レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

鼻毛姿でキス、レイジー編「これだけはご勘弁!でも言えないの?恋人に指摘しづらいgooランキング」

2010-09-19 01:39:29 | 小説
鼻毛姿でキス、レイジー編「これだけはご勘弁!でも言えないの?恋人に指摘しづらいgooランキング」」

ゴッホ「早速、
恋人に指摘しづらいランキング!」


恋人に指摘しづらいこと - gooランキング



トンチンケ「俺には無縁の話しだが」
オッハ虫「タイトルどおり、
鼻毛姿のキス下手だけはご勘弁」
ゴッホ「女の話がつまらないのも、
辛いなあ。でも、言えないしなあ」
トンチンケ「笑ってごまかせ!」
オッハ虫「このランキングを見ると、
長続きのしない男女の条件ではないのか?
指摘もできない程、
扱いにくいし、
遠慮し過ぎでストレス溜まる」
ゴッホ「それはあるかもしれない。
特に歯に何かついてるとかは
指摘してない
とこっちが一緒にいて、
恥ずかしいからな。
恋人だからこそ、
恥ずかしいことは
じゃんじゃん
指摘すべきだ!
鼻毛が出て、
服のセンスが悪くて、
食事のマナーが悪くて、
太り気味で、
歯に青海苔、
で、チャック、ファスナーが開いてる。
こんな女といるところを、
知り合いに見られたら、
一生馬鹿にされるぞ」
トンチンケ「類は友を呼ぶで、
ちょうどいいんじゃないか?
結構、
ダサいバカップルって
多いから」
オッハ虫「どっちもダサくて、
無神経だから気づかない。
まあ、これもいいんじゃないか?」
ゴッホ「だから、
指摘しづらくても
言うことは言わないと、
自分もダサいと
思われる。
絶対にこのランキングに
出ていることは別れを覚悟で
指摘すべき!
怒って別れようなら、
それはそれでいいじゃないか!」
トンチンケ「強気だな!」
オッハ虫「なるほど、
いくら彼女が出来ても、
ここのランキングにあるような女じゃ、
後で後悔するからな。
わかりました!
で、
結論!
このランキングに乗ってることは、
ちゃんと指摘しましょう!
では、失礼します」
トンチンケ「せっかくできた彼女だぞ、
指摘できるかな?へへへ」




新第?弾「びびる龍之介たち」

2010-09-19 01:23:07 | 小説
新第?弾「びびる龍之介たち」

 「今開ければ、
 こいつらの命は助けてやるぞ。
 もちろん、おまえらもだ!」
 扉の向こうから
この世のものとは思えない不気味な声が
さらに龍之介たちをびびらせる。
 「いかん。
 騙されるな。
 開けろと言ってる
ということは、
 向こうからは開けられない
ということだ。
 とにかく、
もう少しの辛抱じゃ!」
 大玉教授がびびる龍之介たちを励ます。
 「騙されているのはおまえらだ!
 そこにいる奴こそ、悪魔だ!
 人殺しだ!」
 反論するかのように、
 扉の向こうから不気味な声がする。
 「声でわかるじゃろう。
 向こうにいるのこそ、悪魔じゃ。
 騙されるでない。
 苦しいのは悪魔の方だ。
 がんばれ!」
 「おのれ!」
というなんとも言えない大きな声
と同時に龍之介たちが押していた扉は
凄い勢いで押された。 
 「がんばれ!奴は苦しんどる。
 ここを踏ん張れば、勝つ!」
 「わかったぞ。
 俺はがんばるぞ!」
 「僕も」
 「俺も」
 「貴様ら!地獄に落ちろ!」
 「地獄に落ちるのは貴様の方だ!」
 大玉教授が言い返したとき、
 「おにいさまー、助けて」
という、
 シュウコに似た声がした。
(続く)

大地獄(新)「1分詐欺と失脚」

2010-09-19 01:14:53 | 小説
大地獄(新)「1分詐欺と失脚」


第一話は下記から始まります。

大地獄(新)「あの頃」


 「お二人さん」
 「誰だ!」
 「なんすか?」
 「1分でいいから聞いてくださいよ」
 「1分だと!」
 「怪しいす」
 「あのなあ!
 1分詐欺野郎には気をつけろ!
って
 言うんだよ!
 用はねえ!
 あっち行きな!」
 「そうすよ!」
 「あー、やっぱり、
 お二人は噂の水着の使い様!
 そのとおり、
 私は元チンケな詐欺師です。
 認めますので、
 教えてください」
 「怪しいす」
 「変わり身が早い奴にも
 気をつけないとな」
 「わかりました。
 じゃあ、一つだけ!
 例の元七奉行の一人、
 名門番が失脚したって、
 本当ですか?」
 「失脚?」
 「売名行為がバレて失脚だとか?」
 「さあな?
 でも、一つだけヒントをやろう!
 火のないところに煙は立たない」
 「あ、ありがとうございます。
 では」



 「やべえなあ!」
 「あー?
 あの売名行為の門番が失脚したことすか?」
 「そんなのどうでもいい!
 それより、
 俺たちが水着の使いだ
というガセネタが流れている。
 官房長なんて余計なことを、
 へくったなあ」
 「カンボウチョ?
 あれまずいんすか?」
 「うーん、
 結果的にはな。
 せっかくのリークと、
 ガセネタ流しが
どんどん違う方向に流れてるなあ」
 「あー、
 また、
 変なのが近づいて来ましたよ」
 「まいったなあ」
 「逃げるすか?」
 「それもまずい。
 うーん。
 そうだ。
 こっちも1分詐欺野郎になるか!
 それしかない!」
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エレベータ「詰め将棋?」

2010-09-19 01:07:00 | 小説
エレベータ「詰め将棋?」

 「4階の階段には誰もいませんでした」
 「となると、
 警部補組は、
 6階のエレベータ前ということか。
 うーん。
 詰め将棋みたいだな」
 「えー、整理しますと、
 警部補組が6階のエレベータ前、
 我々が5階のエレベータ前、
 敵が4階のエレベータの中、
 もうひとグループが3階の階段。
 そして、
 残りの二人が1階のエレベータの前で
いいんですよね」
 「ああ、そうなるな。
 まあ、
 結局、
 状況に変化はないということか。
 警部補は我々が最上階まで
敵を追い込むのを期待してるんだな」
 「そうですね。
 なら、
 どうしたらいいですかねえ?」
 「そうだ!
 まず、
 1階の連中を、
 3階のエレベータ前に移動させれば、
 いいんだ!」
 「はあ?」


(続く)

ドア女「ドア女Ⅶ」p

2010-09-19 00:58:55 | 小説
ドア女「ドア女Ⅶ」p

 「ドア女Ⅰ」は以下から始まります。
 「ドア女Ⅰ」壱


「引っ張らないでくださいよ。
 お姉さん」
 ………


 「おい、何二人でやってんだ!
 急に静かになって!
 おい!」
 ………

 
 「あーっ」


「ドア女Ⅶ」q


 「見たわね!」
 「いや、僕眼鏡を忘れたので」
 「そーう!
 なら」
 ………

サクラナ外伝(旧)「ウメナの手術」

2010-09-19 00:50:33 | 小説
サクラナ外伝(旧)「ウメナの手術」

 「ウメナも手術だすか?
 だすが、大丈夫だすよ。
 これも涙石のおかげだす」
 あおむは楽観的だが、
 新しい主治医の話では、
かなり難しい手術で、
 意識が戻る可能性は必ずしも高くない
ということだった。
 しかし、
 サクラナもタマキも、
まだ、
入院中のあおむにはそのことは伏せていた。
(続く)

エスカレーター改改「慰謝料と横取りガキ」

2010-09-19 00:40:59 | 小説
エスカレーター改改「慰謝料と横取りガキ」

第一話は下記から始まります。

 エスカレーター改「上り」

 「たしかに、
 慰謝料払わないといけないですね」
 横取りガキ!
 いつものように訊けー!
 「にいちゃーん、
 慰謝料ってなーに?」
 「うるさいわね!」
 「かあちゃんには訊いてないよ!」
 よし、横取りガキ!
 「あのねえ。
 お詫びに払うお金のことだよ」
 まあ、こんな説明でいいかな?
 「じゃあ、かあちゃん、払いなよ!」
 いいぞ!横取りガキ!
 「君、
 子供に変なこと教えるんじゃないの!」
 「本当のことですから」
 これだ!
 「俺に慰謝料!
 今度はこバカにするのか!」
 おじさん!余計なこと言うなよ!
 「にいちゃーん、
 こバカってなーに?」
 わざと訊くなよ!
 横取りガキ!
 「ふふーん、
 二人も慰謝料もんだねえ」 
 畜生!強欲ババアめ!
 いや?これ、つかえるぞ!
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第??弾「サルーラの蒼き仮面」第二章112

2010-09-19 00:32:52 | 小説
第??弾「サルーラの蒼き仮面」第二章112


 「サギー?あのサギーかな」
 その言葉を聞いてウトーがアニーの顔を見ると、
 「多分な。サギーが作ったなら、
これは偽物だな」
 アニーがソファーを触りながら言うと、
 「そうだよねえ。
 サギーのことだから、
うまくその怪物を騙したんだね」
 「騙した?」
 カマキリ鳥がウトーの言葉を聞いて、
ソファーを見る。
 「あのねえ。
 サギーというのは、
 うーん。
 とにかく、ずる賢いけど、
本当に悪いことはしないんだ。
 だから、
人間の皮と骨でこんなソファー作らないよ。
 多分、
 違うもので作って怪物を騙したんだよ」
 「あのー、
サギーという方をご存じなんですか?」
 「もちろんさ、仲間だからね」
 「じゃあ、呪いの話しも全部嘘ですか?」
 「そうだよ。ここに座ってごらんよ。
 何も起きないから」
 ウトーが
カマキリ鳥に隣に座るように勧めるが、
 カマキリ鳥は、
 「いえ、やめときます。
 神様とは立場が違いますから」
と言って断ると、
 「じゃあ、そこの学者さんは?」
 「いえ、
私は今本の内容をまとめている最中ですから」
 ウトーがからかうと、
 学者タコハチもそう言って、
逃げるように後ずさりした。
 「さて、じゃあ、その学者が本の内容をまとめたら、
どっか行くか?」
 「その前に
ここの次の国王を決めてあげないとね」
 「そうか。そうだな」
 ウトーとアニーがそんな話しをすると、
 「あのー、
どちらかに行かれてしまうんですか?」

 カマキリ鳥は少し不安そうに言った。
(続く)


カミサン伝説20「ハッピー編」197

2010-09-19 00:22:57 | 小説
カミサン伝説20「ハッピー編」197

 最初は以下隠し部屋から始まります。
 カミサン伝説20「ハッピー編」改1

「実はお願いがあるんです」
 ケンタは冬子の兄夏男に
そう話しを切りだして、
 冬子との関係以外はだいたい正直に話した。
 「えっ?
 あのハルカちゃんと親方の奥さんが
噂のババア、いや、おばさんなのか?
 全然、親父やじいちゃん、
ばあちゃんから聞いていた感じと違うじゃないか。
 真面目だし、やさしい、明るいし、
どこが不良ババアなんだ?
 あー、ごめん。
 それに最近ハルちゃん見ないと思ったら、
そんな重病だったんだ」
 夏男はケンタの店の常連で、
 ハルカ母子二人を
よく知っているのでかなり驚いた様子だった。
 「でも、
 冬子がケンちゃんと出来ていたとはな」
 ケンタはそれには答えず、
 「多分、タケさんのオヤジさんたちの話しには
誇張があるんですよ。
 昔、大げんかしたらしいですから。
 それよりも、
血液検査には協力いただけますよね。
 ねえ、タケさん」
と笑いながら言うと、
 「ケンちゃん、
 タケさんは勘弁してくれよ。
 もちろん、
 俺にできることはするからさ。
 それに、くどいけど、
例のコレの話しも絶対に冬子には内緒だぞ」
 「何か強請ってるようで、
悪いんですけど、
タケさんの場合は
そうしても
バチがあたらない気がするんですよね」
 「まあな。
 断って、
バチがあたるのは俺の方だからな。
 でも、どうやって冬子には話そうか」
 「だから、
 店の常連でハルねえの人柄がわかっているから、
男だから過去は水に流してできることはやるって、
感じでいいんじゃないですか?」
 「うーん。
でも、店には誰と来ていたことにするんだ?」
 「親方も知ってるし、
奥さんもハルちゃんも知ってるからなあ」
 「その辺は俺がうまくやりますから。 
 まあ、検査だけはお願いしますよ」
 ケンタが頭を下げると、
 「こっちもお願いするよ」

 冬子の兄も頭を下げたのだった。
(続く)

新サクラナ外伝第2章「あおむの下手な嘘とおしゃべりウメナ」

2010-09-19 00:13:05 | 小説
新サクラナ外伝第2章「あおむの下手な嘘とおしゃべりウメナ」


 第一話は下記から始まります。
 
 新「サクラナ外伝」「プロローグ」
   

 ユリカの部屋から戻ってきたサクラナとタマキは、
早速、あおむを問いつめることにした。
 「ユリカはどうだっただすか?」
 「うん、まあ」
 「おー、たいしたことはないんだすな?」
 「さあ?もう夕食は作れないかもしれないわよねえ、
タマキ」
 「そうねえ?」
 「おー?」
 「ねえ、あおくん、
今日の昼、何を食べたの?」
 あおむは少し考えてから、
 「えーと、肉なしチャーハンだすよ。
 な、ウメナ」
 「あほ!」
 「そう、肉なしチャーハン?
 本当?」
 サクラナがあおむの目を見つめると、
あおむの鼻がひくひくし、
あおむは視線をそらせる。
 「で、あおくん、
チャーハンには何を入れたの?」
 「うーん。玉子とネギだけだすが、
結構、いけるだすよな。ウメナ」
 「あほ!」
 「そーう?」
 サクラナが話している間に、
タマキがキッチンへ行ってから、戻ってきた。
 「あおくん、玉子の殻とネギの切れ端は?」
 タマキが訊くと、
 「うーん。おー、捨てただすよ」

 あおむがタマキの目を見ず、
そう答えると、
 「捨てた?昼でしょう?どこに?」
 「うーん?どこだっただすかなあ」
 「じゃあ、ウメナ、
あんた今日の昼何食べたの?」
 ウメナがそっとあおむの方を見たので、
 「だすから、
 肉なしチャーハンだすよなあ」
 「あほ!カレー」
 「えっ?」
 「あほ!」
 ウメナが慌てて、言い直す。
 「ウメナ、その前に何て言った?」
 「あほ!カレー」
 ウメナはそう言って、俯いた。
 「あおくん、
 ウメナはカレーを食べたみたいよ。
 カレー味のチャーハンなの?」
 「おー、そうだすよ。
 な、ウメナ」
 「あほ、カレー!」
 「あおくん、
カレー粉はどこにあるの?」
 「あー、えー...」
 「あおくん、嘘言うじゃないの!」
 「もうバレてんのよ!
 肉なしチャーハンなんて、
作ってないでしょう。
 作っていたら、
三角コーナーに玉子の殻くらいあるでしょう。
 それに、
フライパン使った形跡なかったわよ!」
 タマキがはっきり言うと、
 「あほ、カレー!」
 ウメナがそう言って、頭を下げた。
 「ウメナ、
内緒の約束だったじゃないだすか」
 「あおくん!」
 「あおくん!
 あたしたちが、
 午前から店のときは、
 外でカレー食べてるのね!
 何で、正直に言わないで嘘ついたの!
 ユリカさんはそれで泣いてんのよ!」
 タマキとサクラナに睨まれたあおむは、
 「おー、そうなんだすか?
 だすが、僕らに悪気はないし、
 ユリカは関係ないんだすよ」
 あおむはそれだけ言うと俯いた。
(続く)