新第3弾ゾンビ校長編「たまおとふうたの作戦会議」改
すると、
たまおが、
「わかっただすが、
少し二人だけで話したいだすから、
30分だけ時間をいただけないだすか」
と言ったので、
校長は嬉しそうに二人の手を握ると、
「わかった。
頼んだぞ。
わしはそうだな?
ふうたくんの部屋で待っておるから、
鍵を貸してくれるかな」
と言って、
ふうたから鍵を借りると、
「よろしく頼むよ」
と言って、
たまおの部屋を出ていった。
「ふー、困ったことになったな」
「いや、チャンスだすよ。
これで、
みはるは追い出せるだすよ。
要は、
みはるとネネちゃんを帰させる作戦を
立てればいいんだす」
「結論はそうだろうけど、
そう簡単に行くか?」
「僕にいい考えがあるんだすよ」
「本当か?」
「だすが、
この作戦のポイントはだすな。
みはる、ネネちゃん組、
永久、キミカちゃん組に分けて
対決させることなんだす。
そこで、
ふうたの知恵を借りたいんだすよ」
たまおが少しだけにやけて言うと、
「それが一番難問なんじゃないか?」
ふうたは逆に渋い顔をしてそう言った。
「力量的にはその組み合わせでバッチリだ
と思うんだすがな」
「いや、ネネちゃんがキミカちゃんと一緒に
戻ってきたということは二人組む気だぞ。
間違いないよ。もとめ先生もその覚悟だって」
「おー、そうかもしれないだすな。
だば、やばいじゃないだすか」
ふうたに言われて、たまおの顔色が変わったのだった。
(続く)
すると、
たまおが、
「わかっただすが、
少し二人だけで話したいだすから、
30分だけ時間をいただけないだすか」
と言ったので、
校長は嬉しそうに二人の手を握ると、
「わかった。
頼んだぞ。
わしはそうだな?
ふうたくんの部屋で待っておるから、
鍵を貸してくれるかな」
と言って、
ふうたから鍵を借りると、
「よろしく頼むよ」
と言って、
たまおの部屋を出ていった。
「ふー、困ったことになったな」
「いや、チャンスだすよ。
これで、
みはるは追い出せるだすよ。
要は、
みはるとネネちゃんを帰させる作戦を
立てればいいんだす」
「結論はそうだろうけど、
そう簡単に行くか?」
「僕にいい考えがあるんだすよ」
「本当か?」
「だすが、
この作戦のポイントはだすな。
みはる、ネネちゃん組、
永久、キミカちゃん組に分けて
対決させることなんだす。
そこで、
ふうたの知恵を借りたいんだすよ」
たまおが少しだけにやけて言うと、
「それが一番難問なんじゃないか?」
ふうたは逆に渋い顔をしてそう言った。
「力量的にはその組み合わせでバッチリだ
と思うんだすがな」
「いや、ネネちゃんがキミカちゃんと一緒に
戻ってきたということは二人組む気だぞ。
間違いないよ。もとめ先生もその覚悟だって」
「おー、そうかもしれないだすな。
だば、やばいじゃないだすか」
ふうたに言われて、たまおの顔色が変わったのだった。
(続く)