を尊敬したい食べ物ランキング - gooランキング



ブエナビスタ「うーん?
一部を除いて激旨食ばかりだ!
食った動機はどこにある?」
侏儒の脳「罰ゲーム?
見栄?
驚かせ?
飢え?
たまたま?
旨そうに見えた?」
ブエナビスタ「まあ、
そんなところだろうな。
きのこや
ふぐ等々
何人もの変人が死んで逝った
ことだろう。
変人に感謝!
では、
はっきり激旨教えよう。
ベストテンでは、
ダントツ、
エスカルゴ!
かたつむりじゃないぞ!
間違えるな!
それ以下では、
銀杏だ!」
侏儒の脳「銀杏!
あのクサーからは
想像できない旨さですね。
で、
ランキング中を
分類すると、
クサー系と、
グロテスク系ですね。
海老が入ってないのが
不思議ですね」
ブエナビスタ「海老か?
ゴキブリの方が旨そうだな」
侏儒の脳「ゴキブリ?
さあ、チャレンジャーよ来たれ!
1匹完食で、
クオカードで、
10枚進呈。
生でもよし、
焼いてもよし、
揚げてもよし!」
ブエナビスタ「多分、
誰かは食っている。
でも、
ゲロマズだったんだな。
旨かったら、
今頃黒い宝石だからな」
侏儒の脳「何か、
気分が悪くなってきましたよ。
他のにしましょう。
例えば、
あー?
カエルが入ってない。
知らないで食わされたら、
結構いけました!」
ブエナビスタ「鳩もいけるぞ!
蟻はどうだ?」
侏儒の脳「ありくいがいますから、
意外に美味かも」
ブエナビスタ「よし!
食って報告せー!」
侏儒の脳「今度のオフ会で、
3バカに何かに混ぜてそっと
食わせましょう」
ブエナビスタ「あと、
タコが入っていて、
イカが入ってないんだ?」
侏儒の脳「イカの活き作りなんか、
最高ですけどね。
多分、旨そうなんでしょう」
ブエナビスタ「たしかに、
刺身はタコよりイカだな!
肝もうまいしな」
侏儒の脳「あと、
今思いついたのは、爪!
軟骨がいけるなら、
爪もカルシウム豊富で
ウマーとか?」
ブエナビスタ「それは盲点かもな!
もし、旨かったら、
ノーベル賞ものだ!
フライパンで焼いて、
塩胡椒か、
バター醤油で食ってみろ!
足の爪なんか、
クサーだから、
いけるかもしれないぞ。
よし!
今夜はウニでも食うか!
寝る」
侏儒の脳「バタ爪醤油?の、
こんがり焼き!
やってみようかなあ?
でも、
旨かったら大変だ」




さんま祭りレイジー編「今日だすよ!交通費がタカー?そういう問題じゃないだすよ!」

2010-09-19 01:59:40 | 小説
さんま祭りレイジー編「今日だすよ!交通費がタカー?そういう問題じゃないだすよ!」

あおむ「サンマ、サンマ、サンマ!
祭り!本日決行!」
ほ!「交通費の方が高そうだなあ?」
あおむ「そういう問題じゃないだすよ!気分だすよ!」
ほ!「じゃあ、身体に保険をかけるなら、
あれかあ?で、ランキング、軽くいくー」


体に保険をかけるならどこの部位に? - gooランキング



あおむ「食い道楽には2位の歯!
だすなあ」
ほ!「おれさあは、
食より美だから、
1位の瞳!」
あおむ「あらあ?
何か意味が違うだすかなあ?
うーん?」
ほ!「いいんだ!
見栄えだろうが、実質だろうが!
身体のどこが大切かなんだどおー」
あおむ「僕の場合は、
ベスト5は、
歯、唇、腕、指、鼻だすかなあ」
ほ!「おれさあは、
瞳、鼻、脚、歯、指かなあ?」
あおむ「腕が
ない指なんかあるんだすかあ?」
ほ!「それはそうだが、
指がないとパソコンも、
食べるのも苦労するから
そうしただけなのだあ!
脚をやめて、腕にするかあ」
あおむ「二人とも、
鼻ははずさなかっただすなあ」
ほ!「ニオイは大事だからなあ。
食欲も香りから、
女の人も香りから」
あおむ「まあ、
そうかもしれないだすな。
特にサンマはあのニオイが
たまらんだすからな。
ニオイで味も10倍だすよ」
ほ!「ニオイだけでごはん食うかあ?」
あおむ「落語じゃないだすよ。
さあ、今日はさんまに、
すり身汁に、
フカヒレスープ!
楽しみだすなあ!
だば、寝るだすよ!
アルベデルチー!」
ほ!「サンマ祭り!
諸君もどうだあ!
あー、
スープ類はただじゃないどおー!
うまく行けばナンパ成功??
バーイ!」