葬儀屋日記 byノブアキ

つれづれなる葬儀屋さんの日記です

接客ついての考察 その14 接客が全てを解決するわけではない

2011年12月15日 | 接客

 

 

ある、葬儀屋さんの話をしましょう

そこの社長さんは、社長さんから社員にいたるまで

いつもお客様に優しく、心地よいサービスを標榜しており

実際に人柄もよく、お客様にも喜んで頂いてもらったようです

しかし、経営的にみると万年赤字、銀行からの借り入れを繰り返し

なんとかかんとか、商売をつづけている状態です。

もちろん、社長の給料は無し同然。

 

いつも、赤字だ・・借り入れがと言っていました

 

果たしてこの会社は、サービスが悪かったのでしょうか?接客がわるかったのでしょうか?

 

僕が見た限り、答えは一つでした

 

「値段の付け方がおかしい」

 

同じ業界にいますので、どの程度粗利益を出さないと持たないかは分かっています

その社長さんは人が良すぎて、値段を適正よりかなり安く言っていました。

 

景気が良いころは、それでも高額な商品も売れる時があり

なんとか持っていたようですが、不景気が続きお客様がみな低価格葬を選らぶようになると

廃業してしまいました。

 

このように、接客がよくても上手く行かない場合もあるので

接客を考える上で、接客を過信しすぎないようにすることも非常に大切なのです

 


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