レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「キタジマの喜劇2」

2010-09-15 23:47:10 | 小説
新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「キタジマの喜劇2」

第一話は下記から始まります。
 
 新本編「キモ男3人衆、イケメン屋敷の謎」「後継者」


 必死にお経を唱えるキタジマの肩を
誰かが一度だけ叩く。
 キタジマはぞっとした。
 誰もいないはずだからだ。
 薄目を開けると、
木太郎が恨めしそうな顔をしている。
そして、
 キタジマは
また目をつぶり必死にお経を唱える。
 すると、
 また、
 キタジマは
軽く冷たい手で肩を叩かれた。
 キタジマは
また薄目を開けて木太郎の顔を見ると、
 今度は鼻をほじっている。
 「もう少しじゃ」
 キタジマは
今度は大声を挙げてお経を唱え始めた。
 また、誰かがキタジマの肩を叩く。
 キタジマは薄目を開けたのがまずかった
と思いこんだのか、
 今度は薄目も開けず、
必死で大声でお経を唱える。
 すると、
 後から誰かが抱きついた。
 「ぎょえー」
 さすがのキタジマも驚いて立ち上がった。
 目の前には木太郎らしい男が
腹を抱えて笑っている。
 後を見ると、
 また、
 木太郎らしい男がいた。
 お湯に長く浸かっていたせいもあり、
キタジマはその場でぶっ倒れた。
 「やりすぎただすかなあ」
 「それはオタクだろう」
 木太郎は腹を抱えて笑った。
 こんな異常事態だというのに。
(続く)

新作ディープ(?改)「どの部屋から探す?2」

2010-09-15 23:27:11 | 小説
新作ディープ(?改)「どの部屋から探す?2」

グーさん以外に最初の方は保管済みです。
 「キモ男三人衆セカンド、変態黒女教師と永久屋敷の呪い?」
  

 「ポーチとか持ってないわよね?」
 「ないみたいだけど?」
 アユメの質問に、
 ホウセイが
もとめの遺体の周りや部屋を見まわして答える。
 「じゃあ、
 鍵は207号室にあるんじゃないかしら?
 男子と違って、
 ポケットがない服多いし、
 あっても入れないわよねえ」
 「そう言えばそうね。
 それに、
 この服ポケットないわよ」
 「ああ、よかった」
 ホウセイがため息をつく。
 「じゃあ、207号室行くか?」
 おちたが言うと、
 「もとめ先生の部屋は1階だから、
 俺がマスターキー持ってるんだから、
直接行った方が早いだろう。
 もとめ先生の部屋に誰か隠れているなら、
 ここから、
 部屋の鍵を持ち出したか、
 207号室からとってきたワケにしろ、
 鍵は犯人が持ってるはずだからな!」
 くそたが他の生徒が考えてなかったことを言うと、
 「くそたくんって、頭いいのね」

 アユメがおだて、皆も頷く。
 くそたたちは、
 くそたを先頭に
もとめの部屋である106号室に向かった。
 
 
 木太郎は106号室の前に行くと、
 懲りずに、
 その部屋のドアの耳をあてた。
 「静かだな?いないんじゃないか?」
 「よし、代われ、開けるぞ!」
 くそたが106号室の鍵がかかっていることを
確認すると、
マスターキーを使って、
鍵を開けた。
(続く)

新「ミケーレの蒼き仮面」134

2010-09-15 23:17:00 | 小説
新「ミケーレの蒼き仮面」134

 第一話は下記から始まります。
 
 新「ミケーレの蒼き仮面」 


 「うわー、化け物だあ」
 「おまえ、暴れると、
 落ちてサメに食われるぞ、
 じっとしてろ」
 王の家来ケイジは岩場にいた蟹を見て
思わず驚いて大声を出して暴れたので、
ラーメンに怒鳴られた。
 「でも、おまえら目がいいな。
 あんなとこに、
 うまそうな大きな蟹が
 一杯いるじゃねえか。
 あそこで降りて食うかあ」
 「あれー、
 何か見たことあるなあ?」
 「俺もどこかで見たなあ」
 ウトーもアニーも大きな蟹を怖がらず、
何か思い出したようにそう呟く。
 しかし、
 王と家来のケイジは震えていた。

 

 「このまま、ずるっと食え!」
 ラーメンは岩場に降りた後、
 あっという間に蟹を捕まえて、
 素早くさばくと、
 鼻で蟹の生身をまずサギーの口の前に出す。
 「こりゃー、すげえ」
 サギーは
ずるっと勢いよく吸い込むようにして蟹の身を食べる。
 「うっめえー」
 「僕にも頂戴」
 ウトーもそれを見てそう言うと、
 ラーメンは同じようにやる。
 アニーも同様だった。
 「おまえらも騙されたと思ってやってみな」
 「王様から」
 「ケイジ!先に毒味だ」
 「毒味!おまえ!」
 「いえ、では、わたくしめから」
 王はおそるおそる蟹の身を口に入れる。
 「おー!
 酒のつまみに最高だな」
 「酒だと!おまえ」
 「いえ...」 
 「おまえも食え!」
 「では、私も」
 ケイジも同じようにおそるおそる口に入れるが、
 とたんに顔が明るくなった。
 「美味でございます」
 ラーメンたちは岩場にいた蟹をひととおり捕まえて、
 すべて食べ尽くした。
 

 「そうだ。
 サギー。
 何を思いついたの?
 さっきの化け物を食べたかっただけじゃないんでしょ?」
 すると、
 サギーはウトーとアニーの耳元で何か囁いた。
 そして、
 ウトーがラーメンにサギーの思いつきをそっと話した。
(続く)


新第3弾ゾンビ「やる気まんまん、ふうた、調子に乗る」

2010-09-15 22:56:50 | 小説
新第3弾ゾンビ「やる気まんまん、ふうた、調子に乗る」

 途中までグーさん以外に保管してます。
 新第3弾ゾンビ「キモ男三人衆、イケメン、美少女、秀才、そして?残るのは誰?」
  

 「じゃあ、
 俺がこれから副リーダーということで、
ネネちゃんよろしく!」
 ふうたはいきなりそう言って、
 立ち上がると、
ネネに近づき無理矢理握手をする。
 そして、
 「では、副リーダーの俺から、
 さっきの質問の続きです、
 もう一度、訊きます。
 サヤちゃんのまやかしとは
何だったのでしょう。
 リーダーのネネちゃんは当然わかってますね」
 ふうたがやる気まんまんでネネに訊いた。
 ネネはそっと耳元でふうたに回答する。
 「大正解です。
 じゃあ、たまお、こっちへ来い」
 「もーう、偉そうだすなあ。
 僕は言い出しっぺだすよ」
 たまおはそう言いながらも、
ふうたの耳元で答えを言う。
 「正解」
 「大正解と正解でどこが違うだすか」
 「顔!」
 ふうたが自分の鼻を人差し指であげ、
 豚鼻のようにした後、
 たまおを指さしたので皆笑う。
 「はいはい。僕はトン面だすからな」
 たまおは何故か怒らなかった。
 「なんだよ、たまお、ふうたのヤツ、
 副リーダーになって生意気だから、
 蹴り入れちゃえよ。
 それとも、
 クビにするか?」
 みはるがまた余計なことを言ったので、
ひさめにおでこを今度は思いっきり叩かれた。
 「あんた、黙ってなさい。
 で、答え言えるの?」
 ひさめが凄い形相でみはるを睨んだので、
 「わかりました。
 もう黙ってます...」
 みはるの声は丁寧になり、
だんだんと小さくなる。
 「はい。
 じゃあ、ひさめちゃんはどう?」
 ひさめもわかっていたようで、
ふうたの耳元で答えを言う。
 「はい、大正解!」
 「また、大正解だすか! 
 不愉快だすな。
 ケンタも負けずに答えに行くだすよ」
 「じゃあ、俺も」
 ケンタもたまおに促されて、
ふうたの耳元で答えを言う。
 「正解」
 「男は正解か?
 むかつくな。
 コイツ、でも、今のうちだからな」
 ケンタがたまおに何か合図をする。
 「じゃあ、俺も」
 「じゃあ、補欠だけど、俺も」
 「じゃあ、私も」
 永久、賢明、キミカも
 あっさり答える。
 「やっぱり、
 バカなのはみはるちゃんだけか、
 あっはっはっ」
 ふうたがバカ笑いすると、
 「今回はいいだすよ」
 「俺がひさめちゃんとキミカちゃんから守ってやる。
 やっちゃえ!」
 たまおとケンタに肩を叩かれたみはるが思いっきり、
ふうたのスネを蹴る。
 「いたあ」
 「ざまあみろって言うんだ!
 僕をバカにするからだ」
 「みはる!」
 ひさめがみはるを叩こうとすると、
 みはるはケンタの後に隠れた。
(続く) 

元祖「見せてください」改20

2010-09-15 21:54:34 | 小説
元祖「見せてください」改20

第一話は以下から始まります。

元祖「見せてください」改1


 キミカに電話を切られた直哉は
すぐかけ直したが、
 既に着信拒否にされていた。
 そこで、
 慌てた直哉はネネの携帯に電話したが
電源が切られた状態のままだった。
 そこで、
 キミカのことは敢えて伏せて、
 とりあえずお金を送るので、
 送金先の銀行口座を教えて欲しい
とネネにメールをした。 

 
 しばらくして、
 ネネから、
 「早速、
 メールありがとうございます。
 本当に先輩には感謝、感謝です。
 下記が私の口座です。
 絶対にいつか返しますので、
 よろしくお願いします」
という銀行口座名がかかれたメールが返信されてきた。
 そこで、
 直哉はすぐ送金しようと思ったが、
 ある考えを思いつき、
 送金するのを
しばらくやめることにしたのだった。
(続く)
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新第3弾ゾンビ校長編「ピンチのたまおとふうた2!そして、驚く校長!」

2010-09-15 18:22:09 | 小説
新第3弾ゾンビ校長編「ピンチのたまおとふうた2!そして、驚く校長!」


 たまおとふうたの後から
キッチンにやってきた校長は、
 二人以上に、
 もとめの隣に座っていたネネとキミカの姿に
驚いたのだった。
 さらに、
 校長以上に驚いたのは、
その後にキッチンにやってきたひさめだった。
 そして、
 ネネの顔を見たひさめはらしくなく、
 思わず、
 「校長先生!
 約束が違うじゃないですか!」

 校長に向かって大声を出したのだった。
 そうして、
 ひさめに
凄い形相で睨みつけられたままの校長は、
 もとめに向かって、
 「君は何考えているんだ!」

 怒鳴りつけたのだった。
 しかし、
 もとめは悪びれず、
 「キミカさんを呼び戻すには
これしかなかったんです。
 ここには電話もできませんでしたし、
 文句がおありなら、
 あのマヌケな運転手の方に言ってください」
 もとめはもう開き直ったのか、
 逆に校長に対し、
 大声で言い返したのだった。
(続く)
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モップおとこ「バイバイそしてつぎ」

2010-09-15 10:55:16 | 小説
モップおとこ「バイバイそしてつぎ」

 はやく、しろよ!
 あっちいけよ!
 キをつけてなあ。
 また、どこかであえるって!
 バイバイ!
 そんなカオするなよ。
 ほら、つぎがならんでるって!


 わりい!
 たいへんナガラクまたせたな!
 マエのニイちゃん、
 マジメすぎるんだもん。
 こんなにまたせたのは。
 はじめて!
 はじめてなんだよ。
 ホントウだよ!
 ホントウ!
 ウシロできいてただろう!
 オレはショウジキもの!
 ウソはついてないよ。
 ハナシもスゴクみじかかっただろ!
 もういちど、
 はなすけど、
 マエのニイちゃんがマジメすぎたんだよ。
 ヨケイなことさせてさ。
 ねえ、ミてただろう。
 なあ、そのウシロもキいてただろう?
 えっ、トチュウから。
 あー、そうか!
 でも、
 オレはアレでマンゾクなんだよ!
 もうジュウブンなんだよ!
 よるなって!
 おっ、
 かってにオレのタカラモノさわるなよ!
 ジュンバン!
 はい、
 イチレツにならんで!
 ちゃんとさわらせるからさあ!
 ミてただろう!
 キいてただろう!
 ねえ、
 オレってシンヨウできただろう!
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便器も金のなる木レイジー編「たわけ!所詮便器は便器!おのれら便器サポーターか!」

2010-09-15 02:04:00 | 小説
便器も金のなる木レイジー編「たわけ!所詮便器は便器!おのれら便器サポーターか!」

侏儒の脳「たわけた落札者に、
たわけな質問!
そして、
うつけの回答者!
3拍子揃った
今回の代表選みたいですね」
ブエナビスタ「意味不明だが、
ピンチより、
お祭り好きで
自己中心的な
たわけ連中の
どんちゃん騒ぎ
と解釈しておこう!」
侏儒の脳「えー、
トイレ女もビックシ!
憧れの人の便器ランキング!」

憧れの人の便器、あなたなら欲しい? - gooランキング


ブエナビスタ「1位が、
あまり見たくないだと!
あまり!
少しは見たいのか!
たわけ!」
侏儒の脳「2位の方が情けないですよ。
見るだけでいい...
どうせなら、お味噌もつけますか?」
ブエナビスタ「もちろん、
掃除前のだろ!
洗浄したら意味はない!」
侏儒の脳「3位も
うーんどうだろう...
洒落を言ってる場合か!」
ブエナビスタ「トイレ女に、
一部のファンがいるのも
そういう理由か!」
侏儒の脳「すごく欲しいが4位で、
安いならが5位で、
けっこう欲しいが7位ですからね」
ブエナビスタ「6位の130万円は
払わないもたわけ!
1万なら払うのか!
普通、
金もらっても、
便器なんていらんぞ!」
侏儒の脳「ですから、
憧れの人の味噌つき、
カレーつきですからね。
ニオイももちろんあり!
お小水も排出してるハズですから、
黄色くなってますよ!
特売で10万でどうですか?」
ブエナビスタ「じゃあ、
憧れの人の鼻をかんだ
ティッシュはどうかな?」
侏儒の脳「さすが!
殿!
原価はただ同然。
女優なら、
流す前の
トイペでも
売れますね」
ブエナビスタ「流さず捨てる○国人か!
ダメだ。
買ってどうするかを想像してたら、
キモー!
寝る」
侏儒の脳「マスコミ
と超有名人の名前をうまく使えば、
ゴミも高値で売れますよ。
でも、偽物だったら、
どうするんだろ?」


第3弾リメイク「消えたひさめ」

2010-09-15 01:11:13 | 小説
第3弾リメイク「消えたひさめ」

 「ひさめちゃんがいないだすよ」
 「まさか、
いくら足が速くても見えないところまで
走っていけるワケはないだろ」
 「やっぱり、
 ひさめが幽霊だったんだな」
 「そうなのかしら」
 「そうとしか、考えられない」
 5人は屋敷の周りを見回すが、
5人たちが屋敷を出る
すぐ直前に先に出ていったひさめの姿を探せないでいた。
 「うーん。
 ひさめちゃんは幽霊でいいとしてもだすな。
 キミカちゃんは外でも見えただすよなあ」
 「それに、キミカちゃんには俺たちが見えなくて、
 ひさめちゃんには俺たちが見える
ということも変な話しだな」
 「もう、そんなことはいいから、
とにかく、ここを去るんだ!
 何か、ここには呪いがあるんだぞ」
 「そうね。そうしましょう」
 みはるもネネも、
 この屋敷近辺から早く逃げ出したいので、
たまおたち3人にそう言った。
 「そうするか?」
 ふうたも同意したが、
 「もう一回だけ、屋敷を覗いてみないか?
 もとめ先生も残ってるし」
 ケンタが何を考えたのかそう言ったのだった。
(続く)



大地獄(新)「リーク合戦」

2010-09-15 01:02:45 | 小説
大地獄(新)「リーク合戦」

 第一話は下記から始まります。

大地獄(新)「あの頃」


 「よし、
 今は一色茶と話すのやめだからな」
 「本当に指名手配なんすか?」
 「まだ、確定じゃないが、
 君子なんとかっていうだろ!」
 「はあ?」
 「まあいい!
 これからはリーク合戦」
 「はあ?」
 「まず、そうだな。
 前と似ているが、
 口が軽そうな奴のそばで、
 本当の話をして、
 そいつにリークさせる」
 「はあ。
 自分の手は汚さないわけすねえ」
 「ああ、で、こういう形で、
 こちらの手口の一部もリークする」
 「で、リーク合戦すか?」
 「そうだ!
 で、
 そこから怪しい奴の目星をつける!」
 「怪しい奴!
 そう本物の水着の使いと
 さらに、ここにいるスパイをな!」
 「えー、
 水着の使い以外にもスパイがいるすか?」
 「わからねえが、
 探しても損はない!
 で、
 後は、
 そいつの口から真偽を確かめる。
 いいな!
 おーい!
 一色茶!
 それまで気をつけろよ!」
 「一色茶さん、
 この近くにいるんですかあ?」
 「当たり前だろう!
 あいつのことだから抜かりはねえ」 
 「そうすねえ」
 「じゃあ、
 リーク用のカモをまた探すか!」
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エレベータ「新たな作戦」

2010-09-15 00:55:36 | 小説
エレベータ「新たな作戦」

 「おい、
 そっと6階に行って、
 警部補殿には
そっと階段から
4階に行ってもらうよう話して来い。
 俺がここで待機するから」
 「こちらが命令するのですか?」
 「違う。新たな作戦だ。
 いいか。
 双方、
 一階づつ下がるより、
 効率的だろう!」
 「はあ。そっとだぞ!」
 「なるほど!
それなら、追いつめたも同然ですね」
 「しー!
 大きな声を出すな!
 早く行け!」
 「はっ!」

(続く)

ドア女「ドア女Ⅶ」h

2010-09-15 00:48:35 | 小説
ドア女「ドア女Ⅶ」h


「な!普通のマンションだろう」
 「うん。
 でも、おれの家よりは」
 「でも、
 たいしたことないだろう」
 「まあ、
 大金持ちって感じじゃないな」
 「あれ?」
 「どうした」
 「あれ?」
 「姉貴、いないのかなあ?」
 「なんだ...」
 「俺の部屋でゲームでもやって、
 待ってよう」
 「いいのか?
 親は?」
 「うちは共稼ぎ」
 「そう、なら気楽だね」
 「じゃあ、入れよ」
 「一応、お邪魔しまーす」


「ドア女Ⅶ」i


 「結構キレイな部屋だね」
 「ああ、でも古いマンションだろ」
 「そんなことないよ。
 俺の家に比べればな」
 「そうだ、姉貴の写真、そこ」
 「おー!でも...」
 「えっ?好みじゃない?」
 「いや、どこかで見たか、
 会った気がするんだけどなあ?」
 「えー、そうか?」
 「うん」
 ピンポーン!
 「おっ、姉貴かな?」
 「鍵持ってないの?」