里山人雑記

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身近な鳥 エナガ

2020年02月04日 21時31分16秒 | Field Note<観察>
さて今日は、昨日の予告通りエナガを。
巷ではシマエナガが人気のようですが、シマエナガは北海道に生息する亜種。
私の地元熊本では、観察することができません。
しかし!いるんです!ここにも亜種エナガが。
すっきりとした雪だるまのようなシマエナガとは姿が少し異なりますが、シマエナガと同じく小さな白い野鳥です。
こんな姿。

エナガ Aegithalos caudatus
全体的に白っぽい姿、そして体に対して長めな尾羽が特徴的。
指、というか爪も長く見えますね。細い枝から太い枝、木の幹にまで器用につかまり、時には枝にぶら下がるような姿勢をとりながら、縦横無尽に飛び回っていました。

↑この模様、目の上側にある黒い帯状の模様は、エナガにあってシマエナガにはありません。
見かけ上の決定的な違いは、このあたりでしょうか。

今回観察できたエナガたち、メジロの観察中に、こちらに気づいていないのか気にしていないだけなのか、すごく近くまで近づいてきてくれました。
ちょろちょろ動き回りつつ、しきりに採餌、ときどき羽繕い。動きが速いので観察するのにはコツがいりますが、目を凝らして観察すると、何気なく見ているだけでは気づかなかった行動も見えてきます。身近な鳥でも、一度足を止めて、じっくり観察してみると楽しいかも。

そうそう、エナガって、地元ではとても身近な鳥なんです。公園にも現れるほど。
見ている限りでは、1個体で動いていることはあまりなく、集団で動いていることが多い印象。
木々の中を、小さく尾の長く見える鳥たちがうろちょろしていたら、それはエナガかもしれません。
身近なところでも、ちょっと注意して探してみると、見られるかもしれませんよ~。

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もう何枚か撮ったのですが、それは後日。
え、だって、更新するネタとっときたいし…
片手間とはいえ、毎日更新ってけっこう気合がいるもので…笑