新作ディープ(?改)アユメ編39「10年前の真実8」
おちたは、
くそたがおちたの目を見つめたとたん、
すぐ目をそらした。
すると、
木太郎は、
「おちた、
今まで逃げていたのは、
動機が不純というだけじゃないんだろう?」
と言って、
鼻をほじった後、
「まあ、それはいいや。
でも、
動機不純の計画的殺人者には
罰を受けてもらわないといけないな」
と
何を考えたのか、
そんなことを言い出した。
「木太郎、罰って何だよ。
せっかく、
いいところまでいったのに」
と
くそたが言いかけると、
木太郎はくそたの耳元で何か囁いた。
すると、
「あー、なるほど、
こいつは二つの罪を犯しているワケだからな」
と
くそたも少し恐い顔をしておちたを睨んだ。
「ふたつ?
俺はひとつだけだけど...」
おちたは、
今までと二人の態度が急に変わったので、
おどおどし始めた。
「おちたにはやっぱり自覚がない。
よし!
これから裁判にかける。
自分で自分だけは特別に悪い
と言い出したんだから覚悟しろよな」
と
木太郎は珍しく恐い顔をして、
おどおどするおちたを睨んだのだった。
(続く)
おちたは、
くそたがおちたの目を見つめたとたん、
すぐ目をそらした。
すると、
木太郎は、
「おちた、
今まで逃げていたのは、
動機が不純というだけじゃないんだろう?」
と言って、
鼻をほじった後、
「まあ、それはいいや。
でも、
動機不純の計画的殺人者には
罰を受けてもらわないといけないな」
と
何を考えたのか、
そんなことを言い出した。
「木太郎、罰って何だよ。
せっかく、
いいところまでいったのに」
と
くそたが言いかけると、
木太郎はくそたの耳元で何か囁いた。
すると、
「あー、なるほど、
こいつは二つの罪を犯しているワケだからな」
と
くそたも少し恐い顔をしておちたを睨んだ。
「ふたつ?
俺はひとつだけだけど...」
おちたは、
今までと二人の態度が急に変わったので、
おどおどし始めた。
「おちたにはやっぱり自覚がない。
よし!
これから裁判にかける。
自分で自分だけは特別に悪い
と言い出したんだから覚悟しろよな」
と
木太郎は珍しく恐い顔をして、
おどおどするおちたを睨んだのだった。
(続く)