ある、葬儀屋さんの話をしましょう
そこの社長さんは、社長さんから社員にいたるまで
いつもお客様に優しく、心地よいサービスを標榜しており
実際に人柄もよく、お客様にも喜んで頂いてもらったようです
しかし、経営的にみると万年赤字、銀行からの借り入れを繰り返し
なんとかかんとか、商売をつづけている状態です。
もちろん、社長の給料は無し同然。
いつも、赤字だ・・借り入れがと言っていました
果たしてこの会社は、サービスが悪かったのでしょうか?接客がわるかったのでしょうか?
僕が見た限り、答えは一つでした
「値段の付け方がおかしい」
同じ業界にいますので、どの程度粗利益を出さないと持たないかは分かっています
その社長さんは人が良すぎて、値段を適正よりかなり安く言っていました。
景気が良いころは、それでも高額な商品も売れる時があり
なんとか持っていたようですが、不景気が続きお客様がみな低価格葬を選らぶようになると
廃業してしまいました。
このように、接客がよくても上手く行かない場合もあるので
接客を考える上で、接客を過信しすぎないようにすることも非常に大切なのです