『ラブソファに、ひとり』 石田衣良

2015年03月24日 20時28分04秒 | 石田衣良
「今すぐ、誰とでもいいから、結婚したい―身体を内側から焼くような強烈な願望。でも、相手がもっている数字や条件をいくら積みあげても、人を好きになることはできない―予期せぬときにふと落ちる恋の感覚、加速度をつけて誰かに惹かれていく目が覚めるようなよろこび。運命は、わからないからこそ、素晴らしい。臆病の殻を一枚脱ぎ捨て、あなたもきっと、恋に踏みだしたくなる―当代一の名手が紡ぐ、極上恋愛短篇集! 」(BOOKデータベースより)

石田衣良さんの短編恋愛小説です。
全9作品で、どれも説明するとすぐに全部書いてしまいそうなくらいさくっと読める作品。
石田衣良さんの恋愛小説を読んでいると、よくよく女性のほうからセ○○スを誘っているのですが、世の中の女子たちはそうなんですかね?

それはさておき、石田さんの作品のすごいところは色の形容の仕方でしょう。
「熟れた果実のように深みのある赤」(12ページ)
「マフラーは萌えるようなグリーン」(137ページ)

石田さんに色のネーミングをしてもらえば、世の中の色は100万種類を超えるでしょう。

そんな小説を、ラブソファに、ひとり、寝そべって読みました。
さみしいなんて、言わせないよ絶対。

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