レイジーなガキ

小説、コミカルミステリー?下品なので要注意。カミサン伝説研究中。真面目に読んでも考えてもまして怒ってはいけません。

新第3弾ゾンビ校長編「たまおとふうたの作戦会議」改

2010-09-19 10:45:23 | 小説
新第3弾ゾンビ校長編「たまおとふうたの作戦会議」改

 すると、
 たまおが、
 「わかっただすが、
少し二人だけで話したいだすから、
 30分だけ時間をいただけないだすか」
と言ったので、
 校長は嬉しそうに二人の手を握ると、
 「わかった。
 頼んだぞ。
 わしはそうだな?
 ふうたくんの部屋で待っておるから、
鍵を貸してくれるかな」
と言って、
 ふうたから鍵を借りると、
 「よろしく頼むよ」
と言って、
 たまおの部屋を出ていった。
 


 「ふー、困ったことになったな」
 「いや、チャンスだすよ。
 これで、
 みはるは追い出せるだすよ。
 要は、
 みはるとネネちゃんを帰させる作戦を
立てればいいんだす」
 「結論はそうだろうけど、
 そう簡単に行くか?」
 「僕にいい考えがあるんだすよ」
 「本当か?」
 「だすが、
 この作戦のポイントはだすな。
 みはる、ネネちゃん組、
 永久、キミカちゃん組に分けて
対決させることなんだす。
 そこで、
 ふうたの知恵を借りたいんだすよ」
 たまおが少しだけにやけて言うと、
 「それが一番難問なんじゃないか?」
 ふうたは逆に渋い顔をしてそう言った。
 「力量的にはその組み合わせでバッチリだ
と思うんだすがな」
 「いや、ネネちゃんがキミカちゃんと一緒に
戻ってきたということは二人組む気だぞ。
 間違いないよ。もとめ先生もその覚悟だって」
 「おー、そうかもしれないだすな。
 だば、やばいじゃないだすか」
 ふうたに言われて、たまおの顔色が変わったのだった。
(続く)

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