今年に入ってワインの試飲会いくつ行ったでしょうか?10は軽く超えていますね、振り返るとよく足を運んだものだと我ながらアッパレです!
まだまだこれからも続くのでが、これまでで印象深かったのが、スペインワインがほんとうにグレイドアップしたなぁということ。これは私だけでなく試飲会の参加者さん達があちこちで言っていた感想でもあります。
スペインワインの固有品種テンプラニーリョはオーストラリアのシラーズ同様、私がまだワイン入門したばかりのころから好きだった品種ですが、ひところ前までは同じ銘柄でもヴィンテージにより味わいが違ってしまったり(酸味が突出してバランスが崩れてしまうなど・・・)安定度に欠けていたり、高価な割りに味わいが今ひとつだったりと、ハズレも結構あったんです。
それが、低価格帯のものからほんとうに美味しく飲めるようになりましたし、マイナーな地方の質の向上にはほんとうに驚きの連続!です。
居酒屋さんでもスペインワイン取り扱うお店が多くなったように思いますし、お客様からもスペインワインありませんか?とよく聞かれます。やはり、それだけ飲食店さんでも出回っているのでしょう。
今回はリオハ、まさしくスペインの銘醸地から、非常に洗練されたエレガントさを感じるお手本のようなスペイン赤(品種はもちろんテンプラニーリョ)をご紹介いたしますね
<スペイン・リオハ>マルケス・デラ・コンコルティア・リオハ 2009 750ml ¥1,480
甘いチェリー、ブラックベリー、新樽由来のヴァニラ、ほのかにチョコの香、甘味と酸味のバランスよく、タンニンも柔らかくほどよいボリュームのまろやかな口当たりが魅力!さすがリオハ!リーズナブルクラスでも品性の感じられる味わいです
テンプラニーリョのレッドーベリーや花を思わせる華やかなイメージに新樽によるモダン的な要素が加わったような、でも樽香もしつこくなく上品でバランスをキープ・・・伝わってます?私のコメント・・・ とにかくぜひお試しください