レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「声2?」

2010-09-23 23:41:40 | 小説
新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「声2?」


第一話は下記から始まります。
 
 新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「後継者」


 「返事をしろ?
どうしたんだ?」
 「まさか」
 エイタが仮面から聞こえる変な声に気づくと、
仮面に顔を近づけて、
 「今逃走中です」

 鼻をつまんで言う。
 「うーん、どうした?
 何と言った」
 「逃走中です」
 「マイクが壊れたのか?
 とにかく早く戻れ!」
 「はい」
 「早く戻るんだぞ」
 あおむがそーっと仮面を剥ぐ。
 思わず声をあげそうになるが、
 あおむは、
 剥いだ仮面の口元にある
小さな小型マイクのようなものを指さすと、
 露店風呂の浴槽まで仮面を沈めに行き、
 露店風呂と更衣室の境の戸を
そーっと閉めた。
(続く)

新作ディープ(?改)「犯人は手を汚さない3」

2010-09-23 23:31:47 | 小説
新作ディープ(?改)「犯人は手を汚さない3」

 グーさん以外に最初の方は保管済みです。
 「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」
  

 「まず、ヒトメの部屋からね」
 アスカの言葉に、
 おちたを先頭に7人は
ヒトメの部屋にむかった。
 「ちょっと待ってくれ」
 ヒトメの部屋の前にくると、
 木太郎がおちたを押しのけて小声で言うと、
 毎度のことのようにドアに耳をあてる。
 「うん、誰もいないみたいだぞ!」
 「何言ってのよ。
 ヒトメが中にいるはずよ」
 「ああ、間違えた。静かだ」
 木太郎はこういう事態なのに、
 まだ、
 ふざけている。
 「木太郎、下がってろ。
 くそた鍵貸してくれ」
 「おちたくん、
 ヒトメは恐がりだけど、
 おっちょこちょいなところもあるから、
 いきなり勘違いして
襲ってくるかもしれないから気をつけてね」
 おちたの言葉に、
 アユメがアドバイスすると、
 おちたは黙って頷く。
 おちたはくそたから鍵を受け取ると、
 そっとヒトメの部屋の鍵を開ける。
 そして、
 おちたはゆっくりドアノブを捻ると、
ドアを開きかけた。
 「うわー」
 その瞬間、
 ドアの隙間にむかって
スコップが振り落とされた。
(続く)

新「ミケーレの蒼き仮面」142

2010-09-23 23:21:05 | 小説
新「ミケーレの蒼き仮面」142

 第一話は下記から始まります。
 
 新「ミケーレの蒼き仮面」


 「ついに来たか?」
 「間違いありません」
 「そうか」
 「で、何故、やらなかった?」
 「奴と小さな従者の二人だけでしたし、
変な怪物と一緒にいるということでしたので」
 「うーん。二人と怪物?
 大男の間違いじゃないのか?
 「いえ、象みたいな大きな怪物です」
 「どういうことだ?」
 「それが私にも...
 でも、これをご覧ください」
 ミケーレの皇帝ジンの第一の側近ギテイは、
 撮影したアニーたちの写真をジンに見せた。
 「こいつだ!
 この青ヅラとチビ。
 例の水晶に写っていた奴だ。
 間違いない。
 でも、この象の怪物は?
 うーん」
 「あの水晶には、
 こんな怪物は写っていませんでしたし、
 水晶に写っていたもう一人の大男も
いませんでした」
 「うーん。
 もう一度、例の水晶を!」
 皇帝ジンはイライラしたようにそう言った。

 
 「あのねえ。ラーメン。
 あの国の皇帝は化け物なんだよ。
 ラーメンよりもでかいんだよ」
 「ああ?」
 「そうなんだ。
 ラーメン。
 俺たちの国は化け物に襲われて、
悪魔の国に変わったんだ。
 それで、
 父ちゃんも母ちゃんも...」
 アニーは昔を思い出したのか、俯く。
 「でもなあ。
 なんで、
 あんな城壁を作って、
警護なんかしてたんだ?
 俺の国を見ろ!
 あんなもんないだろう」
 「うーん。
 それは僕たちにもわからないけど、
 あの国を征服した皇帝は
すごくでかい化け物なんだ」
 ウトーは少し震えながらそう言った。
(続く)

宣伝です。カミサン伝説18,本編リメイク(旧)、UP済みです。

2010-09-23 23:12:57 | 小説
 こんばんわー!

 急にサムーで、

 風邪ひいた?
 
 いえ、バカは風邪はひきません。 
 
 
 さて、
 

 今日も、

 カミサン伝説18、第二部「幸福の像編」

 



 本編リメイク(旧)





 いつものところに、


UP済みです。


では、よろしくお願いします。





新第3弾ゾンビ「ネネの部屋で」

2010-09-23 23:01:15 | 小説
新第3弾ゾンビ「ネネの部屋で」

途中までグーさん以外に保管してます。
 新第3弾ゾンビ「キモ男三人衆、イケメン、美少女、秀才、そして?残るのは誰?」 


 「あの子、怖ろしいわね」
 「ネネといい勝負じゃない?」
 キミカが笑う。
 「私はとてもあそこまでできない。
 とにかく、
 永久くんには手を出さない方が安全よ」
 「私は永久くんに興味がないから。
 ネネもそうでしょう。
 あの二人ならちょうどいいカップルよ」
 「なら、いいけど」
 「あら、
 あたしが永久くんに気があると思ったわけ?」
 「キミカもよくわからないから」
 今度はネネが笑う。
 「バカなみはるも、
 永久くんには興味ないみたいだから、
 とりあえず、安心だけど、
 ひさめは、
 まだネネのこと疑ってると思うなあ?」
 「何でよ!」
 「だって、
 さっき
もう一回勝負しようなんて言いだすからよ」
 「それは、
 坊主にする何て言われたし、
 ひさめにやられたから、
 悔しかっただけよ。
 私もこのままじゃ引き下がらないから。
 永久くんとはまったく関係ないことよ。
 私のプライドよ」
 「だから、
 それが誤解を招くのよ」
 「でも、
 このままじゃあ、絶対いやだあ」
 「ネネも意外に子供ねえ」
 キミカは笑った。
(続く)

真カミサン伝説?ホラの像編改106

2010-09-23 22:50:23 | 小説
真カミサン伝説?ホラの像編改106

最初は以下からどうぞ!

真カミサン伝説?ホラの像編改1


 スネタは、
 ジュンが予想したとおり、警察に呼ばれると、
時間どおりに例の部屋にやってきた。
 そして、
 いきなり子泣きじじいの顔をした
偉そうな警察官の顔を見て、
 びっくりした。
 さらに、
 部屋の中に入って、
 同じように子泣きじじいの顔をした
人間たちが何人も死んでいるのか寝ているのか
わからない状態で、
 横たわっているのを見て驚いた。
 刑事は部屋の鍵を閉めると、
 事情がよく呑み込めていない
スネタにメモを渡すと、
 事情も話さず、
 「これから私も薬を飲んで横になる。
 1時間したらメモに書いてあることを大声で、
 そこにある像に向かって復唱してくれ。
 今入る前にわかったと思うが、
 逃げようと思っても外で警察官が見張っているから
無理だからな。
 それだけだ。
 よろしく頼むぞ」
 その刑事は偉そうに命令して、
 メモをスネタに渡すと、
 用意していた睡眠薬と水を飲んで、
横になってしまった。

 
 スネタは
最初は何がなんだがわからかったが、
 渡されたメモの内容

 すなわち、
 
 カミサン、カミサン、カミサン、
 元の顔だけには戻さないでください。
という内容を見て、
 目の前にある像が
へそ曲がりの像であることがわかったので、
自分が託された内容だけは察した。
 スネタは時計を見ながら、
いろいろ考えた。
 何故、
 ここにいる連中が
こういう顔になったかはわからなかったが、
 服装とかから横なっている連中が
フケタたちであることがわかったので、
 何かドジを踏んでこうなったのだと思って、
薄笑いを浮かべていた。
 そして、
 どういうドジを踏んだのか考えているうちに、
ちょうど1時間が経過した。
(続く)

元祖「見せてください」改27

2010-09-23 21:50:57 | 小説
元祖「見せてください」改27

第一話は以下から始まります。

元祖「見せてください」改1


 直哉はたいした仕事をしていなかったのだが、
 一応父親の会社では、
常務の肩書きだったので、
 その名刺と、
 きちんとしたスーツ姿で
ネネのその住所地を訪問することに一度は決めた。
 しかし、
 なんとなく
一人で行くのは不安になったので、
 親友の龍之介に
事情を話し付き合ってもらうことにしたのだった。


 住所地にあった家は
細い路地に入ったところにある、
 小さな土地の上に建っている
もう築40年以上は経っているか
というボロ家だったが、
 出ていた表札は
ネネの名字と同じだった。
 一応、
 ブザーのようなものはあったので、
それを押すと、
 とてもネネの母親とは思えない小太りで、
老婆といった方がよさそうな60前後の皺が多く、
白髪姿のさえない女が出てきて、
 直哉と龍之介の姿を見て、
いきなり頭を下げた。
 そして、
 「娘なら1年前に家を出たきりで、
行方もわかりません。
 見てのとおり、
 うちには
まったくお金がないので勘弁してください」
と言うと、
 また、頭をペコペコ下げた。
 直哉はそのときネネの母親が
自分と龍之介の姿を見て借金の取り立て
と勘違いしていると思い、
 何か言おうとした龍之介の口をふさぐと、
 「お嬢さんがいないなら結構です」
とそれだけ言って、
 すぐその家を去ったのだった。
(続く)
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セリフサービス「システム」

2010-09-23 17:10:46 | 小説
セリフサービス「システム」

 「セルフでも、
 セリフでもいいけど?
 本当にタダなのかあ?」
 「おい、龍之介、ちゃんと話せよ!
 あのー、
 こいつはでかい割に、
 頭が悪くて、
 口も悪いので」
 「バカ、
 何ででかいと、
 頭がよくなるんだあ」
 「おい、
 おいどうするんだ?
 本当にタダだよ。
 信用できないなら、
 無理にとは言わないぞ」
 「よし、オヤジ!信用するぞお」
 「うーん。セリフサービス?」
 「付き合え!」
 「わかったよ」
 「よし、決まった。
 お客様2名、
 ちゃんとこの店のシステム説明してな」

  
 「おい、店広いのに、
 俺たちだけだぞ!」
 「騙されたかなあ?」
 「うーん」
 「でも、
 まだこんな時間だからなあ?」
 「いらっしゃいませ!」
 「なんだ!
 普通の店員だぞー」
 「やめろよ」
 「いらっしゃいませー。
 当店は始めてですね」
 「はい」
 「オヤジに聞いてなかったのか?」
 「いえいえ、確認です。
 当店はセリフサービスですので」
 「やっぱり、セリフサービス?」
 「はい、セリフサービスです。
 では、当店のシステムをご説明させていただきます」
 ごくごく普通の女の店員は
高校生相手に丁寧に話した後、
微笑んだ。
(続く)

新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」新BADEND1「運び出されてきた死体」

2010-09-23 11:53:29 | 小説
新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」新BADEND1「運び出されてきた死体」


 「死体発見」
 警官の大きな声が聞こえる。


 そして、
 しばらくして、
 木太郎たちは警官に呼ばれた。
 「君たちイヤだろうけど、
遺体を確認してくれるかな」

 警官は木太郎たちに頼む。
 もちろん、
 ノーと言える状況ではないので、
 木太郎とあおむは黙って頷いて、
 警官の後をついて行く。


 警官について行くと、
 シートを被された遺体は一体だけだった。
 「あの、一人だけですか」
 「あー、
 今のところ、
 見つかったのはな」
 警官はシートをずらし、顔を見せる。
 ヒトミだった。
 「あー、
 間違いなく
ヒラメさんとカレイさんのお母様です」

 木太郎は丁寧に答える。
 「僕が昨日会ったおばさんです」
 「ご苦労さん、戻っていいよ。
 気分悪くならなかったかい」
 「大丈夫だす。ありがとうだす」
 あおむの言葉とほぼ同時くらいに、 
 警官たちは遺体にシートを被せて、
どこかへ運んで行った。
(続く)

モップおとこ「あした」

2010-09-23 09:41:23 | 小説
モップおとこ「あした」


 ザンネンだったな。
 おふたりさん。
 まあ、やくそくだからな。
 さあ、
 さっさとここをとおってくれ!
 そんなザンネンそうなカオするなよ!
 あしたがあるさ?
 いや、ウソ!
 いや、わるい!
 あしたはあるけどさあ!
 だれにでも。
 いや、
 ほとんどはのマチガイ。
 なんだ、
 あしたもここにいるのかって!
 ちがうよ!
 あしたがほとんどあるってことさ。
 オレはキマグレ!
 オレはショウジキモノ!
 だから、
 あしたがあっても、
 あした、
 オレがここにいるとはかぎらない。
 オレはショウジキモノさあ!
 じゃあ、そういうこと。
 さあ、
 モップもさわったんだから、
 さっさとここをとおってくれ!
 やくそくだからな。
 なあ!
 オレって、コウヘイだろ!
 そうだろう。
 なあ、
 そのまたウシロ!
 オレってシンヨウできるだろう!
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アラサーにも夢を!レイジー編「はいはい!アラサーシングルが寂しさを感じる瞬間- gooランキング」

2010-09-23 01:50:43 | 小説
アラサーシングルが寂しさを感じる瞬間ランキング - gooランキング


ゴッホ「俺たちより悲惨かも」
トンチンケ「はいはい!
でも、バブルの化石、
アラフォーは強気だ!」
オッハ虫「時代だな。

恋愛に奥手
といわれる草食男子が増える中、
マイペースに恋愛を楽しめそうなアラサー女性は、
魅力的な存在
といえるのではないでしょうか。

だってさあ?」
ゴッホ「ほー?
アラサー!の諸女!
夢を見るのだあ!
防腐剤入りの
クリスマスケーキ
でもいいではないか」
トンチンケ「アラサーより、
イブ以下希望!」
オッハ虫「モテないやつは
勝手にやってくれ!

ただ、
草食系も、肉食系も?
アラサーだからでは
なのでしたあ?

あまりにも、
次の自分の鏡みたいなので、
ここで、
失礼します」


大地獄(新)「猟官運動」

2010-09-23 01:03:03 | 小説
大地獄(新)「猟官運動」

第一話は下記から始まります。

大地獄(新)「あの頃」

 「あぶねえ。あぶねえ。
 権力争いに巻き込まれて、
 あやうく捕まるとこだった」
 「そうすねえ。
 一色茶さんは大丈夫すかねえ」
 「まあ、あいつは要領がいいからな。
今はあいつの使命手配どころじゃないからな」


 「お二人さん!」
 「なんだよ!」
 「怪しいす」
 「いえ、ちょっとご意見を」
 「なんだ?」
 「怪しいす」
 「お二人とも水着の使い様でしょう。
で、どっちにつくんですか?」
 「何?」
 「実は私もほら!」
 「あー、黒隠しすか?
 そんな方法もあったすか」
 「実は今猟官運動の真っ最中で」
 「あー?
 りょ、りょうかん?」
 「猟官運動すか!」
 「また、とぼけて!
 例の噂であの門番様の信用と人気が
ガタ落ちしたので、
 その背後では、
 権力争いが激化してるって、
噂があるもんですからね。
 どう動いたら、
 次のいいポストを得られるか
考えてるんですよ」
 「ふーん、くだらねえな。
 もし、
 黒幕の仕掛けだったらどうするんだよ!」
 「仕掛け?」
 「いや、やめとく」
 「そんな」
 「怪しいすから、やめとくすよ」
 「怪しくはないですから、
 ちょっとだけ」
 「いいか!
 例の門番は所詮七奉行、
 反対勢力も新七奉行。
 でも、
 その背後に大物の黒幕がいるだろう」

 「でも、
 その方はもう失脚寸前だとかで、
 例の名裁きで、
 その方の時代のはずだったのが、
 今回のサクラ疑惑で大混乱ですよ」
 「だから、
 今回のサクラ騒ぎを仕組んだのも、
 新七奉行を結成させたのも、
 失脚すると思われている、
 例の黒幕かもしれないだろう」
 「ああ、
 たしかに、
 そういう見方もありますね」
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ドア女「ドア女Ⅶ」w

2010-09-23 00:36:11 | 小説
ドア女「ドア女Ⅶ」w

 「ドア女Ⅰ」は以下から始まります。
 「ドア女Ⅰ」壱


 「お姉さんですよね」
 「違うわよ。
 ちょっとワ・ス・レ・モ・ノ」
 「えっ!」
 「はい」
 「あっ」
 ……


「ドア女Ⅶ」x

 「最近物忘れ激しくてね。
 あら、あんた、
 また、眼鏡忘れてるわよ!
 なら、 
 あとはよろしく!
 はい、これ」
 「な、な、なんですかあー」
 ……


「ドア女Ⅶ」y

 「えーーーーー!
 ちょっと待ってくださいよ!」
 ………

エスカレーター改改「横取りガキVS強欲ババア」

2010-09-23 00:17:41 | 小説
エスカレーター改改「横取りガキVS強欲ババア」

 第一話は下記から始まります。

 エスカレーター改「上り」


 「これで、もういいんです」
 「上のじいちゃん、僕もいいよ」
 「そうよ!
 うちの取り分が多いんだから」
 おっ!珍しく意見が一致した。
 「ガキが親より金が多いなんて、
 俺はそれだけは認めねえ!
 そんなことするなら全部返しな!」
 それでいいんだ!おじさん!
 「親のあたしがいい
って言ってるんだから、
 関係ないでしょ!」
 でも、後で横取りガキから、
 横取りする気だな。
 「逆にしろ!」
 それでもいい!
 早くしろって!
 「僕いやだよ!」
 横取りガキめ!
 下で交換すりゃいいだろうが!
 「とりあえず、
 かあちゃんが預かっておくから、
 いいじゃないのよ!」
 「絶対イヤだ!
 かあちゃんのことだから、
 横取りするんでしょ」
 横取りガキが横取りされる?
 なら、どっちにしろ同じだろうが。
 「僕、かあちゃんを信じるんだ!」
 そうだ!
 これでまとまるんだよ!
 「そうよ!」
 「絶対イヤだ!」
 「なら、全部返しな」
 「はーい」
 それでも僕はかまいませんが。
 「ダメよ!
 今この子をわからせるから、
 君、逃げないで待つのよ」
 「にいちゃーん、逃げなよ!」
 横取りガキ何が言いたいんだ?
 「君、そこにいなさい」
 「にいちゃーん、逃げるなら今だよ」
 はあ?
 「あんたは黙ってなさい。
 「ガキなんだから、
 本当なら100円で充分なんだから!」
 「にいちゃーん、逃げてよ!」
 横取りガキ何考えてるだ?
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