葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

草彅君からの花

2006年03月03日 | 温かな人々
ある若い娘さんが亡くなりました

その娘は草彅君のファンでした



若くしてなくなったので

お母さんはとても悲しみました

とても深い深い悲しみでした

いつも思うのですが

葬儀屋はとても無力です

悲しみを止めることも 何かをしてあげることも出来ません


なくなった次の日には御通夜にしようといわれましたが

少し 日を空けたほうがいいと 僕はそのお母さんにいいました


深い悲しみの別れは 時間を置くことで

少しだけ和らぐかもしれないから

ゆっくりお別れをしてもらうように言いました

そんなこんなで


何日かたって

打ち合わせに伺うと


お母さんと家族の人は涙を流しながら


「佐藤さん、草彅君から直接電話があったのよ」

「娘が大好きだった草彅君から電話があってね

私たちを慰めてくれて、

お葬式にはいけないけれど、花を出させてもらうって

きっとあの子も喜んでくれるてるわ」

そういって、わんわん泣いてました


僕は基本的に芸能人も芸能界も嫌いだけれど

草彅君はとてもいいやつなんだと

思いました

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葬儀のコツをおしえます葬儀・葬式・密葬の佐藤葬祭
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