レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「木太郎に似た臭い男」

2010-09-11 23:41:29 | 小説
新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「木太郎に似た臭い男」

 第一話は下記から始まります。
 
 新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「後継者」


 「あれ?
 そう言えばなんか臭いぞ」

 木太郎が言うと、
 「あっ」

 いつきが足元を見てびっくりした、
 「ウンコだ」

 木太郎も言って、
 みんなその場を離れた。
 「オタクのか」
 「すまんだす。
 漏らしたくなくてだすな」
 「早く、
 こいつをトイレに連れて行こう」
 「助かるだすよ」
 「でも、まだ臭いぞ」
 「風呂入ってたんだろう」
 「おしりふいてないだすから」
 「早く連れて行こう」
 「終わったら、
 ちゃんとふいてパンツ捨てろよ」
 「それはもったいないだすよ」
 「そういう場合か」
 3人は
あおむを露店風呂の近くのトイレに連れて行った。
(続く)

新作ディープ(?改)「真犯人?」

2010-09-11 23:31:12 | 小説
新作ディープ(?改)「真犯人?」

 グーさん以外に最初の方は保管済みです。
 「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」
    

 「あのねえ、アスカちゃん、
 犯人は自分の部屋だけじゃなく、
2階の他の部屋も探したんだよ。
 で、
 ドアが開くか確認したんだ。
 で、
 返事はなかったけど、
 鍵が開いてる部屋のはずなのに
鍵がかかっていた部屋があったんだよ。
 そう俺たちが隠れて
鍵を閉めたレイカちゃんの部屋のことだよ」
 「あー、そういうことなの」
 アスカがやっと理解すると、
 今度はホウセイが、
 「結論は俺も同じ。
 でも、
 俺は、
 ちょっとアユメちゃんや木太郎とは、
 レイカの行動は違うと思うなあ。
 レイカは最初に自分の部屋に行ったんだ
と思うよ。
 何故、
 最初に自分の部屋に行ったのかはわからないけど。
 でも、
 鍵が開かなかったんで、
 そのとき、
 誰かいると確信したわけだよ。
 でも、
 誰かはわからなかったので、
 外から耳をあてて盗み聞きしたんだ
と思うな。
 その後で、
 アユメちゃんが言うように行動して、
 もとこの部屋に誰かいるのか確かめたんだ
と思うけどなあ」
 細かい違いを指摘した。
 「そうねえ。
 ホウセイくんの言うとおりかもね。
 でも、
 これで一人、
 犯人がわかったからいいじゃない」
 アユメがあっさりホウセイの意見に従うと、
永久以外の生徒は頷いた。
(続く)

新「ミケーレの蒼き仮面」130

2010-09-11 23:21:00 | 小説
新「ミケーレの蒼き仮面」130

 第一話は下記から始まります。
 
 新「ミケーレの蒼き仮面」 


 「そうか!
 ラーメンは人間じゃないから雄なんだねえ!
 おばあさんたちも人間じゃないから、
雌なんだよねだよね」
 「おチビちゃんは賢いねえ」
 「俺だってそんなことはわかってたけどさあ...」
 アニーがウトーが褒められたので、
 少し悔しそうに言ってからまた黙り込む。
 「で、
 この国の男のほとんどが
 オオバカなんでしょう!」
 ウトーが調子に乗って、そう話す。
 「ウトー、
 オオバカだけなら問題はないんだよ!
 実はこの国の男のほとんどが酒乱!
 酒を飲むと人が変わるんだ。
 しかも、
 バカのクセに女をバカにしている。
 だから、
 耐えられなくなった女が
あの森に逃げてきて生活してるんだよ」
 「そうなんだ。
 でも、
 弱いから、
 別にいいんじゃないのかなあ?
 ラーメンみたいに脅せばいいんでしょう!
 そうだよねえ。
 バカなんだから」
 ウトーは、
 また偉そうにそう言って笑った。
(続く)

新第3弾ゾンビ「勝者と敗者2」

2010-09-11 23:00:52 | 小説
新第3弾ゾンビ「勝者と敗者2」

途中までグーさん以外に保管してます。
 新第3弾ゾンビ「キモ男三人衆、イケメン、美少女、秀才、そして?残るのは誰?」


 「もうあの話しはなしだすよ。
 サヤちゃんに悪いだすからな」
 ふうたの視線から悟ったたまおは
曖昧に答えた。
 すると、
 「そんなことより、
 俺から問題を出します。
 サヤちゃんは、
 何であそこで、
 ああいう、
 まやかしを言ったのでしょうか?」
と 
 ふうたは、
 たまおの発言をごまかすために
すぐにそういう問題を出した。
 「そういえば、そうねえ」
 さすがのネネも首を傾げていた。


 賢明の部屋では、
 賢明に運がないと言われて
逆にショックを受けていたサヤに、
 賢明が、
 サヤに負けた理由を話していた。
 「サヤちゃん、
 二人だけだから、
 本当のことを言うけど、
 あそこで人喰いの像編を出したのが、
今回の敗因だよ。
 せっかく、
 もとめ先生が
チャンスとヒントをくれたんだから、
 認定されているカミサン伝説のどれかをはずす作戦で
行けばよかったのに。
 俺は、
 たまおとふうたの方を見ていたけど、
 ネネちゃんともとめ先生のやりとりを見て、
 たまおもふうたも、
 結構動揺していたぞ。
 惜しかったなあ」
 「ああ、やっぱり。
 それなら負けて納得よ。
 私も実は最初はチャンスだ
と思ったのよ。
 カミサン伝説の認定が曖昧だからね。
 でも、どの伝説をはずそうかで迷っちゃったのよ。
 それで、
 少しだけ時間稼ぎするつもりで、
 つい、
 認定されてない方の話しをしちゃったの。
 あの話しなら
真カミサン伝説の要件いずれにも
該当しないからね」
 「それが失敗だよ。
 前にも言ったけど、
 たまおとふうたは、
 相当のキレ者だし、
 カミサン伝説もよく勉強してるよ。
 そこで、
 ああいう嘘を言ったのは致命的だな」
 「今はわかってる。
 でも、
 今回のことで、
 自分の欠点がよくわかったから、
受験勉強ではがんばるわよ」
 「そうだよ。
 俺も、
 今回、
 結構いい経験させてもらったと思ってる。
 人は見かけによらないということも、
 自分の応用力のなさも実感させられたからな。
 下手な受験勉強よりこっちの方が相当頭を使うよ」
 「そうよねえ。
 受験の準備のための
 頭の訓練だと思えばいいのよね。 
 じゃあ、せっかくの機会だから、
 明日帰れと言われなかったら、
ずうずうしく居残って、
 今度は気楽に傍観しようかしら」
 賢明に、
 はっきり敗因を指摘されて、
 サヤはすっかり元気を取り戻していた。
(続く)
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友達?レイジー編「友達自慢だすか?それはただのお知り合いだすよ。友達以上の限界線はどこだすか?」

2010-09-11 22:51:08 | 小説
友達?レイジー編「友達自慢だすか?それはただのお知り合いだすよ。友達以上の限界線はどこだすか?」


あおむ「早めにわっしょい!
明日は祭りだ!祭りだ!お祭りだすよ。
だいぶ涼しく感じる今日この頃!」
ほ!「まだまだ暑いどおー!
今日はこんな時間に速効、
これで友達?ランキング」



「これをしたら友達」なことランキング - gooランキング


あおむ「うーん?
ランキング中にあるのは、
僕から見ると、

ただの知り合い未満だすな!

が、
ほとんどだすな。
これでお友達だ
と言われても、
困っちゃうだすよ!」
ほ!「はっきり言って、
このランキングは恐いどおー!
おれさあ的にも、
二つだけだなあ。
家に泊まりに行ったと、
旅行。
家族の紹介はそれまでの過程に
よるしな」
あおむ「僕も恐いだすよ。
メアド、電話番号の交換、
外で会った、
会話をした、
一緒にトイレに行った。
SNSで友達登録をした、
ブログ・日記を読んでいる...
これらはどう見ても友達未満だすよ」
ほ!「一番、恐ろしいのは、
このブログを読んでいる人が
友達!
ああ、
知らなかったあ!」
あおむ「おー、コワ!
僕らには、
まったく見えないだすのになあ」
ほ!「このランキングだと、
友達の友達はアルカイダ?
は本当かもなあ?」
あおむ「東大出身の
元大臣のお偉い議員さんの言葉だから、
僕らが間違っているんだすかなあ?
それにしてもコワー!
今日はこの辺で
ひんやり寝るだすよ!
アルベデルチー!」
ほ!「大先生もイヤミだなあ!
バーイ!」



    

元祖「見せてください」改16

2010-09-11 21:57:28 | 小説
元祖「見せてください」改16

 第一話は以下から始まります。

元祖「見せてください」改1 


 直哉がそんな気持ちでいるとき、
 また、
 ネネから電話がかかってきたのだった。
 「あー、あのときはごめんね。
 実は、
 ちょうどキミカと会ってたんだ。
 だから、
 君からの電話だとまずいと思って、
 すぐ切ったんだけど、
 俺がネネちゃんの電話に出たのを嫉妬したのか、
 怒ったようにすぐ帰ちゃったんだよ。
 で、
 その後、何度も電話したんだけど、
 着信拒否にされて、
 メールも返ってこないんだ。
 俺が、
 ネネちゃんの電話に出たことが
よほど悔しかったんだろうな。
 でも、
 そのうち、機嫌もよくなるさ」
 直哉は、
 ネネからの電話なのに、
 一人でペラペラしゃべりまくった。
 すると、
 ネネが、
 「先輩!
 私があのときお電話したのには、
ちゃんとした理由があるんです」
と言って、
 ある話しを始めた。
(続く)
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新作ディープ(?改)ホウセイ編32「訪問者は2?」

2010-09-11 20:50:41 | 小説
新作ディープ(?改)ホウセイ編32「訪問者は2?」


 くそたたちが緊張して武器を構えると、
 「あたしです。もとめです」

 扉の向こうから声が聞こえた。
 「騙されちゃダメよ。
 もとこの声色かもしれないから」

 アスカがくそたの耳元で囁く。
 「わかってるって。
 もとめ先生がここに来るワケないからな」
 くそたがアスカに囁き返す。
 「おちたくんが戻って来ないんで、
木太郎くんがトイレに入ってる間に
あたしの一存でここに来ました」
 扉の向こうの声を聞いて、
 「おかしいじゃないか?
 もとこをひとりだけにしたら危険だろう!」
 くそたが大声を出す。
 「あれだけ頑丈に縛れば
いくら姉だって」
 扉の向こうからすぐ返事が返ってくる。
 「やっぱり変よ。
木太郎くんがトイレに入っているなら、
 すぐここに来るはずよ」
 アスカがくそたに囁く。
 「たしかに、そうだな」
 くそたは、
 アスカにそう囁き返してから、
 「もとめ先生なら
この部屋の鍵をあのとき閉めたんだから、
鍵は持っているんだろう!」

 大声を出した。
(続く)




マネキンレイジー編「こんなバイト先は?職場にマネキンがあったら? gooランキング

2010-09-11 19:02:12 | 小説
ゴッホ「マネキン監視役、実話なのか?早速ランキング」

職場にマネキンがあったら? - gooランキング


トンチンケ「人間もすずめ並か。
マネキンってかかしみたいなもんだろう」
オッハ虫「全然違う気が。
怖いが上位を占めるとは意外だな」
ゴッホ「かえって気が散るは
正解かも」
トンチンケ「俺の場合は、
色々遊んでみる!」
オッハ虫「ネタとして面白いか?」
ゴッホ「マネキンを
府民の視線意識させるために
使うという発想が面白いんだろ」
トンチンケ「京都市民はマネキン並か」
オッハ虫「京都府民の視線なら、
ぬいぐるみの方がの方がおもろいな」
ゴッホ「既に職場にもあるも。
少数意見だが」
トンチンケ「PRになる?
って何のPR?
マネキンが監視してますから、
うちの会社は
誠実かつ真面目に仕事しますってか?」
ゴッホ「結構社員もなめられてるな」
オッハ虫「さぼる
バイトにはいいかもな」
ゴッホ「トンチンケみたいに、
余計遊ぶからダメだよ」
オッハ虫「でも、
気持ち引き締まるっていうのも、
105票だってさあ」
ゴッホ「だったら、
受験生にいいんじゃないか?
母親や教師そっくりのマネキンを、
部屋に置く。
たまに、声が出るとかな」
オッハ虫「それ効果あるかもよ。
たまに本当に母親が入れ代わる。
マネキンだと思ったら、
母親が、
あんた何マンガ読んでるので、
ギャー!とかな」
トンチンケ「じゃあ、商売始めるか?」
ゴッホ「頭の悪い受験生には、
どうせ効果がないって」
オッハ虫「たしかに。
せいぜい、
最初の1週間程度かな。
効果あっても。
では、失礼します」


真カミサン伝説?ホラの像編改102

2010-09-11 17:00:55 | 小説
真カミサン伝説?ホラの像編改102

最初は以下からどうぞ!

真カミサン伝説?ホラの像編改1

  
 「裏の裏ですか?
 ということは?
 結局どうしたら、よろしいんですか?
 こんな顔じゃ外には出られませんよ。
 先ほどの顔とは違いますからね」
 子泣きじじいの顔そっくりの
偉そうな警官がフケタの言葉を聴いて言う。
 「ジュンが生き返った理由が不明ですが、
 この像には
よくわからないことが多いんですよね。
 うーん?
 ちょっと考えさせてください」
 裏の裏をかく像ではないか
と考えたまでは良かったのだったが、
 フケタは、
 逆にどうしたら元の顔に戻せるか
わからなくなってしまったのだった。
 ひとりだけ、
 まともな顔でいたジュンは、
 自分も同じような顔だ
と思いこんだまま、
 「途中までは覚えているんだけど、
 俺が生き返ったって本当か?
 今まで、
 そんなことはなかっただろう?
 何かの勘違いじゃないのか?」

 服で判断して、同じ顔をしたフケタたちに聞く。
 「おい、そこの洗面所に行って鏡を見てみろよ。
 ジュンだけはねずみ男の顔だから」

 太郎が冗談を言うと、
 ジュンは本気にして立ち上がり、
慌てて洗面所に向かっていった。
 「元の顔に戻れたんだから、
あの程度の脅かしはいいだろう」
 太郎が小声でユキオとフケタに囁くと
3人は大笑いした。
 しかし、
 すぐ、
 「あー本当だ!」
という、
 ジュンのわめき声のような声が
聞こえたのだった。
(続く)

本編リメイク「玄関の扉」

2010-09-11 16:03:29 | 小説
本編リメイク「玄関の扉」

 「あおむ、どうした?」
 「何か、
 今までと感触が違うんだすよ」
 「どれ?
 本当だ」
 あおむとエイタが扉の感触が違うので、
首を傾げていると、
 「おい!どうした?」

 木太郎の大声がした。
 「開かないんですが、
 少し動くというかぐらつくんだすよなあ」
 「ちょっと待てよ」
 エイタは扉を前後に動かす。
 「おー、下の方が動く感じだすな」
 「そうか!上下で固定されていて、
どちらかはその固定していたものが
今ので解除されたんだな」
 「おい!返事しろ!」
 木太郎がまた大声を上げたので、
 「今のブレーカーの状態をメモしてくれ!
 一部、解除されたみたいだ!」
 エイタは大声を出した。
(続く)


第3弾リメイク「謎の伝説と殺された5人?」 

2010-09-11 15:05:54 | 小説
第3弾リメイク「謎の伝説と殺された5人?」 
 

「何で、俺たちが幽霊なんだ?」
 「そう言えば、そうだすな?」
 「キミカに見えないからじゃないのか?」
 「でも、それで幽霊なの?」
 「よし、ひさめちゃんを取り囲んで見るか」
 5人はそう言って、
 ひさめとキミカを取り囲んだ。
 「キミカ!
 5人の幽霊があたしたちを」
 「そんなワケないでしょう」
 「ひさめちゃん、僕だすよ」
 「本当よ。
 今、たまおくんが口をパクパクさせたわよ」
 「あんた、
 ちょっとおかしくなったんじゃないの?
 ちゃんと5人の死体は、
 ソファーの上にあるでしょう!
 そっちは見えないの」
 「あおー」
 「見えるから幽霊なんでしょう」
 「俺たちの死体?」
 「え、どこだ?」
 「あるワケないじゃない。
 ここにあたしたちういるんだから」
 「そうだすよな。
 でも、僕らの声は
ひさめちゃんにも聞こえないようだすよ」
 「キミカ、みんなが私の方を見て、
何か言ってるみたい。
 どうして私なの?」
 「まさか、あんた、
あの5人を殺してはいないんでしょうねえ?」
 「そんなあ...」
 「僕たち本当は殺されたのか?」
 みはるがびっくりしたように、
大声を上げた。
(続く)

新第3弾ゾンビ校長編「みはる排除作戦の練り直しと?」

2010-09-11 13:27:57 | 小説
新第3弾ゾンビ校長編「みはる排除作戦の練り直しと?」


 「さすが、ふうただすな。
 危ないところだっただすよ。
 校長の思惑どおり、
 キミカちゃんが納得して戻ってくれるか
どうかもわからないだすからな。
 あそこでああしなければ、
 みはるに何されていたか、
わからないだすよ」
 「俺なんか、
 校長の意見に賛成したら、
 みはるに蹴られそうになったからな。
 あそこでは、
 とりあえず、
 ああ言ってみはるの機嫌をとるしかなったからな。
 たまおもさすがだよ。
 すぐ賛成してくれて。
 でも、
 あのぬらりひょんもマヌケ過ぎるよな。
 本当、せっかくいい線行ってたのに、
 みはる排除作戦も練り直しだよ」
 「練り直しだすか。
 うーん?
 さっきも言っただすが、
 それよりも、
 問題はキミカちゃんが
こんな不安定な状況で戻ってきてくれるかが、
鍵となると思うだすよ」
 「そこは
もとめ先生がうまく説得するんじゃないかな」
 「だとすれば、いいんだすがな」
 たまおとふうたが
たまおの部屋でそんな話しをしているところに、
部屋をノックする音がした。
 「誰だろ?
 永久?ひさめちゃん?まさか?」
 ふうたが声をひそめて言うと、
 「おい! たまおとふうた。
 部屋にいるんだろう!
 話しがあるから開けてくれよ!」
 さっきの態度とは違って、
 少し威張った感じで部屋の外で大声を出したのは、
みはるだった。
(続く)
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モップおとこ「モップ」

2010-09-11 06:42:22 | 小説
モップおとこ「モップ」


 このモップよくつかいこまれているだろう!
 ほら、さわってみてよ!
 クサそうだからさわりたくない?
 オレのはなしをききたくないのか?
 ミただけじゃわからないんだよ。
 さあ、ほら。
 にげるなよ。
 フルいのはわかってるって?
 ちがうって!
 フルいのと、
 つかいこまれているのでは、
ゼンゼンちがうんだよ!
 だまされたとおもって、
 さわってみろよ!
 そうやって、
 にげてたら、
はなしがさきにすすまないぞ!
 えー?
 クサそうだけじゃなくて、
 きたない?
 モップはすごくキレイだよ。
 オレはウソつかないよ。
 クサくてキタナいのは、
 オレのカ・ラ・ダ!
 ふつう、はずかしくて、
そんなことはいわないぞ!
 オレはバカショウジキなんだよ。
 わかってくれるな!
 そう、それでいいんだよ。
 オレってシンヨウできるだろう!
 じゃあ、さわってみてよ。
 どんどんジカンがたっちゃうぞ!
 ほら、さわってみろよ。
 よるなって!
 さわるのは、
 モップのほうだよ。
 だいじょうぶだからさ。
 じゃあ、
 オレが、さきに、さわろうか?
 なあ。
 まだ、だめか?
 じゃあ、このテをなめるよ。
 ほら。
 なあ、ゼンゼン、へいきだろう!
 ねえ、
 オレってシンヨウできるだろう!
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大地獄(新)「別件逮捕」

2010-09-11 01:39:45 | 小説
大地獄(新)「別件逮捕」

 第一話は下記から始まります。

大地獄(新)「あの頃」


 「実はですねえ」
 「別件逮捕すよねえ」
 「おお、さすがは小先輩!
 ちょっと合ってます」
 「ちょっとすか?」
 「おい、黙ってろって!」
 「へい!」
 「まあ、
 別件逮捕
と言えないこともないわけではないですがね。
 話しを戻しますね。
 先ほどのお話しのとおり、
 実は誤認逮捕だったんですが、
 それに、
 門番様が気づいたときに、
 あくびをした門番の使いがいたんです」
 「マヌケな野郎だな!」
 「マヌケどころか、
 門の前でのアクビは厳禁!
 はっきり言って、
 門の前で
立ちションするようなものなんですよ」
 「そういえば、アクビ?」
 「うるせえ!黙ってろ」 
 「あー!あーアクビ!」
 「アクビがどうしたんですか?」
 「いや、実はなあ。
 この新米もなあ。
 アクビの常習犯でな」
 「えー!
 じゃあ、
 小先輩は
それで水着の使いに転職ですか?」
 「まあ、そういうことだ!」
 「で、前職は?」
 「それは聞かない方がいい」
 「あー、ワケありなんですね」
 「そう!
 地獄の沙汰も金次第よ!」
 「あー!わかりました!
 もう訊きません」
 「また、こいつのせいで時間が無駄になったな。
 それで!
 アクビ野郎が誤認逮捕された代わりに
真犯人にでっちあげられたんだな!」
 「なんだ!別件逮捕じゃないすか」
 「うるさいんだよ!
 こいつはワケありだから無視してくれ」
 「はい。
 で、そこからですよ。
 あの門番様の賢いところは」
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